冬になると"香りに敏感"になる人が急増? 冬季の"香りストレス"と肌状態の関連調査

7割以上が「冬は香りを強く感じる」と回答。閉鎖空間での"香り負荷"が肌荒れ・頭皮トラブルの一因に ―見落とされがちな"冬の香りストレス"と肌ケアの意識ギャップが明らかに―

医療法人社団鉄結会

医療法人社団鉄結会(所在地:東京都渋谷区、理事長:高桑康太)は、美容皮膚科・形成外科であるアイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)を運営し、皆様の肌の健康と美容をサポートしております。今回は冬季特有の「香りストレス」と肌状態の関係性について調査を実施したので、その結果を紹介します。

冬は"香りが強く感じる"季節だった

冬は暖房の効いた室内で過ごす時間が増え、換気の機会も減少します。そんな閉鎖的な環境では、柔軟剤や香水、オフィスの芳香剤など、普段は気にならない香りが「強すぎる」と感じることはありませんか?

医療法人社団鉄結会は、全国の20〜50代の社会人男女を対象に、冬季における「香りの感じ方」と「肌トラブル」の関連性についてアンケート調査を実施しました。

【調査概要】

•調査対象: 全国の20〜50代の社会人男女300名

•調査期間: 2025年11月1日〜11月15日

•調査方法: インターネット調査

•調査実施: 医療法人社団鉄結会(自社調査)

Q1. 7割以上が「冬は香りを強く感じる」と実感

「冬になると、他の季節より香り・匂いを強く感じることがありますか?」と質問したところ、「よくある」「たまにある」と回答した人を合わせると73.7%に達しました。

調査結果:

•よくある: 31.3%

•たまにある: 42.4%

•あまりない: 18.6%

•まったくない: 7.7%

多くの人が、冬は香りに対して敏感になっていることが明らかになりました。

Q2. 香りが気になる場面、第1位は「通勤電車・バス」68.2%

「冬に香り・匂いが強いと感じる場面」について調査したところ(複数回答可)、「通勤電車・バスの中」が68.2%で最も多く、次いで「職場・オフィス」(62.4%)、「飲食店・飲み会」(54.7%)という結果になりました。

香りが強いと感じる場面(複数回答可):

•通勤電車・バスの中: 68.2%

•職場・オフィス: 62.4%

•飲食店・飲み会: 54.7%

•ショッピングモール・店舗: 43.8%

•エレベーター内: 39.6%

•自宅(家族の香り): 28.3%

•その他: 8.4%

冬は窓を閉め切る機会が多く、閉鎖空間での香りの濃度が高まりやすいことが背景にあると考えられます。

Q3. 「香りストレスで肌・頭皮トラブルを感じた」人が52.3%

「強い香りにさらされた後、肌荒れや頭皮のかゆみなどのトラブルを感じたことがありますか?」と質問したところ、半数以上の52.3%が「感じたことがある」と回答しました。

調査結果:

•感じたことがある: 52.3%

•感じたことはない: 34.6%

•分からない・意識したことがない: 13.1%

感じたトラブルの内訳(複数回答可):

•肌のかゆみ・赤み: 58.6%

•頭皮のかゆみ・フケ: 47.2%

•肌の乾燥が悪化: 43.9%

•ニキビ・吹き出物: 31.4%

•目の充血・かゆみ: 28.7%

•頭痛・めまい: 24.3%

香りに含まれる化学成分が肌や頭皮に刺激を与え、トラブルの原因となっている可能性が示唆されました。

Q4. 「香りケアより肌ケアを重視」が8割超 ―意識ギャップが明らかに

「冬の肌ケアと香りケア(香りによる刺激を避けること)、どちらを意識していますか?」と質問したところ、「肌ケアを意識」と回答した人が82.7%に達した一方、「香りケアを意識」と回答した人はわずか8.6%にとどまりました。

調査結果:

•肌ケアを意識している: 82.7%

•香りケアを意識している: 8.6%

•どちらも意識していない: 8.7%

多くの人が冬の乾燥対策として保湿などの「肌ケア」を行っている一方で、肌トラブルの一因となりうる「香りストレス」への対策は見落とされがちであることが分かりました。

Q5. 香りストレスへの対処法、「特に何もしていない」が最多44.8%

「香りストレスへの対処法」について調査したところ(複数回答可)、「特に何もしていない」が44.8%で最も多い結果となりました。

香りストレスへの対処法(複数回答可):

•特に何もしていない: 44.8%

•その場を離れる・移動する: 38.6%

•マスクを着用する: 36.2%

•換気を心がける: 29.4%

•無香料の製品を選ぶ: 24.7%

•空気清浄機を使う: 18.3%

•皮膚科を受診した: 5.2%

対策を取っている人の中でも、根本的な解決に至らず「その場しのぎ」の対応にとどまっている傾向が見られました。

調査まとめ

今回は、冬季の「香りストレス」と肌状態の関連性について調査しました。

その結果、7割以上の人が「冬は香りを強く感じる」と回答し、半数以上が「香りストレスによる肌・頭皮トラブルを経験している」ことが明らかになりました。

一方で、肌ケアへの意識は高いものの、香りストレスへの対策は「特に何もしていない」という人が最も多く、"香り負荷"が肌トラブルの隠れた原因として見落とされている実態が浮き彫りになりました。

冬の肌荒れや頭皮トラブルに悩んでいる方は、保湿などの一般的なケアに加えて、「香りストレス」という視点からも環境を見直してみることをおすすめします。

医師コメント

アイシークリニック 髙桑康太医師

「今回の調査で、冬季に香りを強く感じる方が多く、さらにその香りストレスが肌や頭皮のトラブルに影響を及ぼしている可能性があることが示されました。

冬は空気が乾燥し、肌のバリア機能が低下しやすい季節です。そこに、閉め切った空間で濃度の高い香り成分にさらされることで、皮膚への刺激が増大し、かゆみや赤み、乾燥の悪化といった症状を引き起こすことがあります。

特に、合成香料や柔軟剤に含まれる化学物質は、敏感肌の方にとって刺激となりやすいことが知られています。また、香りストレスは自律神経にも影響を与え、ストレスホルモンの分泌を促すことで、間接的に肌荒れを悪化させる可能性もあります。

調査結果で「肌ケアは意識しているが、香りケアは意識していない」という意識ギャップが明らかになったことは、重要な示唆です。冬の肌トラブルに悩んでいる方は、保湿だけでなく、使用する製品を無香料のものに切り替える、換気を心がける、といった"香り環境"の見直しも検討してみてください。

繰り返す肌荒れや頭皮トラブルがある場合は、自己判断でケアを続けるのではなく、専門医に相談されることをおすすめします。当院では、お一人おひとりの肌質や生活環境を考慮した上で、最適な治療プランをご提案いたします。」

冬の肌トラブルにお悩みの方へ

「保湿しているのに肌荒れが治らない」「原因不明の頭皮のかゆみが続いている」――そんなお悩みをお持ちの方は、お気軽にご相談ください。

アイシークリニックでは、形成外科専門医が一人ひとりのお悩みに寄り添い、肌質や症状に合わせた最適な治療プランをご提案いたします。

【アイシークリニックの特徴】

•形成外科専門医による診療 ― 豊富な経験と専門知識に基づいた安全な診察・施術

•原因を探る丁寧なカウンセリング ― 生活習慣や環境要因も含めた総合的なアプローチ

•保険診療にも対応 ― 症状によっては保険適用で治療が可能

•駅近で通いやすい立地 ― 新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院展開

「ちょっとした肌荒れだから」と放置せず、まずは専門医に相談することで、根本的な改善への第一歩を踏み出しましょう。

クリニック情報

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業種
医療・福祉
本社所在地
東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階
電話番号
03-6276-3870
代表者名
高桑康太
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年09月