PIXTA×株式会社ミライロ「働く障害者イメージ素材」約1,000点の販売を開始

ビジュアルイメージから障害者雇用促進を目指す

ピクスタ

ピクスタ株式会社(東京都渋谷区 代表取締役社長:古俣大介、東証マザーズ:3416、以下「ピクスタ」)が運営する、写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」( https://pixta.jp )は、障害のある当事者の視点を活かし、ユニバーサルデザインのコンサルティング事業を展開する株式会社ミライロ(大阪府大阪市 代表取締役社長:垣内俊哉、以下「ミライロ」)監修のもと、「働く障害者のイメージ素材」を制作し、写真・イラスト合わせて約1,000点の障害者関連素材を「日本ユニバーサルマナー協会監修素材」として販売いたします。

監修付き素材の制作・販売は、PIXTAでは初となります。本取組みにより、障害者雇用に課題感のある企業や自治体が、時代ニーズに合った正しい素材を安心して購入・活用できる機会を増やしていきます。

■「働く障害者イメージ素材」制作の背景

障害者の法定雇用率の引き上げや、公的機関における障害者雇用の水増し問題を受けて、障害者が働きやすい環境づくりや、障害者の雇用促進が、各企業や自治体で進んでいます。

しかし、積極的に取組みを実施したいと考える企業が多い一方で、WEBサイトやパンフレットなど、募集・PR媒体に使える素材が不足しているのが現状です。自社で撮影をし、素材調達をする場合、障害のある当時者からすると違和感のある被写体やシーンになっていることもあり、企業の障害者への理解や配慮が欠如しているというイメージダウンにつながる可能性があります。また、フリー素材の購入にあたっても、「介護色の強い」「ネガティブな」イメージを持つ素材が多く、障害者にとってポジティブなイメージを持つことができるものが少ない状況がありました。

今回、ユニバーサルマナーのプロ講師やユニバーサルデザインのソリューションに強みを持つミライロが素材の監修をすることで、障害のある当事者から見てもシーンや被写体が適切、かつ時代のニーズに合った、ポジティブなイメージのある素材の制作・販売が可能となりました。
 

  • 障害者に関する取組みを行う企業の声
    <広告代理店>
    PR用のWEBサイトやイベントを提案する機会も増えているが、思いはあっても予算の低い企業では、障害のある方に関連する素材を新たに撮影したりすることができず、やむをえずフリー素材を使うことがあった。お客様に提案するものなので、しっかりと監修されているものがあるのはありがたい。

    <地方自治体>
    「障害があってもできる仕事ではなく、障害があるからできる仕事」について、模索している。そういった障害者の活躍をPRしていくために使える素材があるのはありがたい。

    <スーパーマーケットチェーン>
    障害のあるお客様への案内ページで使用したい。介護に関する写真素材は多いが、接客にも使える、イメージの明るい写真はなかなか無いのでありがたい。

    <地方電力会社>
    障害者雇用にあたって、雇用の体制は年々社内で整っていたが、採用ページは文字だけで、あまりイメージが湧かないことが課題であった。これまでハローワークなどに頼っていたが、自社WEBページでも魅力的な情報を発信したかった。イキイキと働いている障害者が社内では多いものの、顔出しNGな人が多く、写真は撮影できない。当事者から見て違和感のある作り物の素材を置いてしまうと、企業の障害者への配慮や理解が適切にできていないということになってしまうので、そのリスクが少ない素材はありがたい。


■監修素材のこだわり

素材制作にあたっては、まず、PIXTAクリエイターを対象に、ミライロの「ユニバーサルマナー講座」を実施し、障害に関する正しい知識や社会で求められる素材についての理解を深めました。
その上で、写真素材については、ミライロ監修のもと合同撮影会を実施。自走用車椅子、白杖、点字ディスプレイ、音声認識ソフトなど、アクティブに働く障害者が勤務中に使用する機材を用いた撮影の他、社会福祉法人 日本介助犬協会の協力のもと、介助犬(PR犬)とのビジネスシーンも撮影をし、リアリティにこだわった素材を取り揃えました。イラスト素材については、PIXTAクリエイターが制作した素材をミライロが全て監修し、審査に通った厳選素材を販売いたします。

監修素材約1,000点は、PIXTA上の特設ページにて販売をいたします。 
URL:https://pixta.jp/mirairo

■今後の展望

障害者のイキイキと充実した人生や活躍する姿を、写真・イラスト素材を通して伝え、障害者雇用をポジティブに捉えられる企業や自治体を増やすことに貢献していきます。
企業や自治体が「日本ユニバーサルマナー協会監修素材」を使用することで、障害者雇用のPR促進、ひいては、障害者が自分にあった職場を選ぶことのできる社会の実現に寄与していきたいと考えています。

■株式会社ミライロについて

株式会社ミライロは、障害を価値に変える「バリアバリュー」を理念とし、ユニバーサルデザインのコンサルティング事業を展開しています。施設や建物の設計コンサルティング、高齢者や障害者への向き合い方を学ぶ「ユニバーサルマナー検定」、障害者専門の調査サービス「ミライロ・リサーチ」、バリアフリー地図アプリ「Bmaps(ビーマップ)」の企画開発などを行っています。2018年、Japan Venture Awards2018 最高位「経済産業大臣賞」を受賞しました。

■PIXTAについて

「PIXTA」はプロ・アマチュア問わず誰もが自ら制作した写真・イラスト・動画・音楽をインターネット上で売買できるデジタル素材のマーケットプレイスとして2006年5月に開設されました。あらゆるジャンル、媒体のクリエイティブを支える豊富なイメージ画像・動画・音楽を取り揃え、日本を中心に、アジア各国の生活・文化にそった豊富なアジア素材が特徴です。 現在は、英語、簡体字、繁体字、タイ語、韓国語に対応し、アジアのクリエイティブ制作分野の人々から高い支持を受けています。

■PIXTA
(日本語版)         https://pixta.jp
(英語版)    https://www.pixtastock.com
(中国語簡体字版)https://cn.pixtastock.com
(中国語繁体字版)https://tw.pixtastock.com
(タイ語版)         https://th.pixtastock.com
(韓国語番版)  https://kr.pixtastock.com
*決済対応通貨:日本円、USドル、台湾ドル、タイバーツ、韓国ウォン

■ピクスタ株式会社 会社概要

社 名:ピクスタ株式会社(東証マザーズ:3416)
設 立:2005年8月25日
所在地:東京都渋谷区渋谷2−12−19 東建インターナショナルビル5F
TEL:03-5774-2692 FAX:03-5774-2695
資本金:310,261千円(2018年12月末時点)
代表取締役社長:古俣 大介
URL:https://pixta.co.jp/
事業内容:デジタル素材のオンラインマーケットプレイス「PIXTA」の運営
     出張撮影マッチングサービス「fotowa」の運営
     芸術家支援プラットフォーム「mecelo」の運営
支 店:日商匹克斯塔圖庫股份有限公司台湾分公司(英文名:PIXTA INC. TAIWAN BRANCH)
子会社:スナップマート株式会社
    Topic Images Inc.
    PIXTA ASIA PTE. LTD. 
    PIXTA (THAILAND) CO., LTD.
    PIXTA VIETNAM CO., LTD.

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会社概要

ピクスタ株式会社

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URL
http://pixta.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2丁目21−1 渋谷ヒカリエ 33階 JustCo Shibuya Hikarie
電話番号
03-5774-2692
代表者名
古俣 大介
上場
東証グロース
資本金
3億3243万円
設立
2005年08月