東南アジアでの細胞バンク事業展開に向け、シンガポールに「細胞処理センター・細胞保管センター」が完成
日本国内で培った知見を活かし、事業開始に向けた体制整備が最終段階へ
株式会社ステムセル研究所(東京都港区、代表取締役社長 清水崇文、以下「当社」)は、当社シンガポール拠点「STEMCELL INNOVATIONS PTE. LTD.」において、最先端の設備を導入した細胞処理センター・細胞保管センター(Cell Processing Center and Cell Cryopreservation Center)が完成したことをお知らせいたします。
当社は、日本国内において将来の医療利用に備えたさい帯・さい帯血等を保管する細胞バンク事業を展開し、1999年の設立以来、品質管理および保管・運営に関するノウハウを蓄積してまいりました。現在、この知見をもとに、成長が見込まれる東南アジア市場において事業基盤の構築を進めております。シンガポールは当社が東南アジア展開の中核拠点と位置付ける国であり、今回の細胞処理センター・細胞保管センターの完成により、現地での運営体制の整備は最終段階に入っております。今後、シンガポール保健省(MOH)に申請中のライセンスを取得後、事業を開始する予定です。





1.東南アジア進出の背景
東南アジアのさい帯血バンキング市場は高い成長が見込まれており、市場規模は2024年の約3.16億米ドルから2032年には約10.9億米ドルへ拡大、年平均成長率は約16.8%に達するとされています。背景には、幹細胞治療への関心の高まり、予防医療意識の向上、所得水準の上昇に伴う中間層の拡大、医療インフラ整備の進展などがあります※。当社は、日本国内において99%の市場シェアを誇り、国内での実績をもとに東南アジア市場への参入を進めております。なかでもシンガポールは、同地域におけるさい帯血バンキング市場を牽引する国とされ、高度な医療インフラ、安定した規制環境、国際医療ハブとしての優位性を有しています。今後、インドネシアおよびベトナム等の周辺国においても細胞バンク事業の拡大を目指してまいります。
※出典:Credence Research(https://www.credenceresearch.com/report/south-east-asia-umbilical-cord-blood-market)
2.細胞処理センター・細胞保管センターの概要
2023年に完成したグリーンマーク認証ビルであるMapletree Hi-Tech Park(Kallang地区)内に位置し、約450㎡の施設面積を有しています。周辺は日系企業を含む先端企業が集積する産業エリアであり、研究開発・先端医療関連事業との親和性が高い環境です。本施設は、日本で培った品質管理体制を基盤に、設備および運営体制を整備しております。
-
ISO基準に基づくクリーンルームを設置
-
微粒子および微生物管理に関する厳格な基準に対応
-
温度、湿度、液体窒素残量等を24時間体制で監視
-
日本国内CPCでも導入しているスマートダック(SMARTDAC+®)を採用し、機器および環境モニタリング体制を構築
-
データ管理およびトレーサビリティを強化
-
自家発電設備、電源バックアップ、防火体制等を含むBCP対応設計を採用
※本件が当社業績に与える影響は軽微であります。
会社概要
当社グループは「あたらしい命に、あたらしい医療の選択肢を。」をコーポレートスローガンに、産婦人科施設との強固なネットワークを活用し、再生医療・細胞治療を目的とした「さい帯」や「さい帯血」等の周産期組織由来の細胞バンク事業の展開及びそれらの細胞等を利用した新たな治療法の開発を行っております。そしてこの事業基盤をベースとして、再生医療やフェムテック等関連する領域での事業開発及び投資等による、グローバル&サスティナブルな成長と社会への貢献を目指しております。
設立年月日 : 1999年8月5日(東証グロース上場:7096)
資本金 : 7億480万円
代表取締役社長 : 清水 崇文(しみず たかふみ)
本社 : 〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-21-19 東急虎ノ門ビル2階
TEL/ホームページ : 03-6811-3230 / https://www.stemcell.co.jp/corporate/
グループ会社 : STEMCELL INNOVATIONS PTE. LTD.(シンガポール)、株式会社ミルケア
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
