サークレイス、アオラナウ、Synthesyが「AIプロジェクト伴走支援×AIガバナンス構築・認証サービス」を提供開始

AI活用の戦略から実装・運用・ガバナンス認証までを包括支援

サークレイス株式会社

デジタルソリューションを通じて企業の成長を支援するサークレイス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長兼社長:佐藤 スコット、以下「当社」)は、連結子会社であるアオラナウ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:我妻智之、以下「アオラナウ」)と出資先であるSynthesy株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:松崎 真樹、以下「シンセシー」)と共に、企業のAI活用を戦略から実装・ガバナンスまで包括的に支援する新サービスの提供を開始します。

新サービス提供の背景

AIの進化に伴い、企業のAI活用はPoC(概念実証)から本格的な「実装フェーズ」へ移行しています。生成AIや機械学習を活用した業務改善・顧客体験の向上・意思決定の高度化への期待が高まる一方で、以下のような課題が顕在化しています。

・ 戦略と現場の断絶:経営層のAI構想が現場の業務プロセスに落とし込まれていない

・ PoC止まりのプロジェクト:技術検証にとどまり、本番運用に至らないケースが多い

・ AIガバナンスの未整備:リスク管理・説明責任・倫理体制が整っていない

・ 生成AIの急速な普及:導入が先行し運用ルールや管理体制が追いついていない

欧米ではAIの社会的リスクに対応するための制度化が進んでおり、たとえばEUでは世界初の包括的なAI規制「AI Act」が導入されつつあります。こうした流れを受け、日本政府も2024年4月に「AI事業者ガイドライン」を発表し、企業に対して説明責任やリスク管理の強化を求めています。そのため、「信頼性あるAI活用の証明」は単なる倫理的課題ではなく、レピュテーションや規制対応を含めた重要な経営課題となりつつあります。

このような市場環境を踏まえ、当社・アオラナウ・シンセシーの3社は連携し、「ビジネス成果を出すAI活用(攻め)」と「安心して使えるAIガバナンス体制の構築(守り)」の両立を支援するソリューションの提供を開始いたします。

提供サービス概要

当社、アオラナウ、シンセシーの3社は、それぞれSalesforce、ServiceNow、MicrosoftといったグローバルIT企業のプロジェクトを通じて、AI技術に関する豊富な知見を培ってまいりました。こうした実績を活かし、以下のサービスを共同でご提供いたします。

1. AIプロジェクトの伴走支援・実装

業務課題の可視化からAI活用構想の策定、現場への実装、運用支援までを一貫して提供。現場定着を見据えた伴走型支援で、実効性あるAI導入を実現します。

2. AIリスク特定・ガバナンス構築支援

AI活用に伴うリスクを洗い出し、体制整備・ルール策定・教育を通じて組織への浸透を支援。倫理・法令・内部統制の観点から、実行可能なガバナンス体制を構築します。

3. AIガバナンスアセスメント・認証

クライアント企業のAI運用状況を監査し、有効性の評価と改善を支援。将来的には、第三者認証機関としてのAIガバナンス認証サービスの提供も予定しています。

今後の展望

今後は、AI活用とガバナンス体制の両立支援を通じて、企業の変革と信頼構築に貢献してまいります。初年度は、提案件数20件、生成AI PoCから全社DX支援への展開を5件、AIガバナンス領域での認知拡大による新規リード100件の獲得を目指します。

あわせて、AIガバナンスの整備を通じて、不祥事の未然防止や社会的信頼の維持、各国規制への対応、倫理原則の遵守によるリスク低減、罰金・訴訟・事業中断といった経済的損失の抑制を支援します。

また、明確なAI活用指針により、従業員が安心して取り組める環境を整備し、エンゲージメントの向上を促進。これにより、企業はAI導入への不安を払拭し、より迅速かつ大胆なイノベーションを実現できます。適切なガバナンスのもと、安全なデータ活用がAIモデルの精度や意思決定の質を高め、最終的には「責任あるAI活用企業」としてのブランド価値向上にもつながると考えています。

本取り組みを通じて、企業が「成果を生むAI活用」と「安心して使えるガバナンス体制」の両立を実現できる社会の構築を目指してまいります。


サークレイスについて

サークレイスは、2012年に株式会社パソナグループと当時英国ロンドンに拠点を置いていたTquila Ltd.との合弁会社「株式会社パソナテキーラ」として設立され、2020年7月に「サークレイス」へと商号変更、2022年4月には、東京証券取引所グロース市場に上場しました。

自社開発のSaaS製品やSalesforceをはじめとする主要クラウドソリューションを活用し、お客様の DX(デジタルトランスフォーメーション)やカスタマーサクセスの実現を目指し、革新的かつ実効性のあるソリューションを提供し続けています。

会社名: サークレイス株式会社(circlace Inc)

所在地: 東京都中央区日本橋2-1-3 アーバンネット日本橋二丁目ビル 6F

設 立: 2012年11月1日

資本金: 4億803万円(2025年3月31日現在)

代表者: 代表取締役会長兼社長 佐藤 スコット

事業内容:

・DX(デジタルトランスフォーメーション)に関するコンサルティング

・ICTを活用した業務改善に関するコンサルティング

・自社SaaS製品(AGAVE)の開発、販売

・クラウドソリューション(Salesforce, ServiceNow※1, Anaplan, Microsoftなど)の導入における設計から開発、さらに定着化、保守・運用サポートまでのワンストップサービスの提供

※Salesforce、Agentforceは、Salesforce, Inc.の登録商標です。

※Anaplanは、Anaplan, Inc.の登録商標です。

※1:アオラナウ株式会社(当社連結子会社)との連携により対応可能です。

※本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後、予告なしに変更されることがあります。

アオラナウ株式会社について

アオラナウ株式会社はServiceNowに関する導入のコンサルティング、開発、構築、運用保守、人材育成に至るまで一貫してサポートを行う企業です。

会社名: アオラナウ株式会社(AoraNow Inc.)

所在地: 東京都中央区日本橋2-1-3 アーバンネット日本橋二丁目ビル 6F

設 立: 2023年8月21日

代表者: 代表取締役社長 我妻 智之

Synthesy株式会社について

Synthesy株式会社はAIをはじめとする先進技術を活用し、企業や組織の変革および有事・危機からの回復・定常化までを支援するコンサルティング会社です。

会社名: Synthesy株式会社(Synthesy Inc.)

所在地: 東京都中央区日本橋2-1-3 アーバンネット日本橋二丁目ビル 6F

設 立: 2024年10月1日

代表者: 代表取締役社長CEO 松崎 真樹

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会社概要

サークレイス株式会社

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URL
https://www.circlace.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋2-1-3 アーバンネット日本橋二丁目ビル 6F
電話番号
-
代表者名
佐藤 スコット
上場
東証グロース
資本金
4億803万円
設立
2012年11月