GE ヘルスケア・ジャパン、 保守サービスの更なる充実を目指す新たな取り組みを開始
- 医療現場におけるコミュニケーションのバリアフリーを推進する新アプリケーションを導入 -
GE ヘルスケア・ジャパン株式会社(以下 GE ヘルスケア、本社:東京都日野市、代表取締役社⾧兼CEO:多田荘一郎)は、リモート保守サービスの一環で提供するコミュニケーション・プラットフォーム OriGEn(オリジン)に新たな機能として二つの「バリアフリー」アプリケーション『こえとら』と『DeepL』を追加し、聴覚や視覚、発声に障害を持つ患者さんと医療従事者の皆様の円滑かつ的確なコミュニケーションをサポートします。
昨年4月に OriGEn サービスを展開以降、医療現場の課題解決について多くのアイデアやお声を寄せていただき、その中でも医療従事者と患者さんの相互のコミュニケーションの質向上は⾧らく課題としてあることが明らかとなりました。この解決に向けて GE ヘルスケアではこの度、「バリアフリー」プロジェクトを立ち上げ、第一弾としてこの度アプリケーションを追加します。
OriGEn(オリジン):https://www.gehealthcare.co.jp/event-and-news/news-and-initiatives/2021/press05
新アプリケーション提供の背景
コロナ禍によって対面によるコミュニケーションが限られる中でお客様のニーズをタイムリーに把握し、必要とされるサポートを迅速に提供することを目的に昨年4月より提供開始したOriGEnは、3,800を超えるお客様に日々ご愛用いただいており、その過程で数多くのフィードバックと更なる利活用を寄せていただきました。
この中には、「外国籍の患者さん、高齢者や子供とのコミュニケーション改善に役立つツールがあれば紹介してもらいたい」、「聴覚や聴覚に障害があり苦労される患者さんと互いの意図をタイムリーかつ的確にくみ取る方法などないか」など、テクノロジーのサポートによってより良い医療をタイムリーに提供するためのコミュニケーション品質の強化に関する要望が多くありました。
GEヘルスケアでは、医療に関わる全ての場面、状況において、個々の患者さんのニーズやご要望をタイムリーに把握し、製品やサービスに反映させることが、質の高い医療の提供に欠かせないと考えています。このようなことから、医療現場におけるコミュニケーションをデジタルの力を用いてできる限りバリアフリーにするプロジェクトを立ち上げ、この度、新たな「バリアフリー」アプリケーションを提供する運びとなりました。
サービスの概要
「バリアフリー」プロジェクトの第1回目は、医療現場から最も多くの要望を寄せていただいた聴覚と発声に障害を持つ患者さんと医療従事者の皆様のコミュニケーションをサポートすることを目的に、以下の2種類のアプリケーションをOriGEnに搭載します。
●「こえとら」は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の研究開発成果である音声認識技術や音声合成技術を活用することにより、聴障者と健聴者とのスムーズなコミュニケーションを支援するモバイルアプリです。手書き/音声/キーボード入力のいずれにも対応することから、発声や聴覚に障害を持つ患者さんとのコミュニケーションをサポートします。例えば、医療従事者の方が音声入力を用いて文字を起こし、患者さんに検査時の注意事項を簡単に説明することができます。また、発声や聴覚に障害を持つ患者さんはキーボードや手書きの入力を使用することで、各自の意思を伝えることができます。それぞれの入力方式は簡単に切り替えることができます。
こえとら:https://www.koetra.jp/
●「DeepL」は、ドイツケルンに本拠地を置くDeepL SEが開発した高精度の機械翻訳サービスです。言語に障害のある患者さん、海外からの患者さんとのコミュニケーションに役立ちます。例えば、検査や診察時の注意事項等などを定型文にして予め登録しておくと、25ヶ国以上の多言語に翻訳発声することができます。また、音声入力の翻訳も随時できますので、検査や診察時の質問や応対などのコミュニケーションにもご活用いただけます。
DeepL:https://www.deepl.com/translator
OriGEnはライフサイクルを通じて製品の価値の最大化、それによってお客様とその先にいらっしゃる患者さんにお届けする価値の最大化を目指します。新しいアプリケーションの追加により、お客様と製品(GEヘルスケア)がより密につながることに加え、患者さんと医療従事者とのつながりもより密なるものへと発展していくことが期待されます。この取り組みを通じて、より一層患者さんを中心に考える医療現場の改革を後押しできればと考えています。
GEヘルスケア・ジャパンでライフサイクル・ソリューション本部長を務める大成学志は次のように述べています。「私たちはプレシジョン・ヘルスを掲げ、精密な医療の提供をリードして参りましたが、その中で最も大切にしてきたのが、患者さん中心であるということです。患者さんのニーズを第一に考え、想いに寄り添うことで、必要とされる質の高い医療、求められるケアの提供が可能になると考えています。このことから、医療現場における患者さんや医療従事者の皆様のコミュニケーションをサポートする様々なソリューション開発やサービスの提供にも早くから取り組んでまいりました。この度、多くのお客様にご愛顧いただいておりますOriGEnを通じてコミュニケーションにおけるバリアフリーに向けたサービスの提供を開始するこができますこと嬉しく思っております。引き続き、必要とされるソリューションをお客様やその先にいらっしゃる患者さんと一緒に考え、共創し、より良い明日の医療の構築に貢献できればと考えております。」
GEヘルスケアは、インクルージョン&ダイバーシティを通じて、障害を持つ社員も含め個々の社員が充実を感じ、活躍できる組織であることを願い、取り組みを続けています。12月3日の国際障害者デーに因んで社内イベントを開催し、今年は株式会社LITALICO(りたりこ)様にご一緒いただき、多くの社員の参加と共に障害を持つ社員の活躍を称え、お互いの学び合い、チームワークの在り方、また障害を持つ患者さんへのより良い対応を可能にするサービスについて意見交換を行いました。その中にはこの度提供を開始する「バリアフリー」プロジェクトについての発表もあり、そこからヒントを得た新たなプロジェクトも立ち上がる予定です。これいついては今後時期を見てご連絡いたします。
株式会社LITALICO(りたりこ):https://litalico.co.jp/
GEヘルスケア・ジャパンについて
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、GEヘルスケアの中核拠点の1つとして1982年に創設されました。予防から診断、治療、経過観察・予後管理までをカバーする「プレシジョン・ヘルス」の実現を目指し、インテリジェント機器やデータ分析、ソフトウェア、サービス等を提供しています。国内に研究・開発、製造から販売、サービス部門までを持ち、日本のお客様のニーズにお応えしつつ、日本が直面する医療課題の解決に取り組んでいます。日本における社員数は約1,700名、本社および60カ所の事業拠点があります。
詳細はホームページhttps://www.gehealthcare.co.jp/をご覧ください。
OriGEn(オリジン):https://www.gehealthcare.co.jp/event-and-news/news-and-initiatives/2021/press05
新アプリケーション提供の背景
コロナ禍によって対面によるコミュニケーションが限られる中でお客様のニーズをタイムリーに把握し、必要とされるサポートを迅速に提供することを目的に昨年4月より提供開始したOriGEnは、3,800を超えるお客様に日々ご愛用いただいており、その過程で数多くのフィードバックと更なる利活用を寄せていただきました。
この中には、「外国籍の患者さん、高齢者や子供とのコミュニケーション改善に役立つツールがあれば紹介してもらいたい」、「聴覚や聴覚に障害があり苦労される患者さんと互いの意図をタイムリーかつ的確にくみ取る方法などないか」など、テクノロジーのサポートによってより良い医療をタイムリーに提供するためのコミュニケーション品質の強化に関する要望が多くありました。
GEヘルスケアでは、医療に関わる全ての場面、状況において、個々の患者さんのニーズやご要望をタイムリーに把握し、製品やサービスに反映させることが、質の高い医療の提供に欠かせないと考えています。このようなことから、医療現場におけるコミュニケーションをデジタルの力を用いてできる限りバリアフリーにするプロジェクトを立ち上げ、この度、新たな「バリアフリー」アプリケーションを提供する運びとなりました。
サービスの概要
「バリアフリー」プロジェクトの第1回目は、医療現場から最も多くの要望を寄せていただいた聴覚と発声に障害を持つ患者さんと医療従事者の皆様のコミュニケーションをサポートすることを目的に、以下の2種類のアプリケーションをOriGEnに搭載します。
●「こえとら」は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の研究開発成果である音声認識技術や音声合成技術を活用することにより、聴障者と健聴者とのスムーズなコミュニケーションを支援するモバイルアプリです。手書き/音声/キーボード入力のいずれにも対応することから、発声や聴覚に障害を持つ患者さんとのコミュニケーションをサポートします。例えば、医療従事者の方が音声入力を用いて文字を起こし、患者さんに検査時の注意事項を簡単に説明することができます。また、発声や聴覚に障害を持つ患者さんはキーボードや手書きの入力を使用することで、各自の意思を伝えることができます。それぞれの入力方式は簡単に切り替えることができます。
こえとら:https://www.koetra.jp/
●「DeepL」は、ドイツケルンに本拠地を置くDeepL SEが開発した高精度の機械翻訳サービスです。言語に障害のある患者さん、海外からの患者さんとのコミュニケーションに役立ちます。例えば、検査や診察時の注意事項等などを定型文にして予め登録しておくと、25ヶ国以上の多言語に翻訳発声することができます。また、音声入力の翻訳も随時できますので、検査や診察時の質問や応対などのコミュニケーションにもご活用いただけます。
DeepL:https://www.deepl.com/translator
OriGEnはライフサイクルを通じて製品の価値の最大化、それによってお客様とその先にいらっしゃる患者さんにお届けする価値の最大化を目指します。新しいアプリケーションの追加により、お客様と製品(GEヘルスケア)がより密につながることに加え、患者さんと医療従事者とのつながりもより密なるものへと発展していくことが期待されます。この取り組みを通じて、より一層患者さんを中心に考える医療現場の改革を後押しできればと考えています。
GEヘルスケア・ジャパンでライフサイクル・ソリューション本部長を務める大成学志は次のように述べています。「私たちはプレシジョン・ヘルスを掲げ、精密な医療の提供をリードして参りましたが、その中で最も大切にしてきたのが、患者さん中心であるということです。患者さんのニーズを第一に考え、想いに寄り添うことで、必要とされる質の高い医療、求められるケアの提供が可能になると考えています。このことから、医療現場における患者さんや医療従事者の皆様のコミュニケーションをサポートする様々なソリューション開発やサービスの提供にも早くから取り組んでまいりました。この度、多くのお客様にご愛顧いただいておりますOriGEnを通じてコミュニケーションにおけるバリアフリーに向けたサービスの提供を開始するこができますこと嬉しく思っております。引き続き、必要とされるソリューションをお客様やその先にいらっしゃる患者さんと一緒に考え、共創し、より良い明日の医療の構築に貢献できればと考えております。」
GEヘルスケアは、インクルージョン&ダイバーシティを通じて、障害を持つ社員も含め個々の社員が充実を感じ、活躍できる組織であることを願い、取り組みを続けています。12月3日の国際障害者デーに因んで社内イベントを開催し、今年は株式会社LITALICO(りたりこ)様にご一緒いただき、多くの社員の参加と共に障害を持つ社員の活躍を称え、お互いの学び合い、チームワークの在り方、また障害を持つ患者さんへのより良い対応を可能にするサービスについて意見交換を行いました。その中にはこの度提供を開始する「バリアフリー」プロジェクトについての発表もあり、そこからヒントを得た新たなプロジェクトも立ち上がる予定です。これいついては今後時期を見てご連絡いたします。
株式会社LITALICO(りたりこ):https://litalico.co.jp/
GEヘルスケア・ジャパンについて
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、GEヘルスケアの中核拠点の1つとして1982年に創設されました。予防から診断、治療、経過観察・予後管理までをカバーする「プレシジョン・ヘルス」の実現を目指し、インテリジェント機器やデータ分析、ソフトウェア、サービス等を提供しています。国内に研究・開発、製造から販売、サービス部門までを持ち、日本のお客様のニーズにお応えしつつ、日本が直面する医療課題の解決に取り組んでいます。日本における社員数は約1,700名、本社および60カ所の事業拠点があります。
詳細はホームページhttps://www.gehealthcare.co.jp/をご覧ください。
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