高齢者住宅向け体調可視化ソリューションに「obniz」を採用
obnizの活用により、より細やかなデータ収集環境を短期間で構築
熱中症リスクの判定にも グループホームでの実証実験について
Agx社が提供する高齢者住宅向けの体調可視化ソリューション「ThingBridge VISION」は、温湿度・暑さ指数などの環境情報、および施設利用者の体表温の変化の可視化を行います。
2023年6月より実際にグループホームにおいて「ThingBridge VISION」を用いた、データ収集および可視化の実証実験が行われています。
室内に設置した温湿度計から収集したデータをもとに、WBGT近似値・温度・湿度の時系列情報を持ったヒートマップとしてレイアウト図に反映されます。また利用者の装着するウェアラブルバンドより、皮膚温度データを収集し、前述の温湿度のデータと皮膚温度の統計データの相関関係などを調査することで施設内においての熱中症リスクなどを判定することが可能になります。この各種センサーからのデータ収集および送信部分にobnizのIoTプラットフォームが採用されています。
導入実験について詳しくは以下の記事をご参照ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000038068.html
obnizの活用
obnizの活用により、以下を実現しています。
従来よりも細やかなデータ収集を実現
各個室内のBluetoothデータは、obnizのゲートウェイで収集し、全室用のゲートウェイと組み合わせることで、施設内でIoTデータをもれなく収集する環境の構築を実現しました。
プラットフォームの活用により開発期間を短縮
本システムでは、両社で協力のもと既存のシステムを活かしながら機能の拡張を行いました。obnizのIoTプラットフォームの活用により、センサーからのデータ収集およびThingBridge VISIONとの連携を、2週間という短期間で実現しています。
クラウドIoTで運用後でも高い拡張性
obnizのクラウドIoTにより、運用後のセンサーやBLEデバイスの追加連携も短期間で容易に可能となります。たとえば、体温計や血圧計などバイタル情報を取得できるデバイスの追加などシーンやニーズに合わせたサービス拡張が可能です。
ThingBridge VISIONについて
「ThingBridge VISION」は、株式会社Agxが開発・提供する作業現場での作業者の状態可視化のために開発されたIoTプラットフォームです。種々のIoTセンサーデバイスと、IoTデータ収集クラウド基盤、そしてデータ可視化用ウェブシステムなどIoTシステムに必要なすべてのコンポーネントがパッケージ化されたソリューションです。
参考URL:https://thingbridge.jp/vision/
■株式会社Agx について
株式会社Agxは、デジタル社会に向けて誰もが活用できるIoTプラットフォームの提供を事業ミッションとして、IoTに必要なハードウェア・クラウド・データベース・アプリケーションをトータルで提供する企業です。
対応センサーは約80種類 obnizのIoTプラットフォームについて
obnizは、IoTに必要な機能や要素を含んだ共通のIoTインフラ、アプリケーションをIoTプラットフォームとして提供しています。このプラットフォームを使用することで、各種センサー/デバイスとITシステム、Webサービスを簡単につなぎ、IoTシステムやサービスを短期間かつ低価格で立ち上げることができます。
■ 株式会社obnizについて
「IoT」(Internet of Things)=モノのインターネットの時代を先見し、2014年に創業。 複雑なプログラムや回路の開発を不要にし、インターネット上で対象物の管理や遠隔操作・制御を可能にする技術 『obniz』を活用しクラウドIoTを実現。IoTの立ち上げ・運用フェーズをテクノロジーでサポートします。
名 称: 株式会社obniz
所在地: 東京都豊島区南池袋2-28-14 大和証券池袋ビル 7階
代表者: 代表取締役CEO 佐藤雄紀
URL : https://obniz.com/
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