社会課題と事業成長の両立を実現する「ゼブラ企業」の第一人者が佐賀に登壇!「MEET UP TERAKOYA ローカル起業における持続可能性と社会的インパクト」開催
Zebras and Company共同創業者・田淵良敬氏を迎え、地域発ビジネスの「持続可能な成長」を語る特別トークイベント

株式会社トレジャーフット(本社:神奈川県鎌倉市、九州支店:佐賀県佐賀市)は、令和5年度から3年連続で佐賀県・公益財団法人佐賀県産業振興機構 さが産業ミライ創造ベース(RYO-FU BASE)の「IT人材起業・複業推進事業」を受託し、「SAGA Smart Terakoya - シゴトに繋げる起業複業支援塾 - 」を運営しています。
本事業は、地域に根ざした起業や複業の実践者を育成することで、持続的な地域経済の活性化を目指すプログラムです。
このたび、2025年10月21日(月)に、世界的にも注目される「ゼブラ企業(社会課題の解決と持続的成長を両立する企業)」の概念を日本に広めたZebras and Company共同創業者・田淵良敬氏をゲストに迎え、『MEET UP TERAKOYA ローカル起業における持続可能性と社会的インパクト』を開催する運びとなりましたことをお知らせいたします。
◾️SAGA Smart Terakoyaとは?
佐賀県で起業・複業に挑戦したい人を対象に、「講座」「コミュニティ」「実践」の場を提供。県内の人材が地域で活躍し、スキルを地域のために循環させていく「スキルの地産地消」を進めています。
▼公式HP
■ゼブラ企業の思想とローカル起業の未来
「ゼブラ企業」とは、利益追求だけでなく、社会的な課題解決を同時に目指す企業を指します。急成長を求めるユニコーン企業に対し、白と黒の縞模様のように“バランス”を重視し、持続的で多様性のある成長を志向する企業群です。
今回登壇するZebras and Company共同創業者・田淵良敬氏は、この概念を日本に広め、投資や経営支援の現場で実践してきた第一人者です。
トークセッションでは「地域発の起業がどのようにして社会的インパクトを持ち、持続的に成長できるのか?」をテーマに、国内外の事例を交えながら語っていただきます。
地域に根ざした小さなビジネスが社会を変える可能性、そして地方から“ゼブラ的”な企業が生まれる意義について、参加者と共に考える時間となります。
■イベント開催概要
今回開催する MEET UP TERAKOYAは、10月24日(金)からスタートする起業講座に先駆け、「佐賀×起業」をテーマにした特別トークイベント。当日は豪華ゲストをお招きし二部構成でお届けします。
開催日時:2025年10月21日(火) 18:30 〜 20:00 ※受付開始 18:00
開催場所:SAGA CHIKA (佐賀県佐賀市城内1丁目1−59 庁地下1階)
主催 :公益財団法人佐賀県産業振興機構さが産業ミライ創造ベース
参加料金:参加無料
定員 :50名
申込締切:2025年10月21日(火) 17:00
第一部:基調講演
ゲストは、世界的にも注目される「ゼブラ企業(社会課題の解決と持続的成長を両立する企業)」の概念を日本に広めた、Zebras and Company 共同創業者 田淵良敬 氏。投資・経営支援の第一線で培った知見をもとに、「地域発の起業はどうすれば持続可能で社会的インパクトを持つ事業になり得るのか?」について語っていただきます。
第二部:パネルディスカッション
第一部に続き、田淵氏もパネリストとして参加。さらに、佐賀から挑戦を続ける起業家と支援機関の実務家が加わり、多角的にローカル起業の未来を語ります。
-
田淵 良敬 氏(Zebras and Company 共同創業者)
-
副島 希帆 氏(株式会社JAFAN 代表取締役)
-
井原 淳 氏(公益財団法人佐賀県産業振興機構 さが産業ミライ創造ベース)
ファシリテーターは、佐賀県で起業・複業を支援してきた株式会社トレジャーフット 代表取締役 田中祐樹 。参加者と共に「これからのローカル起業のあり方」を深掘りします。
「いつか起業したい」「地域に根ざした事業をつくりたい」「自分のスキルを活かして挑戦したい」と考えている方にとって、最初の一歩を踏み出すヒントが詰まった90分。佐賀から世界へ広がる新しい起業の潮流を、ぜひ体感してください。
■登壇者紹介
<基調講演・パネルディスカッション>

田淵 良敬
株式会社Zebras and Company 共同創業者 / 代表取締役
Tokyo Zebras Unite 共同創設者 / 代表理事
<プロフィール>
日商岩井株式会社(現双日株式会社)を退職後、LGT Venture Philanthropy(リヒテンシュタイン公爵家によって設立されたインパクト投資機関)、ソーシャル・インベストメント・パートナーズ、SIIFなどで国内外のインパクト投資に従事。お金のデザインやグローバルな経験・産学ネットワークから世界的な潮流作り、海外パートナー組成を得意とする。2021年3月にZebras and Companyを共同創業。同志社大学卒、IESE Business SchoolでMBA取得。2022-2024年米国Zebras Unite理事、Cartier Women’s Initiative東アジア地区Community Activator。大学院大学至善館准教授。iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授。ゼブラ企業など向けファイナンスを世界の20以上の事例とまとめている、Z&Cが監訳した「Adventure Finance」の翻訳本「ファイナンスをめぐる冒険」が2024年12月に刊行。
<パネルディスカッション>

副島 希帆
株式会社JAFAN 代表取締役
<プロフィール>
佐賀から、やきものと和の文化の魅力を世界へ!「ジャパンのファンを増やす」という意味を持つ、「株式会社JAFAN(ジャファン)」代表取締役。佐賀県民の肯定感UPを目指し、有田焼の器ごと持ち帰りできる「器付きメニュー」や、行政・企業とともに「肥前やきもの圏ポイントラリー」などを企画。和の文化を暮らしに取り入れ、自分自身を満たす時間を。そんな、心豊かなライフスタイルを提案してしている。

井原 淳
公益財団法人佐賀県産業振興機構さが産業ミライ創造ベース
Chief Community Designer
<プロフィール>
佐賀生まれ佐賀育ち。大学卒業後、西日本シティ銀行へ入行し、法人営業や海外ビジネスサポート業務に従事。佐賀県庁入庁後、令和6年8月からRYO-FU BASEで勤務。
<ファシリテーター>

田中 祐樹
株式会社トレジャーフット 代表取締役
<プロフィール>
1986年生まれ。地域政策を学び、Webマーケや地域メディア、新規事業開発に従事。2018年に株式会社トレジャーフットを創業し、副業・兼業・フリーランス約5000人を会員として集め、中小企業の経営支援や新規事業開発等の支援を行い事業規模を拡大し現在数億円規模にまで事業拡大。自分自身がフリーランスで経験していたことと、多数のフリーランスの方との業務を経験して、稼げるフリーランスとそうでない方の違いを分析。その経験が著書日経新聞社「稼げるフリーランスの法則」の出版となる。
<主催:公益財団法人佐賀県産業振興機構 さが産業ミライ創造ベース>
佐賀県では、令和2年度から、SAGA Smart SamuraiおよびSAGA Smart Ninjaといった、IT人材育成のための講座を開催しており、これまでに約700名のIT人材の育成を行ってきました。なかでも公益財団法人佐賀県産業振興機構が設立したDXとスタートアップをテーマに企業や起業家の成長を支援する組織が「RYO-FU BASE」こと「さが産業ミライ創造ベース」です。
佐賀県産業労働部産業DX ・スタートアップ推進グループの取組を継承し、機動的かつ柔軟に対応できる「企業・起業家ファースト」の支援体制を強化し、我々が掲げる「デジタルを佐賀のビジネスの常識にする」という目標を達成するため、SAGA Smart TerakoyaによりIT人材の活躍の場の創出にも力を入れていきます。
〒840-0826 佐賀市白山2丁目1番 12号佐賀商工ビル4階
参考記事:日本経済新聞「リスキリング政策の物足りなさ 実利の見える化カギ握る」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD02D4M0S3A101C2000000/
<本事業の背景>
目指すのは「ITスキルの地産地消」
佐賀県は高校卒業後の人材流出率が全国的に高く、就職に伴う県外流出は全国5番目に多く約34%、進学に伴う県外流出は全国4番目 、九州地方では1番目に多い約80%にのぼります。「相対的に低い賃金」や「就業機会の多様性の欠如」などの要因から人材流出が加速し、現在では、人材流出が地域社会の持続可能性にかかわる重要な課題となっています。
これに対処するために、佐賀県は県内人材に着目した「DX人材拡大推進事業」と「産業DX啓発推進事業」に重点を置き、生産性の向上と産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて多様な産業の発展を目指しています。DX人材拡大推進事業においてはプログラミング言語Pythonを習得する「SAGA Smart Samurai」、非IT企業従業員を対象としたノーコードやSaaSの活用方法を習得する「SAGA Smart Ninja」を展開しました。
また産業DX啓発推進事業においては、1000社を対象とした普及啓発活動「DXコミュニケータ」、20社を対象に数ヶ月単位でDX推進の伴走支援を行う「DXアクセラレータ」、オープンイノベーションのハブとなる「佐賀県産業スマート化センター」による県内企業へのアドバイスや協力企業「サポーティングカンパニー」とのマッチングを行っています。
令和5年度より開始した「SAGA Smart Terakoya」は、「DX人材拡大推進事業」と「産業DX啓発推進事業」の架け橋を担う事業として、Pythonやノーコード、SaaSの活用方法を習得した人材が習得したスキルを活かし、中小企業の課題を解決していくための「起業・複業」の方法を身に着けるプログラムです。佐賀県内で育ったスキルを佐賀県内の企業へ届ける「ITスキルの地産地消」を目指しています。
九州では、長崎県が世界中からのデジタルノマドを対象としたプログラム「Colive Nagasaki Digital Nomad Retreat」を支援したり、福岡県が九州工業大学と企業の連携で半導体研究とAI人材の育成に注力したりと多様な取り組みが行われています。そういった中、地域人材に着目し、非IT人材のデジタルスキル習得から起業・複業まで、一気通貫で支援する独自事業を展開する佐賀県の取り組みは特徴的で珍しいものになっています。
◾️株式会社トレジャーフット
「宝物は、地場にある。」を経営理念に、地場産業の発展に貢献し、経済と文化がめぐる社会の実現に向けて「共走」し続けることを目指しています。「外部人材活用事業」「人材育成事業」「コミュニティ事業」「金融事業」の4事業を中心に、地域パートナーと連携を図りながら、「地場産業の発展モデル」を全国へ展開。2025年2月には、初の支店となる九州支店を佐賀県佐賀市に開設。佐賀を今後さらに注力していく重要な拠点と位置づけ、地域との連携を強化しながら事業展開を進めていきます。
代表者:代表取締役社長 田中 祐樹
所在地:
【本社】神奈川県鎌倉市大町一丁目9-22トレジャーフットビル3階
【九州支店】佐賀県佐賀市駅前中央一丁目8番32号 iスクエアビル5階 507号室
【運営コワーキングスペース・the DOCK】東京都品川区東品川1丁目3−15天王洲DOCK 2階
すべての画像
- 種類
- イベント
- ビジネスカテゴリ
- 政治・官公庁・地方自治体
- ダウンロード