液化水素サプライチェーンの商用化実証に向けたローディングアーム共同設計について
液化水素海上輸送において、液化水素用LAは液化水素を陸側から船側へ積荷、運搬された液化水素を船側から陸側へ揚荷を行う際に必要で、液化水素サプライチェーンには欠かすことのできない設備です。
これまで両社は、2014年より始まった内閣府SIP事業(戦略的イノベーション創造プログラム)において、口径6B液化水素用鋼管型LAの開発※2を共同にて行い、2023年2月末には神戸水素基地(Hy touch神戸/HySTRA)において初荷役に成功、鋼管型LAの液化水素荷役において世界初の荷役実証実績を成し遂げました。※3
またNEDO事業「水素社会構築技術開発事業/大規模水素エネルギー利用技術開発※4」では、液化水素用大型ローディングアームの要素技術開発に共同にて行って参りました。
カーボンニュートラル実現に向けて商用規模での国際的な液化水素サプライチェーンの構築に貢献するため、両社は、液化水素用大型ローディングアームの製品化に取り組んで参ります。
※1 液化水素サプライチェーンの商用化実証
事業期間:2021年度~2030年度(予定)
事業概要:https://green-innovation.nedo.go.jp/project/hydrogen-supply-chain/
※2 液化水素用鋼管型LAの開発(口径:6B)
https://www.tbgtech.co.jp/wp-content/uploads/2021/03/developedLH2LA.pdf
※3 鋼管型LA液化水素荷役 世界初荷役実証成功
東京貿易ホールディングス 2023年4月28日ニュースリリース
https://www.tokyo-boeki.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/05/8f5dba7c8e6f718b9d7ca8655c549ebe.pdf
※4 水素社会構築技術開発事業/大規模水素エネルギー利用技術開発
事業期間:2019年度~2022年度 事業概要:https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100096.html
https://prtimes.jp/a/?f=d98548-64-f82c1471d5d57314ca35eaeac2d5114d.pdf
東京貿易グループとは
持ち株会社である東京貿易ホールディングス株式会社(東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン27F、代表取締役社長 坪内秀介)と個性豊かな国内外の15事業会社、合計16会社で構成する独立系の企業グループであり、1947年の創業から75周年を迎えました。
グループ共通のスピリッツである「全員経営の精神」を核心的価値観(コアバリュー)として掲げ、グループ各社が自立した企業活動を行いながら、グループ全体の存在感と競争力を相乗的に高めることにより、新しい価値を世の中に提供し続けるグループを目指しています。
東京貿易グループは今後も変革を恐れず、自由闊達な文化の下、イノベーションを起こし、ステークホルダーの皆様が安全・安心な生活、経済、社会活動をおくることができる、より良い社会の実現と持続に貢献します。
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