【ソーシャル・エックス】ソーシャルXアクセラレーション 第1期入賞スタートアップ4社が決定!
東京都「多様な主体によるスタートアップ支援展開事業(TOKYO SUTEAM)」協定事業者として、財務リターンと社会的インパクトを両立するスタートアップを支援
ソーシャルXアクセラレーションとは
ソーシャルXアクセラレーションは、TOKYO SUTEAMの協定事業者である当社が提供する、官民共創型アクセラレーションプログラムです。本プログラムでは、財務リターンと社会的インパクトの両立の支援が大きな特徴となっており、行政との実証実験を通じてインパクトを可視化する仕組みになっています。
2024年の2月にファイナリスト15社を決定し、プログラムを構成するワークショップやメンタリングを通じて、実証実験の要件を定義するなど、3カ月間の伴走支援を実施してきました。このたび、5月15日に虎ノ門ヒルズARCHインキュベーションセンターにて実施した最終審査会で、以下の4社が最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞に選ばれました。
公式サイト:https://sac.socialx.inc/
入賞企業一覧と受賞テーマ
最優秀賞:株式会社Mellow
<受賞テーマ> 公共空間から収益を生み出し、行政内で再分配する仕組みを作りたい
優秀賞:ENELL株式会社
<受賞テーマ> 「空気から水を作る」技術を活用して、どのような社会課題が解決できるか議論したい
優秀賞:BABYJOB株式会社
<受賞テーマ> すべての人が子育てを楽しいと思える社会づくりを一緒に目指す
審査員特別賞:株式会社TBM
<受賞テーマ> 再⽣材の⼒で地域産業の発展に寄与する⽇本初の「新たな地域インフラ」
ソーシャルXアクセラレーションのこれまでと今後の流れ
●これまでの流れ
12月:キックオフセミナー実施
12月12日~1月4日:エントリー募集
1月:書類審査・面談審査を経てファイナリスト15社を決定
2月~5月上旬:3カ月間のブラッシュアップ期間の中で、社会的インパクト設計のワークショップ、メンタリング、自治体との面談を実施。
●今後の流れ
最優秀賞、優秀賞に選ばれたスタートアップは実証実験できる自治体とのマッチング・伴走支援とその後にソーシャルインパクト評価を実施します。審査員特別賞に選ばれたスタートアップにはソーシャルインパクト評価を実施します。現在、TOKYO SUTEAM での第二期の審査中で、今後、同様のアクセラレーションプログラムを、内閣府沖縄、群馬県(テーマは脱炭素)にて実施します。
入賞スタートアップからのコメント
■最優秀賞
株式会社Mellow 取締役 ローカル事業部 西真田 寛人 氏
この度、最優秀賞を受賞し、大変嬉しく思います。最終審査までの過程で、ワークショップやメンタリングを通じて官民連携の視点から多くを学ぶことができました。この経験を通じて、私たちの価値と、社会や行政にどのように貢献できるかをさらに深めることができました。私たちが提供している「SHOP STOP」は、「会いたいお店がやってくる」というビジョンに基づく移動型店舗のプラットフォームです。今後も行政への収益還元と社会の課題解決を持続的に進めていきます。
■優秀賞
ENELL株式会社 代表取締役社長 赤石 太郎 氏
この度は当ピッチにおいて優秀賞という栄誉ある賞をいただき、とてもうれしく思います。今回の成果は、共に努力してくれたメンターの方のご支援のおかげです。特に、このプレゼン内容を自治体の皆様に届けたかったので、我々の想いが届いていることを願っています。今後も地域社会に貢献できるプロジェクトを、自治体の皆様一緒に、更なる勇気を持って挑戦をし続けていきたいと思っています。
■優秀賞
BABYJOB株式会社 代表取締役社長 上野 公嗣 氏
「すべての人が子育てを楽しいと思える社会」の実現のために開始したサービスが、このような形で評価いただき光栄です。私たちは、保育施設向けサービスをはじめとする子育て支援を通じて、悩みや不安の解消、負担の軽減に取り組んでいます。今後は、子育て課題に最前線で向き合う自治体と共に解決に向かえること、実現へのスピードが上がることを大変嬉しく思っています。子どもと関わるすべての人の心と時間のゆとりを創出できるよう、尽力していきます。
■審査員特別賞
株式会社TBM 資源循環事業本部 Maar事業部 サーキュラーエコノミーアクセラレーター 五十嵐 一樹 氏
この度は審査員特別賞をいただき、誠に光栄です。本受賞を励みに、弊社が提案した再生材売買プラットフォーム「Maar再生材調達」を、循環型社会の実現に向けた不可欠なサービスとして育成してまいります。自治体との連携を深め、広域地域における再生材供給網の構築を目指し、企業に対して品質、コスト、納期を担保した再生材の提供を進めます。官民問わずの協力により、顧客視点での価値提供を推進していきますので、引き続きのご支援とご協力をお願いいたします。
審査委員長 守屋実氏からのコメント
入賞したスタートアップの皆様、誠におめでとうございます。
予選審査の段階から非常に秀逸な事業が多いことはすでに認識しておりましたが、本日のピッチでビジネスモデルがさらに磨き上げられたという印象を受けました。本アクセラプログラムの3カ月の有益性が証明されたと感じます。今後の実証実験・ソーシャルインパクト評価を通じて、地域課題の解決につながるとともに社会性と経済性を両立させた社会課題解決型ビジネスが広がっていくことと、第2期のプログラムも素晴らしいものとなることを期待します。
代表取締役 伊藤 大貴からのコメント
財務リターンと社会的インパクトを両立させることを考え抜く、私たちのアクセラレーションプログラムは、参加したスタートアップのみなさんに普段とは異なる頭の運動を強いたと思います。そのためか最終審査会はどのプレゼンも聞き応えがありました。この中から社会課題解決を武器に世界で戦えるスタートアップが生まれてくることを楽しみにしています。
会社概要
社名:株式会社ソーシャル・エックス
住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1渋谷ヒカリエ32F
「官民共創に最高の体験を。」を掲げ、官民共創新規事業開発プラットフォーム「逆プロポ」シリーズの企画運営、および、社会課題解決型の新規事業開発を支援しています。2021年グッドデザイン賞受賞。
公式サイト:https://sac.socialx.inc/
サービスサイト:https://gyaku-propo.com/
【本件問い合わせ先】
プロジェクト担当 シニアマネージャー 木村亮太 マネージャー 高橋知史
PR/GR Director 志賀 久美子
メール:info@socialx.inc
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