社会貢献活動『木望の未来プロジェクト』2016年度活動報告 間伐材による小学校学習机の天板を、7年間で11,062枚寄贈
2016年度は全国13校で計1,166枚の天板を交換
木造注文住宅を手がける株式会社アキュラホーム(本社:東京都新宿区、社長:宮沢俊哉)とグループ会社のオカザキホーム(本社:愛知県岡崎市、社長:井草健二)は、木の家を提供する企業として、子どもたちに木の素晴らしさを伝える「木望(きぼう)の未来プロジェクト」を実施しています。
本活動は2010年より開始し、2016年度までに間伐材(※1)で製作した小学校学習用机の天板計11,062枚を寄贈しました。
本活動は2010年より開始し、2016年度までに間伐材(※1)で製作した小学校学習用机の天板計11,062枚を寄贈しました。
木望の未来プロジェクトは、次代を担う子どもたちへ「森のすごさ」「木の素晴らしさ」「物づくりの楽しさ」の理解を深めてもらうことを目的に実施しています。間伐材を加工し製作した小学校学習用机の天板(以下 天板)を小学校に寄贈し、当社大工が古い天板と交換しておりますが、2016年度は計1,166枚の天板を寄贈しました。多くの小学校で出張授業「ふれあい授業」を行い、講演やカンナがけ体験などを通じて森林の大切さなど自然環境を学び、木材に直接触れることで木の温もりを知る機会としています。
間伐材を加工し製作した小学校学習用机の天板交換
天板交換前の机
天板交換後の机「木ごころ机」
天板を交換した机は「木ごころ机」と名づけています
出張授業「ふれあい授業」
反射する文字を見る生徒達。
本活動は当社拠点近隣にある小学校を対象に、地域に密着したかたちで実施しています。2011年にはキッズデザイン賞を受賞、2012年にグッドデザイン賞「ベスト100」に選出され、今回で7年目を迎えました。今後も活動を通して地域の豊かな社会形成に貢献するとともに、子どもたちへは木の魅力や地球環境保全についての知識を深めてもらえるよう努めてまいります。
※1 間伐材:森林の木が成長するため間引き(木々の間隔を広くするため一部の木を伐採)された木材
■ 木望の未来プロジェクト2016年度活動
・13の小学校で計1,166枚の天板を交換し、10校でふれあい授業を実施
実施地域:埼玉県熊谷市、川越市、越谷市、東京都武蔵野市、千葉県我孫子市、白井市、
神奈川県座間市、静岡県浜松市、愛知県岡崎市、大阪府大阪市、
兵庫県加古川市、岡山県倉敷市、広島県東広島市、
※一部中学校でも実施しております。
■ 天板に“間伐材”を採用する理由
日本は国土の67%が森林に覆われ、そのうち4割は人工林です。人工林の役割は木材を採ること以外にも、水源確保、自然災害防止、地球温暖化防止など多岐に亘りますが、昨今人工林の間伐が行われず荒廃が進んでいます。理由としては、間伐材※は細く未成熟材のため主伐材よりも用途が限られることや、安価な輸入木材が多く出回ることによって需要が減少していることが挙げられます。木を扱う当社はこうした状況を踏まえ、間伐材を積極的に採用することによって環境保全の一助となればと考えています。
■ ふれあい授業活動一例
【東広島市立高屋西小学校ふれあい授業】
当社社員が講師となり、「木育ノート」をもとに森林と間伐の必要性や木の良さについて紹介。その後は、児童全員がカンナがけを体験。初めて使うカンナを一生懸命力を込めて削る子供、カンナくずの木の香りを楽しむ子供、削ったあとの鏡の様な材を見て喜ぶ子供の姿が印象的でした。
場 所: 高屋西小学校(広島県東広島市)
対 象: 4 年生 108 名
実施内容: 森林の大切などを伝える講演、カンナ掛け体験
使用教材: 木育ノート(出版: 財団法人 日本木材総合情報センタ-)
※大阪市三国小学校で行われたふれあい授業の様子
間伐材を加工し製作した小学校学習用机の天板交換
天板交換前の机
天板交換後の机「木ごころ机」
※生活の様々な場面で“木を大切にする気心”を伝えたいという思いから
天板を交換した机は「木ごころ机」と名づけています
出張授業「ふれあい授業」
※カンナで薄く削られた後の木は、鏡のようになり、文字が反射して見えます。
反射する文字を見る生徒達。
本活動は当社拠点近隣にある小学校を対象に、地域に密着したかたちで実施しています。2011年にはキッズデザイン賞を受賞、2012年にグッドデザイン賞「ベスト100」に選出され、今回で7年目を迎えました。今後も活動を通して地域の豊かな社会形成に貢献するとともに、子どもたちへは木の魅力や地球環境保全についての知識を深めてもらえるよう努めてまいります。
※1 間伐材:森林の木が成長するため間引き(木々の間隔を広くするため一部の木を伐採)された木材
■ 木望の未来プロジェクト2016年度活動
・13の小学校で計1,166枚の天板を交換し、10校でふれあい授業を実施
実施地域:埼玉県熊谷市、川越市、越谷市、東京都武蔵野市、千葉県我孫子市、白井市、
神奈川県座間市、静岡県浜松市、愛知県岡崎市、大阪府大阪市、
兵庫県加古川市、岡山県倉敷市、広島県東広島市、
※一部中学校でも実施しております。
■ 天板に“間伐材”を採用する理由
日本は国土の67%が森林に覆われ、そのうち4割は人工林です。人工林の役割は木材を採ること以外にも、水源確保、自然災害防止、地球温暖化防止など多岐に亘りますが、昨今人工林の間伐が行われず荒廃が進んでいます。理由としては、間伐材※は細く未成熟材のため主伐材よりも用途が限られることや、安価な輸入木材が多く出回ることによって需要が減少していることが挙げられます。木を扱う当社はこうした状況を踏まえ、間伐材を積極的に採用することによって環境保全の一助となればと考えています。
■ ふれあい授業活動一例
【東広島市立高屋西小学校ふれあい授業】
当社社員が講師となり、「木育ノート」をもとに森林と間伐の必要性や木の良さについて紹介。その後は、児童全員がカンナがけを体験。初めて使うカンナを一生懸命力を込めて削る子供、カンナくずの木の香りを楽しむ子供、削ったあとの鏡の様な材を見て喜ぶ子供の姿が印象的でした。
ふれあい授業の様子
カンナ掛けの様子
日 時: 2015年2月6日(金) 9:30~11:50
場 所: 高屋西小学校(広島県東広島市)
対 象: 4 年生 108 名
実施内容: 森林の大切などを伝える講演、カンナ掛け体験
使用教材: 木育ノート(出版: 財団法人 日本木材総合情報センタ-)
※木育ノート
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