ビジネスに複雑な仕組みはいらない。 社員20人で50億を稼ぐ商社の シンプルで合理的な経営術とは
株式会社アシストバルール(所在地:大阪府大阪市)の代表取締役・松原靖雄氏による「アシバル流シンプル経営 ビジネスに複雑な仕組みはいらない」が、11月5日より全国書店で発売される。

スピード重視で稟議書は回さず、
ムダな会議や朝礼もゼロ。
アシバル流は、企業経営の常識の逆を行く
社員わずか20名の体制で年商50億円を稼ぐ、関西の輸入商社・アシストバルール。彼らが選んだのは、ビジネスの“常識”に逆らう道だった。マーケティング部門も、稟議書も、会議もなし。あるのはただ一つ、「売れるか売れないかをスピーディーに判断する」という原理原則だ。商品開発も営業も現場の直感が起点で、サンプルは「ひたすら食べる」。合理的に、そして速く。市場の隙間を狙い撃ちする“身の丈戦略”に、難しい言葉や複雑な理論は不要だ。現場で悩むすべてのビジネスパーソンに贈る、アシバル流のシンプルな方法論!
マーケティングミックス?バリューチェーン?難しい言葉を使わずともビジネスは回る
マーケティングミックス、バリューチェーン、KPIの設定、カスタマージャーニー、アジャイル開発 ―― 。いまや“できるビジネスパーソン”の証として、こうした専門用語が飛び交うことも一般企業では珍しくなくなってきた。しかし、アシストバルールの代表取締役・松原靖雄氏は言う。「難しい言葉では伝わらないし、私自身も分からなくなる」。彼自身はMBAホルダーだが、複雑な専門用語を社内で使うことを戒める。これは、業務の効率化を重んじ複雑な手法を廃する彼らのビジネス流儀の根幹を現すものだ。
合理的だからこそ、シンプルに「出たとこ勝負」
商談でも社内の打ち合わせでも、相手が腑に落ちる形で伝わらなければ意味がない。その障害となるなら、複雑な理論はムダとして排除。判断のプロセスに遅れが生じるなら、会議や朝礼もやらないという徹底ぶりだ。だがそうした「出たとこ勝負」は、即応力を重視する小所帯のシストバルールにとってあくまで合理的な経営手段。シンプルな割り切りが、食品輸入業社の中では突出して速いPDCAサイクルの回転を生んでいるのだという。ビジネスの成功のために大企業の戦略をまねる必要はなく、まして複雑な仕組みをつくる必要もない。そんなメッセージを、すべてのビジネスパーソンに届ける一冊だ。
【書籍情報】
『アシバル流シンプル経営 ビジネスに複雑な仕組みはいらない』
ISBN:978‐4‐911540-12-1
定 価:1,600円(税別)
判 型:四六判-並製
発行・発売:ダイヤモンド・ビジネス企画
【目次】
序 章 アシストバルールの現状
第1章 アシストバルールの経営戦略①──成功する会社経営
Directors’ Column① 商品開発と営業戦略の進化で見えてきた成功への道筋
第2章アシストバルールの経営戦略②──商品開発
Directors’ Column② グローバル貿易の現場から見た商品開発と品質管理と異文化間コミュニケーョンが生み出す価値創造
第3章アシストバルールの経営戦略③──製造改良
Directors’ Column③ 現場から学んだ信頼関係構築の実学
第4章アシストバルールの経営戦略④──販売提案
Directors’ Column④ バックオフィスが築く企業成長の基礎
Directors’ Column⑤ 食品経営の情熱をもってシンプル経営を受け継ぐ
社員インタビュー シンプルに考えシンプルに動くアシバルの仲間たち
終 章 オンリーワンな企業であり続けるために
【著者プロフィール】
松原 靖雄 (まつばら・やすお)
関西大学商学部卒、京都大学経営管理大学院修了(MBAホルダー)。元芦屋大学教授(2015~2021年)。
1992年、27歳で個人創業を行い、個人商店ながら創業2年目で年商7億を達成する。1994年、事業拡大を見据え株式会社アシストバルールを設立。設立当時は有名メーカーの余剰品在庫を販売し、2008年に京大ベンチャーファンドNVCC第一号投資案件に選ばれる。現在は【アシバル】ブランドで自社輸入品を主として販売している。2025年9月期、社員数20名で年商50億円を達成。
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