イオンタウン吉川美南「Toy Museum Cafe」が障がい者の就労支援を開始

埼玉県吉川市の就労継続支援B型事業所に指定

2025年9月1日、埼玉県のイオンタウン吉川美南にある「Toy Museum Cafe（トイミュージアムカフェ）」が、吉川市より障がいのある方が利用する就労継続支援B型事業所（以下、B型事業所）に指定されました。

看板メニューの「やさしいごはんセット」

今年の7月1日にオープンした「Toy Museum Cafe（トイミュージアムカフェ）」は、運営法人である社会福祉法人 檸檬会の認可保育園である「レイモンドほいくえん」などの昼食メニューを作成する管理栄養士が監修した、栄養バランスの良い食事やスイーツを提供するカフェレストランです。

B型事業所に指定されたことにより、障がいのある方が支援員のサポートを受けながら、無理のないペースで就労訓練や作業を行えるようになりました。

「Toy Museum Cafe」就労支援の特長

・１日３時間〜フルタイムまで通所日数や時間を自由に設定できる

・一般就労に近い環境設定

・年４回の工賃見直し

・一般就労やA型事業所が合わなかった方の社会復帰も受け入れ可能

・社割購入あり、栄養バランスのいい食事補助あり

・駅からすぐの大型商業施設内で通いやすい

・おしゃれな制服貸与

作業内容（例）

・接客（レジ・案内・料理の提供など）

・キッチン、バックヤード（資材補充・洗い場・掃除・調理補助など）

※本人の希望やスキル習得状況による

一般的にB型事業所では単純作業が多くなりがちですが、ここでは利用者の希望やなりたい姿を伺い、相談しながら取り組む内容を決めていきます。障がいがあるから出来ない・やらせないという制限は無く、一人ひとりの可能性を広げるための支援を行うことが特長です。また、スキルの習得状況により新たな作業にも挑戦できるので、やりがいを感じながらステップアップしていくことが可能です。利用者は作業対価として工賃を受け取れますが、年に４回の工賃見直しの機会を設けており、一般企業での就労に近い環境です。

檸檬会の障がい福祉事業では、障がいのある方が「学ぶ、働く、暮らす」という、人生においてあたりまえに持てる“ 生きるよろこび ”を大切にできるように支援しています。

店内　

店長（左）と支援員スタッフ

就労継続支援B型事業所とは

18歳以上で障がいのある方が、支援員のサポートを受けながら就労訓練や作業を行う福祉サービスで、無理のないペースで利用できます。生産活動の場としてだけでなく、作業スキル・ビジネスマナーなどの習得、コミュニケーション能力の向上を支援し、社会参加を促す役割も持ちます。

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【 利用対象となる方 】
18歳以上
身体障がい、知的障がい、精神障がい、発達障がいがある方

※利用料は世帯収入により変動します。

【 施設概要 】
事業：就労継続支援B型
店名：Toy Museum Cafe（トイミュージアムカフェ）
住所：埼玉県吉川市美南3丁目25-1　イオンタウン吉川美南 東街区１階
交通アクセス：JR吉川美南駅 徒歩約2分
開所時間：10:00～19:00（店舗は20時まで営業）
WEBサイト：https://toymuseumcafe.lemonkai.or.jp/

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社会福祉法人 檸檬会

「レイモンドほいくえん」や「れもんのこほいくえん」などの保育施設、英語事業や放課後児童クラブを運営。また、障がい福祉事業では児童発達支援、就労支援、グループホームなどを運営。さらにグループビジョンである「ソーシャルインクルージョンの実現」を目指し、奈良県の大学跡地を利活用し、「ここで働き、学び、遊び、暮らす。すべての人が躍動できる社会」をコンセプトとした、教育と福祉の総合コミュニティ「ソーシャルインクルージョンヴィレッジ」を2023年にオープン。
12都府県であわせて91施設（110サービス）を運営し、事業を通して社会課題の解決に取り組んでいます。事業を通して新たな社会価値を創造し、たくさんの方が手を取り合える社会づくりを⽬指しています。

法人名：社会福祉法人 檸檬会（れもんかい）
代表者：理事長　前田 効多郎
法人本部：和歌山県紀の川市古和田240
本部：和歌山、東京、大阪、奈良
設立：2007年2月
職員数：約1920名（2025年4月現在）
WEBサイト：https://global.lemonkai.or.jp/