i-nest capitalがオンラインでマーダーミステリーが楽しめるアプリ「UZU」を提供する「株式会社Sally」へ投資
■ 中国では一大市場に成長した没入型エンタテインメント「マーダーミステリー」
マーダーミステリー(以下マダミス)は、参加者自らが演者となってロールプレイや推理を進め、投票により犯人を特定する没入型の推理ゲームです。中国ではカラオケと同規模の4,000億円以上の市場があると言われており、多くの方に楽しまれています。
マダミスを体験するには店舗、パッケージ商品、オンラインの3パターンがあり、現状では店舗での体験が一般的です。ゲームの特徴として、投票の結果によって複数のエンディングに分岐し、物語の最後には犯人を特定するため、同じ作品は1度しか遊べない仕組みになっています。
中国でのブームには①新しい人との出会い➁推理番組のブーム③開業コストの低さ④予約が簡単にできる、などの要因があると言われています。日本においても2013年頃から人狼ゲームなどの推理ゲームが支持されており、2019年頃からは大手VTuber事務所をはじめとしたマダミスの利用体験がネット番組で取り上げられ、昨今注目が集まっています。
■ オンラインでマダミスが楽しめるアプリ「UZU」
今般i-nest capitalが出資したSallyは、オンラインでマダミスを楽しめるアプリ「UZU」を提供しています。従来の店舗型マダミスと異なり、UZUではゲームの進行が自動化されており、アプリ内でゲーム体験が完結します。そのため、時間や場所の制限を受けず、よりカジュアルにマダミスを楽しむことができます。
Sallyでは、マダミス作品の制作者向けにシナリオエディターを提供し、ファン向けのコミュニティを運営するなどといった支援を行っています。ファンの間で自由に作品が投稿されるため、殺人事件を主題とした従来型のマダミスに限らず、戦隊作品や恋愛作品などの独自のジャンルが生まれ、現在の作品数は500を超えています。
自社アプリの提供に加え、自治体と連携したマダミス作品の制作や、ホテル、観光地、カラオケ、飲食店など様々な事業者とコラボしたマダミス作品も手掛けています。
■ i-nest capitalは豊富なノウハウ&ネットワークで成長を支援
i-nest capitalは、先端技術の活用を通じて、新産業の創造や社会課題の解決を目指すベンチャー支援を重点投資領域の一つとしています。AIやIoTをはじめとしたテクノロジーの発展およびデータ流通の加速による産業構造の変化を受け、将来キャッシュフローを生み出す価値の源泉が、有形固定資産から知的財産を始めとする無形資産に移行しています。
出資にあたり、日本が中国のブームを追随するだけでなく、推理ゲームとしての「マーダーミステリー」を再定義し、日本独自の「マダミス」というエンタメを提供し、新たな市場を創造していこうという当社の思いに共感し今回の出資に至りました。該社は国内のマダミス市場をけん引する存在で、地方創生事業や観光産業、カフェ・飲食店などといった事業者とのコラボを通じ、周囲をまさに渦のように巻き込んで成長していくことを期待しております。
i-nest capitalは今回の資金提供に加え、各メンバーの豊富な支援実績及び広範なネットワークを活かして、Sallyの企業価値向上に貢献してまいります。
■ 株式会社Sally(サリー)
・Webサイト: https://sally-inc.jp/
・連絡先:info@sally-inc.jp
・設立:2018年8月
・代表者:代表取締役 平石英太郎(ひらいし えいたろう)
■ i-nest capital株式会社(アイ・ネスト・キャピタル)
・Webサイト:https://www.i-nestcapital.com
・連絡先:info@i-nestcapital.com
・設立:2019年5月
・代表者:代表パートナー 山中 卓(やまなか たかし)
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