「とるだけ育休」を防ぐ冊子、自治体・産院・教育機関の配布先募集〜全国38自治体から約70の自治体・産院に広がり、ワークショップや教材での活用も〜
「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」というビジョンを掲げるコネヒト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 北吉 竜也、以下「コネヒト」)は、「とるだけ育休」を防ぐ男性育休の質向上を目的とした冊子「夫婦で話そう、考えよう。パパ育休のこと」(以下、本冊子)の提供を通じ、家族との接点をもつ自治体や病院、教育現場等との連携をお知らせいたします。
配布先の広がりについて
2020年8月に全国38自治体で配布を開始した本冊子は、全国約70の自治体に加え、オークスマタニティクリニック、総合母子保健センター 愛育クリニックなどの産院や長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンターも参画し、「家族を話す」きっかけとして、出産を迎えたご家庭へと順調に広がっています。
本冊子の活用事例について
本冊子は配布するだけではなく、ワークショップや教材として活用されています。
■京都府舞鶴市人権啓発推進課
京都府舞鶴市人権啓発推進課にご協力いただき、本冊子を舞鶴市の市民向けに配布していただいております。また、このたび11月27日に「夫婦で話そう、考えよう。パパ育休のこと」と題し、舞鶴市役所、海上保安庁、舞鶴高専の職員の方にご参加いただき、本冊子を活用したオンラインのワークショップを開催いたしました。
〈当日の参加者の感想〉
- 育休について興味が深まりました。同グループにパパ育休をとっている人がいたので貴重な話をきけてよかったです。(20代男性)
- いつかは経験するだろうとは思っていたのですが、自分が思ったよりも現実を知らなかったので大変勉強になりました。育休を経験した人と経験したことない人が話す場になってよかったです。(20代女性)
- パパ育休についてよくわかっていなかったという事がわかり、良かったと思っています。 ママ・パパ双方の先輩からお話を聞けて、子供が生まれた後のことがより現実味を帯びました。夫婦間だけでの話し合いだけでなく、外部からのインプットも大事であるという事も印象に残りました。(30代男性)
- 実際にパパで育休を取られた方のお話やこれから出産を迎える方のお話は新鮮でした。特に男性にはこういう話し合いに参加してほしいと思います。(20代女性)
〈京都府舞鶴市 市民文化環境部 人権啓発推進課 男女共同参画担当課長 木下様〉
舞鶴市では、市役所をはじめ市内事業所の「女性の活躍推進」や「ワークライフバランスの向上」の取り組みを進めています。市役所では、男女共同参画に係る課題解決に向けて研究する女性管理職のチームを結成しており、今年度のテーマは「男性の育休」でした。
そのような中、コネヒト株式会社様から冊子の提供を受け、是非、冊子を使った研修を市・事業所対象に実施したいとお願いし、実現しました。
特に男性は、育休について考えたり、子育てについて先輩パパ・ママに話を聞いたりする機会がないようで、ワークショップでは、夫婦間のコミュニケーションの大切さや家事や育児の分担についてなど、先輩からのアドバイスに耳を傾ける新人パパの姿が印象的でした。また、若い男性は家事や育児に積極的に関わりたいと思っており、世代の意識の違いを実感することもできました。
今回の研修は本市の男性育休の取得促進に向けたスタートになったと思います。
■北海道帯広柏葉高等学校
北海道帯広柏葉高等学校では、定時制に通う高校2年生および3年生を対象に家庭科の授業の教材として本冊子をご活用いただきました。
〈授業を受けた生徒の感想〉
- 妻の負担をなくすように育休をとることはいいと思いました。自分なら妻の負担を減らすためになるべく育休をとりたいと思いました。やはり育児は2人でした方がいいと思いました。(2年男子生徒)
- 出産後から育休を取って、乳児のころから育児を協力してこなしていったり奥さんが休めるように、週2〜3回はフリーな時間をつくってあげたいのと育児をしながら奥さんのメンタル面のサポートをしてあげたいと思った。(3年男子生徒)
- 夫婦で話し合うことは必要だと思う。夫も育児をするのが当たり前だが、話し合ってこれをしてほしいなど夫に伝えずに勝手に夫がしてくれると思うのは違うと思うし、すれ違いでけんかをすると思う。夫婦できちんと話し合い、自分にできる事、できない事をお互いに知っておけば、その部分をカバーしながらお互いにとって良い育児になると思った。私が育児をしている間に夫が家事、夫が育児をしていたら私が家事をするなどの分担も必要だと思った。(3年女子生徒)
〈北海道帯広柏葉高等学校定時制 時間講師 種畑様〉
生徒の感想を読むと、高校生なりに将来の育児や夫婦の協力のイメージができあがりつつあると感じました。パンフレットから引用したマンガや先輩ママの声を読む事で具体的に感じ、考えることができたのだと思います。教科書や教師からの一般論だけでは伝わらないリアルで新鮮な情報を与えることができたと感じています。また、ほとんどの男子生徒が育児や育休に対して積極的に参加していきたいと答えているのが印象的でした。
配布自治体・産院・教育機関の募集やワークショップについて
コネヒトは、「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」というビジョンを掲げ、「家族像」に向き合うために「家族を話そう」を合言葉に、社会のさまざまな場所で、さまざまな人が、それぞれの家族について話す機会と環境を作っていきたいと考えています。そういったコネヒトの考えや取り組みにご賛同いただける自治体や産院、教育機関を本冊子の配布先として募集しております。
また、本冊子を活用したワークショップも企画しておりますのでご興味ある方はご連絡ください。
今後もコネヒトは本冊子を通し、男性育休や子育てについて話すきっかけを当事者の夫婦だけではなく、あらゆるステークホルダーに「家族を話そう」というキーワードとともに発信してまいります。
【コネヒト株式会社について】
「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」というビジョンを掲げ、「家族を話そう」というキーワードをもとに家族像の多様性を実現するための活動に日々取り組んでいます。「家族像」という概念は、抽象度、個別性や変動性が高いものですが、まずはこれまで運営してきたママリが活かせる「子どもを望む家族」の家族像実現に向け、「育児の悩み」「家計の悩み」「不妊の悩み」を解決課題を設定し、取り組んでいます。また、並行して「社会の意識」も変革していきたいと考えています。
私たちは、日々家族を学び、行動を繰り返し、時に志を共にするパートナーのみなさんとともに社会を前進してまいります。
https://connehito.com
設立: 2012年1月
代表者:代表取締役 北吉 竜也
所在地:東京都港区南麻布3-20-1 Daiwa麻布テラス5階
【提供サービスについて】
ママ向けNo.1アプリ(※1)「ママリ」を軸に、ビジョンステートメントである「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」ために家計、不妊、育児の悩み解決および社会の意識変革を行ってまいります。
〈育児〉
■2019年に出産した女性の3人に1人(※2)が会員登録しているコミュニティアプリ/情報メディア「ママリ」
Q&Aアプリ https://app.adjust.com/mg2p0df_pnh375z
情報メディア https://mamari.jp
■パパとママが喜ぶ子供の遊び場は?子連れお出かけ情報「アチコチ」
https://achikochi.mamari.jp/
〈家計〉
■働く一歩を踏み出そうとしているママを応援する求人サイト「ママRework」
https://mama-rework.mamari.jp/
■家族の購買判断を支える「ママリ口コミ大賞」
https://award.mamari.jp
〈社会の意識〉
■ママが一歩を踏み出しやすい社会の実現を目指すママリの社会発信活動「変えよう、ママリと」
https://mamari.jp/change/
※1:妊娠中〜2歳0ヶ⽉の⼦供を持つ⼥性1,084⼈を対象とした調査より「現在使っているアプリ(妊娠・⼦育て系) をすべて教えてください」で第1位(2019年3⽉実施、調査協⼒:インテージ)。
※2:「ママリ」内の出産予定日を設定したユーザー数と、厚生労働省発表「人口動態統計」の出生数から算出。
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