機能性飲料向けの新素材BioSorb CBD(水溶性CBD)を販売開始

ノンアル・RTD飲料やクラフトビールを開発中、飲食店でドリンクメニューを開発中の方におすすめ

OFF株式会社

CBD原料の卸売・OEM(製造受託)事業を行うOFF株式会社は、機能性飲料向けの新素材、BioSorb CBD(水溶性CBD)の販売を開始しました。

CBD等のカンナビノイドは難溶性物質で水に溶けず、経口摂取では限られた生体吸収率になることが科学文献で示されています。これらの課題を克服するために新たな技術を活かしたBioSorb CBD(水溶性CBD)を開発しました。

この度の大麻取締法改正に伴う新規制への対応、液中の分散安定性の向上を意図して、2021年より販売をしてきた水溶性CBD原料(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000058031.html)をバージョンアップしています。

ノンアル・RTD飲料やクラフトビール等のお酒を開発・販売するメーカーの方や、カフェやバーなどの飲食店でオリジナルのドリンクを販売されている方におすすめの機能性素材です。

BioSorb CBD(水溶性CBD)とは

CBDは水に溶けず油にのみ溶ける脂溶性の性質を持っています。CBDをオイルで摂取する方法が一般的であるのはその理由からです。

対してBioSorb CBDは水に溶ける性質を持っています。そのため、清涼飲料水、コーヒー、お茶、ジュース、ビールなどの飲料などに混ぜて使用が可能です。

原料をナノ化・ミセル化という2つの技術を用いて加工しています。従来の原料よりも生体吸収率が高く、体感前の速度が早いため、水に溶かす目的でない場合でも、グミ、タブレット、カプセルなどの食品にご利用いただけます。

ミセル化:脂溶性物質であるCBDが油膜や乳化剤で覆われ、球状の液滴の状態(ミセル)を形成する。CBDを封じ込めた状態で水中に分散する。
ナノ粒子化:粒子を100nmほどに微細化する。組織と作用する表面積が増え、腸壁を通過しやすくなるため、血中に到達するCBDの量が増え、生体吸収率が上がる。

従来の原料との比較

項目

従来の原料

BioSorb CBD

粒子径

約4500nm

約100nm

溶解性

油に溶ける

水に溶ける(分散する)

生体吸収率

6-20%

45-90%

体感までの時間  

1~4時間

2~15分

効果・使用量

体感が弱く多く入れる必要

体感が強く少なくて良い

※粒子径は測定値、体内動態に関するデータは顧客の声や論文等を参照

原料の用途(例)

CBDの機能性に注目した、以下のような形態での商品化の事例があります。

お酒・RTD飲料・シロップの開発

クラフトビール、清涼飲料水、炭酸飲料などに混ぜて缶や瓶の形態で商品化することができます。シロップやリキュールなど、カクテルの割材などにも活用いただけます。

世界的なアルコール離れの加速、ノンアルやRTD飲料市場の拡大と共に、リラクゼーションを意図したCBD入りのドリンクの消費が増えています。

自社でもノンアル飲料・CHILLING HIGHの販売を行っており、参考にして頂ければ幸いです。

飲食店での新メニュー開発

カフェやバーなどの飲食店での新メニュー開発の際に活用いただけます。

レモネード、ジンジャエールなどのシロップ、ノンアルコールカクテル(モクテル)、スムージー、コーヒー、ビールなどに、原料入れて混ぜるだけで簡単にCBD入りの飲料を作ることができます。

都内では以下の店舗との協働実績があります。

下北沢ミートブラザーズ(下北沢)

Low Alcoholic Cafe MARUKU(学芸大学)

・道玄坂カフェ(渋谷)

・Hemp Cafe Tokyo(恵比寿)

 

BioSorb CBDの概要

商品の特徴

弊社は米国・オレゴン産の提携工場で徹底した品質管理のもと、第三者機関の分析によって、この度政府より発表された新しいTHCの法規制に準拠する形で商品を製造しています。

① 植物由来成分を100%使用(ビーガン・オーガニック対応)

全て天然の原料を使用しているため、オーガニック・ビーガン嗜好の方にもおすすめです。海外から輸入する水溶性CBDはポリソルベートやグリセリン脂肪酸エステルなどの人工の界面活性剤等を使用している場合があります。
 

② 約1年以上の分散安定性

加速度試験を実施し、1年以上の安定性を保証しています。液体に溶かした際に沈殿や分離することで、液体中でCBDの偏りが発生し、飲用時の見栄えが悪い、成分分析書で正しい測定結果が出ない、ラベルに記載した量のCBDを摂取できなくなるなどの問題を防ぎます。目視だけではなく後方光散乱による定量的な安定性試験を行っています。
 

③ 高いCBD濃度(30%以上)

水溶性CBDの含有率が高い水準です。含有率が高いほど原料を使用する量が少なくて済むため、混ぜる液体へ与える味や色への影響が少なく、一般的にコストパフォーマンスも高いです。5-20%程度の含有率が一般的です。
 

商品詳細

・風味  :ほとんど無味無臭

・溶解性 :水に溶ける

・包装容器:アルミパウチ(光・空気との接触による変化を防ぎます)

・保存方法:未開封のまま高温多湿を避けて室温で保存してください。

・原材料 :カンナビジオール(米国)、食用油、デキストリン/増粘剤(アラビアガム)、乳化剤

・栄養成分(100gあたり):エネルギー726kcal、たんぱく質0.3g、脂質66.8g、炭水化物30.8g、食塩相当量0.11g

・製造者:ペトロユーロアジア株式会社 上場企業(株)カネカのコエンザイムQ10を開発するなど、技術力の高いペトロユーロアジアとパートナーシップを結んでいます。代表者は工学・医学分野の博士号を取得しており、他にもルテイン、ルテオリン、ケルセチン、セサミンなど10種類以上の水溶化粉末を開発し、世界中で販売。

国内のクラフトビールや清涼飲料水のメーカーへ多数納品実績があります。

新商品の製造を検討している方向けのOEMサービスも実施しておりますので、お問い合わせいただければと思います。

研究開発の取り組み

植物由来かつ高安定性を実現する原料を作るために研究開発を行っています。以下は水溶性CBDを純水に溶かし、溶液に光を入射、反射した光(後方散乱光)を6週間に渡って測定した際のグラフです。

分散が安定していると後方散乱光強度は一定になり、不安定だと上下に動きが出ます。グラフが一定であることから分散安定性が保たれていることがわかります。色については徐々に変化が始まります。

高い分散安定性を実現するため、粒子径やゼータ電位などの科学的データを基に、原材料や製造工程を工夫しています。


お問い合わせ

原料や商品開発に関するお問い合わせご購入は以下URLをご参照ください。



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会社概要

OFF株式会社

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URL
https://off-inc.com/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都中央区入船3-3-7 弥栄ビル3F
電話番号
-
代表者名
駒形俊太郎
上場
未上場
資本金
1025万円
設立
2020年03月