「いぬ」が「かめ」に!? 一部が変わるだけで、別の文字・別の意味になる。タイポグラフィの面白さをしかけで表現する絵本『もじかけえほん かな?』発売!
「いぬ」の2文字。それぞれ上半分を書き換えると……「かめ」になった! 「どういうこと?」と思ったら、絵本を開いてみてください。
株式会社偕成社(出版社 本社:東京都新宿区 代表取締役社長:今村正樹)は、秀親さん・塚田哲也さんの2人組「大日本タイポ組合」による絵本『もじかけえほん かな?』を、2020年5月に刊行します。
- 一瞬で文字と意味が変わる! 感覚で感じる面白さ
タイポグラフィの面白さを感覚的に表した絵本、『もじかけえほん かな?』。一部のページが縦や横の半分サイズになっているという、単純なしかけながら、めくるとあっと驚く変化が起こります。
たとえば「さら」。
なんと、「もち」に早変わり! 左に描いてある皿の絵も、上にふくらんだ餅に変わっています。
このように、文字の上や下の一部、時には左右の一部を書き換えるだけで、まったく別の文字が出来上がり、意味も変わるのです。
『もじかけえほん かな?』では、作者の大日本タイポ組合のお二人が膨大な数の試作の中から選び抜いた、とっておきの言葉を収録しています。
- タイポグラフィは、子どもも大人も大好き! 何度見ても飽きない
大日本タイポ組合は、秀親さんと塚田哲也さんの二人組。グラフィックや装丁、パッケージデザインなどを数多く手がけています。
タイポグラフィの魅力は、年齢を問わず楽しめること。たとえば2018年、塚田哲也さんがツイッターで発信したこのツイートは、4.5万いいねと大きな話題となりました。
山手線の新駅「高輪ゲートウェイ」のカタカナ部分が、見事に「門」の字の配置におさめられています。
カタカナが入った駅名に賛否の声が上がっていた当時、カタカナのまま見た目を漢字一文字に見せたユーモアあるアイデアは、さまざまな年代の人々から注目されました。
『もじかけえほん かな?』は、こうしたユニークなタイポグラフィを子ども向けに単純化し、より広い年齢で、何度でも楽しめる形になって生まれました。ひらがなを勉強し始めたお子さんにもぴったりです。
工夫がこらされた楽しい一冊を、ぜひ貴媒体でご紹介ください。
- 書籍詳細
【著者紹介】
作:大日本タイポ組合
秀親と塚田哲也の2人で1993年に結成。文字を解体し、組み合せ、再構築することによって、新しい文字の概念を探る実験的タイポグラフィ集団。ロンドン、バルセロナ、東京で個展を開催。知育玩具『TOYPOGRAPHY』の制作も手がける。絵本に『なんでももじもじ』、作品集に『大日本字』がある。
【書籍詳細】
書名:もじかけえほん かな?作:大日本タイポ組合
定価:1200円+ 税
対象:4歳から
サイズ:21cm×21cm
ページ数:32ページ
ISBN コード:978-4-03-350030-0
発売日:2020年5月13日
◎偕成社HP書誌情報:https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784033500300
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