明治大学平和教育登戸研究所資料館が第14回企画展「日本が戦争になったとき—軍拡の時代と秘密戦—」を開催
【開催概要】
第14回企画展「日本が戦争になったとき —軍拡の時代と秘密戦—」
会 期:2023年11月22日(水)~2024年5月25日(土)
会 場:明治大学生田キャンパス 平和教育登戸研究所資料館(神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1)
開館時間:水曜~土曜(祝日も開館) 10:00~16:00
※休館日:日曜~火曜、2023年12月24日(日)~2024年1月9日(火)、1月13日(土)、2月7日(水)
※最新の開館状況は平和教育登戸研究所資料館ホームページでご確認ください。
入 館 料:無料
主 催:明治大学平和教育登戸研究所資料館
後 援:川崎市、川崎市教育委員会
■オンラインでも開催しております。下記リンクからもご覧いただけます。
※一部資料は実会場のみの展示
https://www.meiji.ac.jp/noborito/event/onlineexhibition.html
【内容】
登戸研究所は、日中戦争が始まった1937(昭和12)年に電波兵器の実験施設として開設され、1939年に大幅に拡充されて、秘密戦のための総合的な研究・開発機関となりました。登戸研究所のこの拡充は、日中戦争が始まる前から計画された日本軍による軍備拡張(軍拡)の一環でもありました。
今回の企画展では、近代日本における軍拡の歴史を概観した上で、1930年に始まる顕著な軍拡の一部として、秘密戦分野の軍拡(兵器開発と要員養成)もあったことを明らかにします。なぜ1930年代になって日本が軍拡へと舵を切ったのか、それはどのような相手(仮想敵)を想定したもので、〈表側の戦争〉としての武力戦のためにどのような軍事力を構築しようとしたのかを示します。そして、その上で〈裏側の戦争〉としての秘密戦に期待されたこと、兵器・資材開発、要員養成の手段の実態に迫ります。また、急速な軍拡のためのお金の調達方法、軍拡にともなう言論統制の展開についても見ていきます。
現在の日本も急速に軍拡の道を歩もうとしていますが、今回の企画展が「今」の私たちの社会を考える上でのヒントを提供できるのではないかと考えています。
【関連イベント】
本企画展に関連した講演会・座談会を実施します。詳細は平和教育登戸研究所資料館HPをご覧ください。
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