鉄骨造賃貸住宅における外壁下地パネルの木製化によるCO2排出量削減へ
近年、地球温暖化は社会的課題となっています。主な原因は⼆酸化炭素の排出で、この⼆酸化炭素の排出量を段階的に削減することが求められており、住宅・建築業界における二酸化炭素排出量削減への対応は不可⽋と⾔えます。
ADIでは、太陽光パネルの設置、ZEH-Mや東京ゼロエミ住宅の建設など環境に配慮した賃貸集合住宅の供給を促進しており、今回新たな取り組みとして、鉄骨造の投資用賃貸集合住宅における外壁下地パネルの木製化を導入しました。
※木製パネルの導入は準耐火建築物の場合のみとなります。
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対象となる外壁下地パネルは、非耐力壁と呼ばれる外壁の下地材で、耐震性能に影響を及ぼさない部材です。この下地パネルを木製化することにより、製造時のCO2排出量を従来の鋼製材時より少なく抑えることができるため、CO2排出量の削減効果が期待できます。
また、鋼製材の木製化はCO2削減効果以外にも、原材料費が抑えられることに加え、軽量化により人力での運搬や固定が可能なため、規模によってはクレーン車の費用が削減できます。賃貸集合住宅の断熱性能や遮音性能を維持しながら、建築コスト全体の削減にもつながります。
2024年9月に埼玉エリアで2棟目の竣工を予定しており、今後は導入エリアの拡大を目指します。
ADIは、『美しい暮らし方を住まいから』という企業理念のもと、人々の暮らしに貢献する企業として不動産運用の最適解を創造し、豊かな未来の実現を目指してまいります。
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