引越経験者に聞いた引越行動調査 2023
春の引越シーズンも終わり、ここ約一年以内の引越経験者に引越後に感じたことや引越当日の行動などの『引越実態調査』を実施!
引越業者に依頼した引越作業の料金やサービスに関する質問に加え、引越前後のご近所のご挨拶や引越当日の食事などに関する質問を通じて、引越をする人の今の考えや行動が明らかになりました。
引越時に70%以上がご近所へ挨拶 また半数は手土産を持参
引越業者の有料オプションサービスで最もニーズが高かったのは「荷造り」
あらかじめ新居のレイアウトを決めていた人も引越後にレイアウトが気になると90%が回答
引越当日の食事の用意は「出前・デリバリー」で手配する人が一番多い結果に

1 .引越業者に依頼した引越について 引越費用が想定よりも高くなったと約70%の人が回答 ◆引越費用が想定より「高くなった」30.5 % 、「少し高くなった」38.8 % 計69.3 % 引越業者の有料オプションサービスで最もニーズが高いのは「荷造り」のサービス ◆実際に使った有料サービス 1位「荷造り」43.1 % 、2位「ダンボール回収」41.9 % ◆利用すればよかった、利用したかったサービスは 1位「荷造り」34.3% 、2位「荷解き」28.7 %と いうことから引越の準備や片付けに苦労があったことが見受けられる 2 . 新居でのレイアウトについて 新居のレイアウトを決めていた人は67% 、ほぼ予定通りにできたと半数以上が回答 ◆新居のレイアウトは67% の人があらかじめ決めており、そのうち半数以上の人は、 ほぼ予定通りにレイアウトできている結果となった ◆しかし、あらかじめレイアウトを決めていた人でも、60%以上が後にレイアウトやインテリアが 気になったので変更している実態が明らかに 3 .引越時の食事について 引越当日、食事の用意で最も多いのは「出前・デリバリー」 ◆引越当日の食事の用意は、1位「出前・デリバリー」27.7% 、2位「外食」23 .7% ◆さらにインスタントや冷凍食品を利用するなどして、家で食事をする人は合計で73 .1% 4 .ご近所への引越の挨拶について 70% 以上がご近所に挨拶をし、新居での挨拶には半数以上が手土産を持参 ◆引越時に新居・旧居のいずれか、もしくは両方のご近所へ挨拶をする人が75.7 % ◆新居でご近所挨拶に手土産を持参する人は5 0 . 4 %と旧居での手土産を持参する人より多いが 手土産の平均予算は、新居での挨拶よりも旧居での挨拶のほうが高い |
1 .引越業者に依頼した引越について
引越費用が想定よりも高くなったと約70%の人が回答
引越業者に依頼をして引越を行なった394 名( 65.7% )のうち、引越にかかった費用について、想定していた金額より「高くなった」と答えた人は30.5 % 、「少し高くなった」と答えた人は38.8%と、合計で69.3% の人が当初の想定よりも引越費用が高くなったと回答しました。なお、家族の引越よりは単身の引越、県内での引越よりは県外への引越のほうが、想定よりも高くなったと回答する人が多い傾向となりました。
引越業者の有料オプションサービスで最もニーズが高いのは「荷造り」のサービス
引越業者の有料オプションサービスのうち、最も多く利用されたのは「荷造り」で43.1% 。次いで「ダンボールの回収」41.9 % 、「エアコンの取外し・取付/ 洗濯機の接続」39.6%となりました。
なお、引越当日までにやっておけばよかったと思ったことを自由回答で質問したところ、「仕分けをして荷造りをする」「荷造りが終わらなかった」など「荷造り」に関することが最も多く見られ、利用すればよかった有料オプションサービスを質問したところ、やはり「荷造り」が最も多く選ばれており、引越においては「荷造り」をどううまく進めるかが重要なポイントとなることがわかります。
2 . 新居でのレイアウトについて
新居のレイアウトを決めていた人は67% 、ほぼ予定通りにできたと半数以上が回答
新居のレイアウトをあらかじめ決めていた人は67%で、そのうちの54.5%の人が思い通りにレイアウト(80%以上の完成度)ができたと回答しました。また引越後に、自宅のレイアウトやインテリアで気になった箇所があると答えた人は53.5%で、レイアウトを決めて引越した人であっても90%の人が気になっており、62.9%が引越後にテレビやソファー、ベッドの配置など使い勝手や生活導線の改善のためにレイアウト変更をしていることがわかりました。
3 .引越時の食事について
引越当日、食事の用意で最も多いのは「出前・デリバリー」
引越当日の食事の用意について聞いたところ、「出前・デリバリー」が27.7%で最も多く、次いで「外食」23.7%となりました。「出前・デリバリー」に加え、「インスタント食品を利用」20.0% 、「冷凍食品を利用」18 .2% 、「食材を購入して料理」7.2%を合計すると73.1% の人が引越当日は自宅で食事をしていたことがわかりました。
4 .ご近所への引越の挨拶について
70%以上がご近所に挨拶をし、新居での挨拶には半数以上が手土産を持参
新居または旧居のご近所へ引越の挨拶をした人の割合は、合計で75.7%となりました。そのうち「新居のみ挨拶した」が最も多く37.7% 。次いで「どちらも挨拶した」が22.2% 、「旧居のみ挨拶した」が15.8%となり、どちらかというと新居のご近所に挨拶する人のほうが多いことがわかります。
また引越先が戸建てかマンションか、持ち家か賃貸かによっても比較してみると新居がマンションの人よりも戸建ての人のほうが、新居が賃貸の人よりも持ち家の人のほうが、ご近所に挨拶する人が多い傾向となりました。
さらに子どもの有無で比較をしてみると、子どもがいない人よりもいる人のほうが、ご近所に挨拶する人が多い比率となりました。
小さなお子さんがいる場合など、新天地で家族含め、コミュニケーションを取りたいという傾向の表れかもしれません。
また挨拶の際に手土産を持っていった割合は、旧居での挨拶は40.8% 、新居では50.4% と新居での挨拶時のほうが手土産を持参する割合が高くなりました。
なおその手土産の種類や1つあたりの金額を聞いたところ、お菓子や生活雑貨( 洗剤・タオルなど)などが多く、旧居での挨拶の手土産は平均2242.73円となったのに対して、新居での挨拶の手土産は平均1410.5円となりました。これまでお世話になった、関わりのあった人への感謝の気持ちが金額差に現れているのかもしれません。
<引越経験者に聞いた引越行動調査 2023 調査概要>
【調査方法】インターネット調査
【調査対象者 】2022年2月~2023年4月の間で引越をした全国20代~40代の男女
【調査期間】600名
【調査時期】2023年5月上旬
※本調査のグラフ構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100%とはなりませ ん。

「0123引越文化研究所」とは アート引越センター株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長: 寺田 政登)は、昨今の社会情勢の変化に合わせ、自社のシンクタンクである『0123引越文化研究所』をリニューアルいたしました。 0123引越文化研究所は、「引越」を生活文化の側面からとらえたさまざまな研究活動を推進するとともに、「引越」に限らず、さらに幅広い分野において「人・夢・暮らし」についての情報収集、研究分析活動などを多様な角度からおこなっていきます。 具体的には、アンケート活動を主体とした実態調査、消費傾向や関心事、現状の問題点などの把握と分析などに幅広く取り組んでいきます。 調査・研究結果については、アートグループの取り組む多様な生活サービスの質的向上に活かされるだけでなく、みなさんに有意義に役立てていただけるよう、広く社会還元を図ってまいります。 |
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