インターステラテクノロジズのパートナーシッププログラム「みんなのロケットパートナーズ」に株式会社ベリサーブが参画
日本のものづくり技術を結集し、低コストで高頻度なロケット実現へ
宇宙輸送と宇宙利用を通じて地球の課題解決を目指す宇宙の総合インフラ会社インターステラテクノロジズ株式会社(本社:北海道広尾郡⼤樹町、代表取締役 CEO:稲川貴⼤、以下インターステラテクノロジズ)は、パートナーシッププログラム「みんなのロケットパートナーズ」に、ソフトウェアの検証・品質向上支援に関するサービスを提供する株式会社ベリサーブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新堀 義之、以下ベリサーブ)が新たに加入しましたので、お知らせいたします。インターステラテクノロジズでは日本のものづくり技術を結集することで、ミッションである「低コストで高頻度な、世界で選ばれるロケット」を実現してまいります。
ソフトウェア品質の技術協力でロケット開発を支援
「みんなのロケットパートナーズ」は、”宇宙産業を、日本の新たな産業に”という大義の下、インターステラテクノロジズが2019年3月に立ち上げたパートナーシッププログラムです。「経済的支援」「共同研究」「技術・物資・ビジネス支援」「人材支援」の4分野で、各企業が持つ技術やノウハウ、ネットワークなどを生かして参画いただく点が特徴です。
このたび、航空・宇宙分野のソフトウェア品質向上に長年携わってきたベリサーブに、日本の宇宙産業を代表する企業としてインターステラテクノロジズを評価いただき、より幅広い領域での技術協力や開発支援を展開するため、本プログラムに参画いただきました。本プログラムでは支援の規模などに応じて3つのグレードを設けており、今回は最上位グレードであるゴールドパートナーとしての加入となります。加入企業・団体・大学は2024年9月時点で、計44社・団体・大学となりました。
インターステラテクノロジズは設計から生産技術、試験、品質管理までの各工程を社内に一気通貫で持つことで、コスト競争力のあるロケットを開発しています。従来の実績が重視され新しい取り組みや技術の導入が難しい宇宙業界において、品質を確保しながらも低価格な宇宙輸送サービスを実現するため、他業種のものづくりの考えや手法を積極的に取り入れており、それにより「誰もが宇宙に手が届く未来をつくる」というビジョンを実現してまいります。
主な技術協力・開発支援内容
(1)ロケット搭載用コンポーネントのソフトウェア検証業務およびメトリクス解析
(2)ソフトウェア品質プロセス(レビューチェックリスト、コーディング規約)の検討支援
(3)(3) アビオニクス(*1)のシステム要件において、トレーサビリティ管理ツールConTrackを利用
*1 アビオニクス:航空機やロケットに搭載され、飛行のために使用される電子機器
株式会社ベリサーブ 代表取締役社長 新堀 義之 様 コメント
ベリサーブではこれまで、航空・宇宙分野をはじめ、さまざまなソフトウェア領域の中で、お客様が届ける提供価値の品質向上に寄与してまいりました。「宇宙産業を、日本の新たな産業に」というインターステラテクノロジズ社様のメッセージに賛同し、この度「みんなのロケットパートナーズ」に参画することを決定いたしました。今回の参画を機に、技術協力・開発支援をさらに加速し、日本の宇宙産業の発展に寄与できればと考えております。
株式会社ベリサーブ 会社概要
品質向上のリーディングカンパニーであるベリサーブは設立以来40年以上にわたって、累計38,000件以上(2024年3期までの累計)のプロジェクトに携わり、スマートフォンなど身近な製品から大規模システムまでソフトウェアの安全性や品質向上を通して社会の発展を支えてきました。ソフトウェア品質技術の開拓者としての自負を持ち、常に開発の最前線で未知の領域への挑戦と技術開発を行っています。
所在地: 東京都千代田区神田三崎町3-1-16 神保町北東急ビル
代表者: 代表取締役社長 新堀 義之
事業内容:ソフトウェア事業
1.ソフトウェアテスト・品質関連事業
2.サイバーセキュリティ関連事業
3.コンサルティング関連事業
4.ソフトウェア開発関連事業
5.その他事業
インターステラテクノロジズ株式会社 会社概要
インターステラテクノロジズは、低価格で便利な宇宙輸送サービスを提供することで、誰もが宇宙に手が届く未来の実現を目指すスタートアップ企業です。北海道大樹町に本社を置き、東京支社と福島支社、室蘭技術研究所(室蘭工業大学内)の4拠点で開発を進めています。観測ロケットMOMOでこれまでに計3回、国内民間企業単独として初めて且つ唯一の宇宙空間到達を達成、次世代機となる小型人工衛星打上げロケットZEROの開発を本格化させています。人工衛星開発事業Our Starsも手がけており、国内初のロケット×人工衛星の垂直統合サービスを目指しています。
所在地 : 北海道広尾郡大樹町字芽武149番地7
代表者 : 代表取締役 CEO 稲川 貴大
事業内容 : ロケットの開発・製造・打上げサービス
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像