忙しい年末の疲労回復に! 医者が教える「最高の入浴法」
アスリートも実践している「温冷交代浴」とは?
近年、疲労回復に効くということで話題になっている入浴法が「温冷交代浴(交互浴)」です。
これは読んで字のごとく、お湯と冷水のお風呂に交互に入るというものです。
ヨーロッパでは温泉療法のひとつとして行われてきましたが、最近ではアスリートの疲労回復の手段としても採用されています。
温かいお湯に浸かることによる「血管の拡張作用」と、冷たい水に触れることによる「血管の収縮作用」。
この血管の拡張と収縮を繰り返すことで、血流がよくなり、体内に発生した疲労物質の減少をもたらすとされています。
また、リラクゼーション効果もあり、自律神経失調症の予防にも効果が期待されています。
しかし、温かいお風呂と冷たい水風呂に交互に入るのは、一般家庭では難しいでしょう。
また、水風呂は体への刺激も強いので、注意が必要です。
ここでは、一般の方が家庭でも実践できる温冷交代浴の方法をご紹介します。
- 家でも手軽にできる! 温冷交代浴の方法
まず軽く「かけ湯」をして、体をお湯に慣らしてください。
その後、40℃のお湯に3分間、肩まで全身浴で浸かります。
そして、30℃程度のぬるま湯を手足先にシャワーで30秒ほどかけましょう。
以上を、3回繰り返します。最後はお湯にさっと浸かって体を温め、お風呂から出ます。
30℃は「冷たい水」というより「ぬるま湯」ですが、10℃の違いでも十分に交感神経が刺激されます。
また、水風呂に全身を浸けなくても手足の先にかけるだけでも大丈夫です。
冷水風呂の寒冷刺激は体への負担が強い場合もあります。急に冷水に全身を浸けることで急激に血圧が上昇し、不整脈や心筋梗塞、脳卒中といった命に関わることが起きる可能性もあります。
忙しい年末年末年始を乗り切るには、日々のセルフケアが大切。
お風呂の入り方を工夫して、しっかり疲れを解消してください。
*温冷交代浴は、あくまでも健康な方向きの入浴法です。高齢者、狭心症や心筋梗塞、不整脈など心疾患のある方、高血圧の方、脳卒中にかかったことのある方は控えてください。持病がある方は、主治医と相談してください。
◆上記の他、目の疲れ・肩こり・腰痛・冷え性・「温泉の正しい入り方」・「健康美肌になる入浴法」など、現代人の体をケアする入浴法が満載! ぜひチェックしてみてください。
- 書籍概要
書名:『最高の入浴法 お風呂研究20年、3万人を調査してきた医者が考案』
http://www.daiwashobo.co.jp/book/b375374.html
仕様:四六判(188×130mm) / ソフトカバー /208 ページ(2C)
定価:(本体1,400円+税)
ISBN:978-4-479-78449-4
発売日:2018年11月22日
発売元:株式会社大和書房
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- 目次(一部のみ)
日本は、世界一の「お風呂先進国」
入浴の「7大健康作用」
毎日お風呂に入ると「幸福度」が上がる
その入り方では、意味がない! 間違いだらけの入浴法
命の危険も? ヒートショックに要注意
第2章 「寝てもとれない疲れ」を解消する入浴法
「自律神経」と「疲れ」の関係は?
重い疲れがとれる入浴法「5つのルール」
睡眠の質がアップする「深く眠れる入浴法」
「つらい目の疲れ」に効く入浴法
「肩こり、首こり、腰痛」に効く入浴法
「落ち込み、ゆううつ」に効く入浴法
第3章 つらい症状に効く!不調別の入浴法
「風邪」に効く入浴法
「胃痛、神経痛」に効く入浴法
「冷え性」に効く入浴法
「アトピー性皮膚炎」に効く入浴法
第4章 効能アップ! 医学的に正しい「温泉の入り方」
フランス人は、温泉で健康になる
あなたの症状に合った「温泉の選び方」
日本一の温泉好き! 「大分県民」に学ぶ入浴のコツ
温泉のアトピーへの効果とは?──草津温泉の研究から
「銭湯」の正しい入り方
第5章 お風呂で「健康美肌」をつくる
入浴スキンケア6か条
医学が証明「一番風呂は肌によくない!」
医者が教える「美肌をつくる入浴剤」
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