HITOWAキッズライフ こども事業部の園児らによる本社訪問を実施

幼児期にできるキャリア教育として保育園児が活動プレゼンテーションや社長・社員との交流を体験

生活総合支援サービスを展開するHITOWAホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日髙 博美)のグループ会社で、子育て支援事業を展開するHITOWAキッズライフ株式会社(本社:東京都港区/代表取締役:髙石 尚和、以下HITOWAキッズライフ)は、 1 月 26日(木)、5~6歳の園児ら25人がHITOWAキッズライフ本社を訪問するイベント「こども事業部の園児らによる本社訪問」を実施しました。


HITOWAキッズライフは、首都圏を中心に約100施設の保育園「太陽の子」「わらべうた」を運営しており、幼児期にできるキャリア教育の一環として「こども事業部」という取り組みを2020年に導入しました。“こどもたちの、こどもたちによる、みらいへつながる、こどもじぎょうぶ”をコンセプトに、モデルプロジェクトとして実施園を限定して推進しています。取り組んでいる園では、園長を「支店長」、担任を「副支店長」、園児らを「社員」として、各支店(園)で未来のことや地域のためにできること、園の中での困りごとなどを考え、それぞれユニークな取り組みを日々進めています。

今回初めて実施した本イベントでは、園児らがHITOWAキッズライフの社長や社員に対して、「こども事業部」の活動についてプレゼンテーションを行い、社長との対話や社員へのインタビュー、本社内見学を体験しました。

日頃の取り組みを2園の園児らが社長・社員にプレゼンテーション。他園からもオンラインで視聴参加。
今回本社を訪問したのは、太陽の子つつじヶ丘“支店”13名、太陽の子芝浦一丁目“支店”12名の小さな社員たち。それぞれの支店が交互にプレゼンテーションを行いました。発表する園児たちは少し緊張しながらも、堂々と皆の前に出て日頃の取り組みを一人ずつ紹介し、もう一方の支店の園児たちはその内容を興味深く聴いていました。本社訪問は3日間実施し、今回本社訪問しなかった支店の園児たちも、オンラインで発表を視聴できるよう工夫しました。

こども事業部でどのような仕事をするかは園児が自ら考え、話し合い、決定しています。その過程で幼少期から「社会生活との関わり」「思考力」を高め、他の社員たちとのディスカッションや共同作業により「言葉による伝えあい」「協働性」を身に付けます。そして、大人たちを含めた大勢の人に自らの成果を発表し、評価されることにより自分に自信を持ち、「自立心」を高めていきます。
 

つつじヶ丘支店は、「困っている人を助ける会社」としてさまざまな活動をした内容を紹介つつじヶ丘支店は、「困っている人を助ける会社」としてさまざまな活動をした内容を紹介

芝浦一丁目支店は、事業部会議で決定した2つの活動「写真撮影」「おそうじ」について発表芝浦一丁目支店は、事業部会議で決定した2つの活動「写真撮影」「おそうじ」について発表

   
社長・社員との交流を楽しみながら会社の仕組みを学ぶ
こども事業部の園児たちは、オンラインで入社式に出席し、社長から正式な「任命書」を受け取り、社員証を持っています。以前より「社長に直接会って働いているところを見てみたい」との声が上がっていましたが、今回ようやく社長と対面することができました。礼儀正しく挨拶して社長室に入り、社長から一人ひとり名刺を渡されると、園児たちの喜びもひとしお。この時とばかりに質問し、対話を楽しみました。

当日は、HITOWAキッズライフの社員へのインタビューも積極的に行われました。部署名が書かれた見取り図を見ながら社内を見学。それぞれの部署でどのような仕事が行われているかを直接社員にインタビューしました。このような社長や社員との対話は、家族や園の友達、スタッフ以外の人との交流にはない新たな経験。園児たちは、会社の中を実際に見たり、そこで働く人からさまざまな話を聞いたりすることを通して、社員であるという自覚を持つとともに、社会の仕組みの一端を学びました。
 

社長の髙石と対話を楽しむ子ども社員(園児)たち社長の髙石と対話を楽しむ子ども社員(園児)たち

積極的に社員にインタビューする子ども社員(園児)たち積極的に社員にインタビューする子ども社員(園児)たち

 

 

 

保育理念「つながり保育」を実現するこども事業部の活動 ~子どもたちの成長のために~
原園 早苗(はらぞの さなえ)

HITOWAキッズライフ 教育保育推進室 室長/一般社団法人キッズライフラボ 理事・主席研究員


HITOWAキッズライフでは、「つながり保育」を保育理念に掲げ、「心が動く体験」と「豊かな対話」により子ども・保護者・地域・保育者がつながる保育を実践しています。「つながり保育」が目指すのは、「地域とつながる=市民になる」こと。こども事業部は、園児たちが主役となり、地域とつながるさまざまな取り組みを推進する活動としてスタートしました。
株式会社が運営する保育園だからこそ、子どもに将来を見据えた経済活動を経験させることができ、幼児期に必要な体験と考えています。
こども事業部では、園児たちは、ただ「お手伝い」をするのではありません。自分が働いた仕事に応じて、“キッズライフコイン”という収入を対価として得ます。コインを貯め、副支店長の管理のもと欲しいものと交換するという、経済の仕組みを学びます。最初は自分たちが欲しいものを考えていた園児たちが、年少の園児たちも一緒に遊べるようなおもちゃを購入するようになったり、保護者の方にも振る舞えるような飲み物を作るためにコインを使ったりするなど、園児たちは次第に園全体、そして園から地域へと、視野を広げ誰かのためになるように考えるようになっていきます。
コロナ禍のため、今回初めて本社訪問が実現しました。こども社員(園児)たちには園での経験や学びを基にこれからもさまざまなことにチャレンジし、成長してほしいと考えています。


■企業情報
HITOWAキッズライフ株式会社
生活総合支援サービスを提供するHITOWAグループの事業会社として、首都圏を中心に認可保育園・企業主導型保育園を運営しています。保護者の皆様や地域から選ばれる保育園を目指し、絵本の読み聞かせや英会話、ダンスなどこだわりのプログラムを提供しています。また、長年にわたる保育での知見を活かし、児童発達支援事業へと社会課題解決の幅を広げています。

所 在 地:〒108-6215 東京都港区港南2‐15‐3 品川インターシティC棟
TEL:03-6632-7703
URL:https://www.hitowa.com/kids-life/
設    立:1997年2月
資 本 金:1億円
事業内容:子育て支援サービス、子育て支援施設の展開、運営、コンサルティング
代 表 者: 代表取締役 髙石 尚和

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ビジネスカテゴリ
保育・幼児教育
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会社概要

URL
https://www.hitowa.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区港南2‐15‐3 品川インターシティC棟
電話番号
03-6632-7700
代表者名
日髙 博美
上場
未上場
資本金
500万円
設立
1997年02月