LayerX Labs、東京工業大学 首藤研究室との共同研究の成果が電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ最優秀研究賞を受賞

 テクノロジーを活用して経済活動のデジタル化を推進する株式会社LayerX(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:福島良典)の研究開発組織「LayerX Labs」は、東京工業大学 情報理工学院 首藤研究室との共同研究の成果である学術論文が、電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ研究会(以下、IA研究会)において、「インターネットアーキテクチャ最優秀研究賞」を受賞しましたのでお知らせします。


 LayerX Labsはこれまで、セキュリティ・プライバシーに関する研究に幅広く取り組んでおり、データ利活用とプライバシー保護を両立する秘匿化モジュール「Anonify」といったソフトウェアの開発や、学術論文 (*1) の執筆などを手がけてきました。また国内外の学術機関とのオープンイノベーションも強化しており、2020年8月より、分散システムの専門家である東京工業大学 首藤一幸准教授との共同研究に取り組んで参りました (*2)。

 このたび、東京工業大学 首藤研究室との共同研究の成果である、ブロックチェーンのコンセンサスアルゴリズムに関する以下の学術論文が、電子情報通信学会 IA研究会において、2020年度の1年間の間に同研究会にて投稿・発表された44件の研究のうち最も評価の高かった研究に贈られる賞「インターネットアーキテクチャ最優秀研究賞」を受賞しました。

 

タイトル: Saving attackのブロックチェーンコンセンサスに対する影響
著者: 大月 魁(東工大)・中村 龍矢(LayerX)・首藤 一幸(東工大)
掲載誌情報: 電子情報通信学会 技術研究報告, Vol.120, No.381, IA2020-37, pp.15-22


 同研究では、Ethereumの次期バージョンである「Ethereum 2.0」におけるコンセンサスアルゴリズムに対する攻撃やその緩和手法の分析・評価を行いました。首藤研究室が開発するパブリックブロックチェーンのシミュレータ「SimBlock」と、LayerX 執行役員兼LayerX Labs所長 中村龍矢が提案し、Ethereum 2.0の仕様として採択 (*3) された研究が結びつき、今回の成果に至りました。

 LayerX Labsでは、セキュリティ・プライバシーに関する先端技術の研究とその社会実装を進めるべく、今後も国内外の学術機関や企業との共同研究を一層強化していきます。

■首藤 一幸准教授のコメント
 LayerX Labs中村氏の、Ethereum 2.0を含めた明日の社会についての的確な課題認識と、東工大で培われてきた知的・人的な研究基盤が理想的に結びついて、今回の貢献・成果に至りました。ブロックチェーンが示した「価値」のインターネットという可能性、そして、まずはDeFi(分散金融)として始まったDAO(自律分散組織)という人類社会の未来。それらを産み、育んでいるEthereumを主な対象とした、学術らしい強固な貢献であると自負しております。国際的な発表の準備も進めています。

(*1) LayerX Labs、データの秘匿化と利活用を両立するプライバシー保護システム「Anonify」に関する論文を公開し、「暗号と情報セキュリティシンポジウム(SCIS2021) にて発表https://layerx.co.jp/news/pr210219/
(*2) LayerX Labs、東京工業大学 首藤研究室と ブロックチェーンのコンセンサスアルゴリズムに関する共同研究を開始 –国内外の学術機関とのオープンイノベーションを強化–
https://layerx.co.jp/news/pr200828/
(*3) LayerXのリードリサーチャー 中村の提案が、世界的プロジェクト「Ethereum2.0」 の仕様に採用
https://layerx.co.jp/news/pr191113/


■LayerX Labsについて
 「LayerX Labs」は、2020年8月に設立され「経済活動のデジタル化」に向けて、技術開発及び技術の社会実装に長期的な目線で取り組む、LayerXの研究開発組織です。「デジタル通貨」と「スマートシティ」、そして「パブリックブロックチェーン」の3つを主要テーマに据え、行政・各国中央銀行・大学・民間企業と連携しながら、ブロックチェーン等の技術の実用化にむけた研究開発を推進しています。

■ LayerX 採用情報
 LayerXは「すべての経済活動を、デジタル化する。」というミッションの元、信用や評価のあり方を変え、経済活動の摩擦を解消し、その恩恵を多くの企業や個人が受けられるような社会の実現に向けて採用活動を推進しています。
 バクラク請求書の本提供開始に伴い、ソフトウェアエンジニアをはじめとしたあらゆる職種において採用活動を強化しています。ご興味をお持ちの方は以下よりエントリーをお待ちしています。
https://herp.careers/v1/layerx

■ LayerX Newsletter
   LayerXでは毎週「LayerX Newsletter(Biz編、Tech編)」を発行しています。金融機関・製造業・官公庁・SI・コンサルティングファーム・スタートアップなど幅広い読者層にお読みいただいています。各Newsletter末尾にある登録欄にメールアドレスを入れるだけで自動購読いただけます。
https://layerxnews.substack.com/

[Biz編]ビジネス編は、社会のデジタル化の動向を始めとし、デジタル金融・デジタルサプライチェーンの動きや、それらに関係してくる世界の規制当局のトピック等を紹介しています。また、海外ソースをベースに、最新のレポートやホワイトペーパーについて概要を紹介しています。
[Tech編]テクノロジー編は、特定のプラットフォームに依存しない中立的な観点から、動向をフォローするとともに、一部の記事は国際学会・カンファレンスに論文を発表するなどしているLayerX LabsのR&Dチーム担当のもと、最先端のトピックについて解説を行なっています。

■株式会社LayerXについて
 LayerX は「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに、業務や生産をはじめとした経済活動の摩擦を解消し、この国の課題である生産性向上を実現するべく、様々な産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。2021年1月には、請求書の受け取りから経理の会計処理・支払処理を一気通貫で自動化する「バクラク請求書」をリリースし、経理DXを支援しています。
[設立]2018年8月
[代表者名]代表取締役CEO 福島良典
[資本金]31億円(資本準備金含む)
[事業内容]経済活動をデジタル化する支援全般(DX事業)、ブロックチェーン技術を活用した事業開発、ソフトウェア開発、R&D
[コーポレートサイト]https://layerx.co.jp/

 
■本件のお問い合わせ
pr@layerx.co.jp(担当:石黒・木村)

 


 
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