南海電鉄16駅の改札機で、実証実験を開始|#Visaのタッチ決済

4月3日(土)から「Visaのタッチ決済」利用開始、4月15日(木)から「南海デジタルチケット第1弾(時差通勤応援きっぷ)」発売

三井住友カード株式会社

 南海電気鉄道株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:遠北 光彦)、三井住友カード株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:大西 幸彦)、QUADRAC株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高田 昌幸)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:スティーブン・カーピン)は、Visaのタッチ決済とQRコードによる改札機の入出場の実証実験を行う旨を昨年12月に発表しましたが、このたび実施期間や実施駅など実証実験の詳細が決定しましたのでお知らせいたします。
 駅の改札でVisaのタッチ決済による利用区間の運賃支払いは国内初です。またQRコードを利用した改札の入出場は南海電鉄として初の取組みです。本実証実験では、南海電鉄の16駅に専用改札機を設置し「Visaのタッチ決済」、QRコードによる「南海デジタルチケット」を用いて入場及び出場されるお客さまにご利用いただけます。
 南海デジタルチケットの第1弾として、ラッシュ時間帯の混雑緩和や接触機会の低減、キャッシュレス決済の推進を目的に、9時以降の入場にご利用いただける「時差通勤応援きっぷ(5月有効乗車券/6月有効乗車券/7月有効乗車券)」を発売します。
 コロナ禍で人々のライフスタイルや価値観が大きく変化する中、2種類のサービスにより、今後の新たな交通利用の可能性を探るとともに、アフターコロナに向けた環境整備を検討してまいります。南海電鉄が提供する新たな取組みをぜひご体験ください。
 なお、本事業は国土交通省から日本版MaaSの普及に向けた基盤整備の一環であるキャッシュレス決済の導入に対する支援事業に選定されております。
 
  • 実施期間
2021年4月3日(土)~12月12日(日)
※終了時期は変更する場合があります
 
  • 実施駅
南海電鉄16駅・32改札(他駅でのVisaのタッチ決済、南海デジタルチケットによる乗降は不可)
→難波(2F中央改札口、3F北改札口)・新今宮(4F)・天下茶屋・堺(東口)・泉大津・和歌山市・りんくうタウン・関西空港・堺東(西出口)・三国ヶ丘・金剛・河内長野・橋本・九度山・高野下・高野山
 

  • ​実証実験の内容
実証実験では、南海電鉄をご利用のお客さまの利便性向上を目的に、以下2種類のサービスを提供いたします。

「Visaのタッチ決済(都度利用)」においては、アフターコロナを見据えた受入基盤の強化として、海外からのお客さまをはじめ、どなたでも使いやすいVisaカードで鉄道を利用することへの有効性を、また「南海デジタルチケット(事前購入)」においては、デジタルチケットの有効性を確認しMaaS事業への展開の可能性を、それぞれ検証します。

(1)Visaのタッチ決済(都度利用)
普段お使いのVisaカードにより乗車区間の運賃をその都度決済します。Visaのタッチ決済機能のあるカード(クレジット、デビット、プリペイド)やスマートフォン、ウェアラブルを入場時と出場時に専用改札機へかざすことにより、改札通過と運賃精算ができます。
※収受する運賃の設定は大人運賃のみで、お子さまが利用されても大人運賃を収受します。
※お持ちのVisaカードにタッチ決済対応マークがないお客さまは、お持ちのカードの発行金融機関にお問い合わせください。

【専用改札機利用方法】


【利用履歴確認方法】
Visaのタッチ決済のご利用履歴は、QUADRAC社が提供する以下のサイトにアクセスいただき、「マイページ」の会員登録手続きの後ご覧いただけます。
https://q-move.info/


(2)南海デジタルチケット(事前購入)
南海アプリ上で「南海デジタルチケット」を事前に購入し、スマートフォンに表示されたQRコードを入場時と出場時に専用改札機へかざすことにより改札通過を可能とします。
実証実験期間中に複数種の「南海デジタルチケット」を試行し、第1弾として、5月、6月、7月に利用できる「時差通勤応援きっぷ」を発売します。詳細は別紙1及び本実証実験特設サイトからご確認ください。
特設サイトURL: http://www.nankai.co.jp/contents/visa-transportation/

【画面イメージ】


【専用改札機利用方法】


*南海電気鉄道株式会社:サービスの企画、設計
*三井住友カード株式会社:Visaのタッチ決済導入支援、steraプラットフォーム提供
*QUADRAC株式会社:交通事業者向け決済及び認証に関する、SaaS型プラットフォームの提供
*ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社:Visaのタッチ決済に関するソリューション提供

 
  • 南海デジタルチケット 「時差通勤応援きっぷ」について
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、時差出勤が推進されている背景を踏まえ、ラッシュ時間帯の混雑緩和やウィズ/アフターコロナにおける非接触決済を活用した新たな生活様式へ対応していくことを目的に、「時差通勤応援きっぷ(5月有効乗車券/6月有効乗車券/7月有効乗車券)」を期間限定で発売します。
乗車駅を9時以降に入場することを条件に、最大約3割引でご利用いただけます。

1.発売内容
乗車駅を9時以降に入場することを条件とした南海デジタルチケットです。(出場時間の制限はありません)
片道6回券・10回券・18回券の3種類を発売します。購入後、同月内の再購入(追加購入)はできません。

2.有効期間、発売期間、割引率

※ともに末日の24時まで購入可能

3.有効区間
難波、新今宮、天下茶屋駅~本実証実験実施駅(難波、新今宮、天下茶屋駅除く)の相互間
※難波、新今宮、天下茶屋駅のいずれかの駅を入場または出場されるお客さまに限ります。

4.発売額
難波、新今宮、天下茶屋駅~本実証実験実施各駅間の発売額は以下サイトからご覧ください。
特設サイトURL: http://www.nankai.co.jp/contents/visa-transportation/

(例)難波~関西空港駅間の「時差通勤応援きっぷ」発売額

 
5.購入方法
南海アプリ上の特設ページからご購入いただけます。

※駅窓口ではご購入いただけません。
※決済ブランドはVisaに限ります。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。



6.利用方法
本実証実験実施駅に設置している専用改札機の読み取りリーダに、南海デジタルチケット(時差通勤応援きっぷ)のQRコードをかざすことで入出場できます。
※お買い求めいただいた区間内の利用に限ります。


 

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会社概要

三井住友カード株式会社

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URL
https://www.smbc-card.com/index.jsp
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都江東区豊洲二丁目2番31号 SMBC豊洲ビル
電話番号
03-6634-1700
代表者名
大西 幸彦
上場
未上場
資本金
340億円
設立
1967年12月