色画用紙を使った造形プログラムを多数収録した冊子を発行

リンテック株式会社

 リンテック(本社:東京都板橋区 代表取締役社長:大内昭彦)が全国展開する色画用紙のトップブランド「ニューカラーRシリーズ」が、1964年の販売開始から50周年を迎えることを記念して、色画用紙を使った造形プログラムを計60点収録した冊子「ニューカラーパラダイス2014」を3月10日に発行することにしました。同冊子は、全国の小学校などに無償で配布します。
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【おかげさまで発売50周年。色画用紙「ニューカラーRシリーズ」】

 「ニューカラーRシリーズ」は豊富なカラーバリエーションと、図画工作などに最適な紙厚や強度、風合いが特徴の、色画用紙の国内トップブランドです。描画・加工適性に優れており、児童教材用として、また書籍の表紙や見返し、帯などとしても幅広くご活用いただいています。

 同製品の発売50周年の節目に当たる今年、色画用紙の特性を生かした造形作品のつくり方を紹介する冊子「ニューカラーパラダイス2014」(136ページ・フルカラー)を発行することにしました。同冊子は、永年のご愛顧に感謝の気持ちを込めて、全国の小学校や保育園、幼稚園などに無償で配布します。

【60点もの造形プログラムを収録した「ニューカラーパラダイス2014」】

 
リンテックでは、色画用紙の使い方のヒントを紹介する造形プログラム集を相次いで制作し、教育現場に無償で配布してきました。そして2004年には、冊子の中で紹介してきた造形作品のつくり方を幅広くご家庭でもご覧いただけるウェブサイト「Newcolor Paradise」を開設。同サイトではユーザー参加型の「夏休み紙工作コンテスト」を毎年開催するなど、紙を使った造形活動の普及促進を図ってきました。

 今回、造形作品のつくり方を手元に置いて手軽に見たいという教育現場からのご要望もあり、15年ぶりに改めて冊子版の造形プログラム集を発行することにしました。同冊子には、紙の奥深さや魅力を実感できるプログラムを計60点収録。立体的な作品や動きのある作品、季節行事にまつわるものなど幅広く紹介しています。当社では今後も、子供たちの造形活動の支援と「ニューカラーRシリーズ」のさらなる訴求に努めていく考えです。


【冊子「ニューカラーパラダイス2014」概要】

 冊子「ニューカラーパラダイス2014」には、色画用紙「ニューカラーRシリーズ」の特徴を生かした造形プログラム計60点を収録。もむ、丸める、破る、折るなど、手を加えることでさまざまに表情を変える紙の特性や魅力を実感できる楽しい作品が満載です。小学校や保育園、幼稚園などで造形教育に携わる皆様をはじめ、多くのかたがたにご覧いただくことで子供たちの創造力育成に寄与できればと考えています。

■発行日:2014年3月10日
■発行部数:3万4000部
■体 裁:A4判変型・136ページ・フルカラー
■イラストレーション:石井朗氏
■制作協力:公益財団法人 児童育成協会「こどもの城」造形スタジオ


【造形プログラムを豊富に掲載している、造形教育・創造活動支援サイト「Newcolor Paradise」】

 「Newcolor Paradise(ニューカラーパラダイス)」(協力:「こどもの城」造形スタジオ)は、色画用紙を使った造形プログラムや、紙にまつわるさまざまな話題を通して、より多くのかたに“紙”という魅力的な素材について知っていただくことを目的としたサイトです。

  同サイトにて、紙を素材にした図工作品の写真データを募集する「夏休み紙工作コンテスト」などのイベントも開催しています。当社では、2004年から運営しているこのサイトを通して、造形教育・創造活動に幅広く貢献していきたいと考えています。

▼URL
http://www.newcolor.jp/

■主なコンテンツ
○造形プログラム
 もむ・曲げる・くっつける・切る・折り込むなど、“紙”という素材の特性を生かした造形作品のつくり方を紹介しています。

○紙の話
 身近にある紙や、ふだんあまり目にすることのない世界の紙など、知っているようで知らない紙についてのさまざまなお話を掲載しています。

○ギャラリー
 造形プログラムを活用した楽しい作品を数多く紹介しています。それぞれの作品のつくり方も調べることができます。

○Newcolor?(製品情報)、Q&Aなど


【色画用紙「ニューカラーRシリーズ」製品概要】

 
リンテックの「ニューカラーRシリーズ」は、豊富なカラーバリエーションを誇る色画用紙の国内トップブランドです。図画工作などに最適な紙厚や強度、風合いを兼ね備え、1964年の販売開始以来、50年にわたってご愛顧いただいています。

■特 徴
○“きんいろ” “ぎんいろ”などの個性豊かなアイテムを含め、全63色と豊富なカラーバリエーションを誇る色画用紙の国内トップブランドです。

○厚物タイプの「ハイニューカラーR」(全10色)、表裏異色タイプの「ニューカラーWクラフトR」(全8種)、ひときわ目を引き付ける「蛍光ニューカラーR」(全4色)と、多彩なラインアップを取りそろえています。

○水性ペンやのり、粘着テープなども使用でき、工作用途に最適。児童教材用などとして高い評価を得ています。

■用 途
 図画工作、書籍表紙・見返し・帯、絵画、切り絵細工、版画、ポスター、パンフレット、校内展示装飾など


【“色画用紙”誕生秘話 ~ 「ニューカラー」が色画用紙になるまで】
 
 1964年、「ニューカラー」(1998年に現在の「ニューカラーRシリーズ」に名称変更)は全判サイズ、全10色の“ラシャ紙”として発売されました。1966年、「ニューカラー」を四ツ切・八ツ切という子供が手に取って扱いやすい画用紙サイズに切って全国の小学校に無償配布したところ大変好評で、工作したり絵を描いたりした作品がお礼として多数送られてきました。それまでは画用紙といえば白色と決まっていましたが、これが契機となり、“色画用紙”として販売するという発想が生まれました。翌年には四ツ切・八ツ切にした色画用紙の本格販売を開始。発売50周年を迎えるまでに成長しました。

※ラシャ紙:ラシャ(紡毛の厚手の毛織物)に似ていることからその名がつけられた、腰のある大判の紙

【「ニューカラーRシリーズ」のこだわり ~ 独自の色名と色合い】

 
「ニューカラーRシリーズ」のこだわりとして、他社にはない独自の色名と色合いがあります。1964年の発売当初は、“あか”や“みどり”などの比較的スタンダードな全10色でスタートしましたが、教育現場の声をしっかりと反映した色画用紙を目指して製品開発に注力してきました。営業担当者が学校を訪問し、先生がたから「どのような色名が親しみやすく、喜ばれるか」といった情報を集め、徹底的に検討を重ねてきた結果として名づけた“ゆき” “ふじむらさき”などは、当社独自の色名です。

 また2004年には、フラッシュピンクなど全4色の鮮やかな色彩を放つ「蛍光ニューカラーR」を発売。2007年には、紙本来の質感を生かした、色画用紙としては初めての発色の“きんいろ” “ぎんいろ”をラインアップするなど、色合いにもこだわりを持って開発を続けてきました。これからも皆様に親しまれる色画用紙の開発・提供に努めていきます。

■製品に関するお問い合わせ

リンテック株式会社 洋紙事業部門
〒112-0004 東京都文京区後楽2-1-2 興和飯田橋ビル
TEL.(03)3868-7720 FAX.(03)3868-7728

■リリース内容に関するお問い合わせ

リンテック株式会社 広報・IR室
〒173-0001 東京都板橋区本町23-23
TEL. (03)5248-7741 FAX. (03)5248-7754

■会社概要

社 名:リンテック株式会社
本 社:〒173-0001 東京都板橋区本町23-23
設立年月日:1934年10月15日
資本金  :232億1百万円(2013年3月31日現在)
証券コード:7966(東証1部)
URL:http://www.lintec.co.jp/

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会社概要

URL
https://www.lintec.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都板橋区本町 23-23
電話番号
03-5248-7711
代表者名
服部 真
上場
東証プライム
資本金
233億5500万円
設立
1934年10月