テレワークやイベントに最適なバーチャル空間を提供するoVice、シリーズAで18億円の資金調達を実施

oVice株式会社

oVice株式会社(本社:石川県七尾市、代表取締役:ジョン・セーヒョン https://ovice.in/ja/)は、Eight Roads Ventures Japanをリード投資家とし、既存株主・新規投資家を引受先とした第三者割当増資によりシリーズAラウンドで18億円の資金調達を行ったことを発表します。ファーストクローズとなる今回は14億円を調達し、セカンドクロージングも合わせると総額18億円になる予定です。今後海外への展開をさらに加速させるとともに、アフターコロナのハイブリッド勤務でも快適にoViceを使用できるような開発を進めていきます。

◆直近の事業状況:サービスリリースからわずか8か月で年間経常収益(ARR)1億円を達成
oViceは2020年2月の会社設立、8月のサービスリリース後、8か月で年間経常収益であるARR1億円を達成。その後今年8月末時点で2.4億円となるなど、世界のスタートアップと比較しても引けをとらないスピードで成長しています。テレワークを行っている企業のオンラインのバーチャルオフィスとして、展示会などのオンラインイベント会場として、大学のバーチャル研究室としてなど、オンラインでのコミュニケーション不足を解消するツールとしてさまざまな場面で活用されてきました。今年8月末までにoViceの導入企業は1200社以上、スペース発行数は9000件以上となっています。


◆調達の目的と今後の展開
今回の資金調達の目的は以下の3点です。
①海外市場への積極的な展開
サービスリリース後、oViceは日本市場を中心に製品の販売を行ってきました。しかし海外でのテレワークやオンラインイベントの需要の高まりから、日本以外での販売も徐々に増加していることを受け、今後はさらに積極的に海外市場に展開していきます。特に韓国など、新たな市場に参入、定着を図っていきます。
②ハイブリッド勤務に対応するための技術開発
アフターコロナで増加するであろうハイブリッド勤務に対応するべく、技術開発や他社との提携を引き続き積極的に行っていきます。例えば他社の開発している360度カメラとoViceを連携させ、テレワークでオンラインで勤務する人と実オフィスに出社している人がシームレスにコミュニケーションができるような環境構築などを行っていきます。
③他ツールとの連携強化
ビデオ会議システムやチャットツールなど、さまざまなテレワーク関連ツールと連携することで、ユーザーの皆さまにより快適にoViceをご利用いただけるような環境を構築していきます。

◆本ラウンドにおける投資家について
本ラウンドでは、リード投資家であるEight Roads Ventures Japanをはじめ、国内外のテック企業への投資実績を有する投資家に参画いただきました。ファーストクローズに参画した投資家は以下の通りです。
参加投資家一覧(※順不同)
既存投資家:One Capital, MIRAISE, DGベンチャーズ及びDGインキュベーション
新規投資家:Eight Roads Ventures Japan, JAFCO

 

◆本ラウンドに参画した投資家からのコメント(敬称略)
One Capital株式会社 代表取締役CEO 浅田慎二
初回のシード投資含め今回3回目の投資をさせて頂きました。コロナ禍にてオンライン会議の需要が爆増していたとはいえ、その中でもoViceの伸びは驚異的でした。シードSaaS企業のPMFターゲットである1億円ARRに、僅か8ヶ月(21年4月末)で達し、トップクラスの成長を遂げており、その勢いは加速しています。
今回の大型調達で、前述の成長施策に投資し、バーチャルオフィスのグローバルリーダーになるべく、メンバーを大募集します。ぜひこのアーリーフェーズのoViceに挑戦したいという方からの連絡を待っています。

Eight Roads Ventures Japan代表/ マネージング・パートナー David Milstein
世界を襲ったCOVID-19で人々は強制的に働き方の変更を強いられ、様々オンライン化が進む一方で出社すれば普通にあったすれ違いざまの会話や親睦の機会といった偶発的なコミュニケーションの機会はすっかり失われていることを感じている人は多いと思います。
oViceはまさにこの人間に内在するコミュニケーションの欲求にこたえる新たなコミュニケーションサービスで、ポストコロナのハイブリッドな働き方を支えるデファクトスタンダードになると確信しています。
今まで複数の会社を起業し経験を積んできたJungさんと若く優秀なチームのみなさん、またOne Capital浅田さんをはじめとする素晴らしい投資家とこの大きなチャレンジに向けご一緒できることを楽しみにしています。

MIRAISE パートナー兼CEO 岩田真一
衝撃的な出会いから約1年、oViceの成長曲線は世界でもトップクラスのペースで伸びています。今回の資金調達により、oViceは今、日本発の本格テックカンパニーとして世界を狙える位置にいます。バーチャルオフィスのカテゴリーリーダーとしてだけではなく、やがて本格化する「オンラインとオフラインが融合した環境」に対してもoViceらしい技術ソリューションを提示していきます。さらなる飛躍のためにoViceでは人員増強中。日本からグローバルに向けて勝負できる希少な環境です。ピンときた方は是非ホームページから「採用情報」をチェックして下さい。

ジャフコ グループ株式会社 北澤知丈/山田悠輔
コロナ禍の後押しもあり、あらゆる事のオンライン化が急速に進んでいます。oViceは、単なるコミュニケーションのオンライン化では無く、オフィスや会議室などの現実空間で生じる事象を包括的にオンライン上で再現、再構築しています。まさに「空間」そのものを提供しており、そこに膨大な市場と拡張性を感じています。今後、バーチャル空間という新しい産業創造において、oViceがグローバルでマーケットリーダーになる事を期待していますし、その大きな挑戦に向けてJAFCOも一緒に邁進して行きたいと思います。

株式会社DGインキュベーション  Open Network Labプログラムディレクター 佐藤直紀
クローズドにサービスをテストしていたoViceチームと出会ってから1年と数ヶ月間、oViceは上記の通り類をみない水準で急成長し続けています。
今回の大型調達を機に、さらに海外市場やアフターコロナも見据えたオンライン・オフラインのハイブリッドオフィス市場といった大きな可能性を持った市場に向き合い、oViceが日本が世界に誇るバーチャル空間サービスとなって行くことを期待しています。
現在さらなる事業拡大に向け積極採用中となります。「人々の生活から物理的制約をなくす」という技術的にもビジネス的にもチャレンジングなミッションに興味が湧いた方は是非ご応募いただければ幸いです。

◆oVice株式会社採用情報
事業の急成長にともない、エンジニア、人事、カスタマーサポート、カスタマーサクセス、マーケターなどさまざまな職種で採用を強化しています。ご興味のある方は、ぜひ以下のURLからご応募ください。
採用情報:https://herp.careers/v1/ovice

◆oViceとは?アバターを使い交流する2次元のバーチャル空間。利用実績9000件以上。
oViceはウェブサイト上で自分のアバターを自由に動かし、相手のアバターに近づけることで簡単に話しかけられる2次元のバーチャル空間です。昨年8月のサービス開始から9000件以上利用されました。テレワークにおけるバーチャルオフィスとしてのみならず、展示からネットワーキングまで自由にできるオンライン展示会、自由に席替えができるオンライン飲み会など、さまざまな場面での活用が進んでいます。
自分のアバターに近い声は大きく、遠い声は小さく聞こえ、まるで現実の空間で話しているような感覚を味わうことができます。偶然聞こえてきた会話に簡単に参加でき、会話する中で生まれた新たなアイデアを形にしやすい環境を整えています。

◆会社概要
「人々の生活から物理的制約をなくす」ことをミッションに掲げ作られた、自由に動いて自由に話しかけられるバーチャル空間「oVice(オヴィス)」を開発・提供しています。2021年には週刊東洋経済の「すごいベンチャー100」に選出されました。oViceはサービスリリースからこれまでに9000件以上利用されています。
◆本件の問い合わせ先
oVice株式会社広報担当:media@ovice.co

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
石川県七尾市本府中町エ113
電話番号
-
代表者名
ジョン・セーヒョン
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2020年02月