熊本県天草地域で体験就業を通じて正規雇用を目指す雇用マッチングプラットフォーム「あまくさマッチボックス体験就業版」2月よりオープン
株式会社Matchbox Technologies(マッチボックステクノロジーズ 本社:新潟県新潟市中央区、代表取締役社⻑:佐藤 洋彰)は1日から数時間単位の求人と働き手をオンラインでマッチングする自治体公式の雇用マッチングプラットフォームの構築・運用をサポートしています。
この度、熊本県天草地域の自治体や観光協会、商工団体等で構成される天草地域雇用創出協議会は、天草市・上天草市・苓北町を就業地とした体験就業の求人を掲載する雇用マッチングプラットフォーム「あまくさマッチボックス体験就業版」(URL:http://matchbox.jp/kumamoto/amakusa-region)を2月よりオープンいたしました。プラットフォームはマッチボックステクノロジーズが管理保守・運用を行い、企業はマッチボックステクノロジーズに利用申し込みを行います。複数の自治体・地域合同の公式雇用マッチングプラットフォームの開設は全国初となります。
「あまくさマッチボックス体験就業版」のwebサイトおよびアプリケーション上には天草市・上天草市・苓北町を就業地とした体験就業の求人が集約され、全国からオンラインで閲覧・応募することができるようになっています。プラットフォームには1日から体験就業が可能な柔軟性の高い求人が掲載され、働き手の方はデジタルによる応募方法と柔軟な働き方により簡易かつ心理的負担も少なく申し込むことが可能です。
現在天草地域には働く意欲があっても、時間的な都合や心理的なハードル等から、フルタイムでの勤務や未知の職種への就業を躊躇う方も多く、人手不足の一因となっています。「あまくさマッチボックス体験就業版」では、短時間からの体験就業(インターン)で就労のマッチングを行うことができます。オンライン・短時間からの利便性の高い就労環境を提供することで、働くきっかけを創出し、その後の正規雇用に繋げることを目的としています。また、主力の観光関連産業において、リゾート開発や各市町によるコワーキング施設の整備等が進み、デジタルコンテンツ関連企業の進出も相次いでいます。若者や子育て世代に対し、これらの魅力ある産業での体験就業を促し、地域全体の人手不足の解消と正規雇用の拡大を図ります。
■41事業所による約4,100件の体験就業が「あまくさマッチボックス体験就業版」に掲載
「あまくさマッチボックス体験就業版」には現在41事業所が体験就業を掲載しています。また、現時点で掲載されている2024年3月までの求人は約4,100件に上っており様々な業種のお仕事に申し込むことができます。家電量販店やスーパーマーケットを経営する太陽グループや福祉施設を運営する社会福祉法人聖和会等が求人掲載を予定しています。太陽グループは「手軽に体験就業ができるあまくさマッチボックスを通じて多くの方に就業してほしい。出会う人材の分母を広げていきお互いをリスペクトできるような多様な価値観を持つ人材に巡り合いたい。地元の方を積極的に採用し地域にも貢献したいと考えている」とITを通じた多様な人材との出会いに期待を寄せています。また、聖和会は「あまくさマッチボックスを通じて、近隣の方が就業しやすい環境を提供していきたい。新しい取り組みとなるので、地域や福祉業界のイメージ向上にも貢献できたら」とあまくさマッチボックスの利便性を活かし業界と地域に貢献することを目標としています。
■本事業に対する天草地域雇用創出協議会野﨑真司会長コメント
天草地域は、高齢化の進展と、若年層の流出により、様々な職業分野で人手不足が深刻化しています。
一方、働きたくても、未経験の仕事や、再び働き出すことに不安を感じ、就職・復職をためらわれている子育て世代やシニア世代の方も数多くおられます。
「あまくさマッチボックス体験就業版」では、1日単位、時間単位の体験就業を通じて、そうした方々の心理的ハードルをなくし、天草で自分らしい働き方が出来る業種や職場を見つけるサポートをして参ります。
Matchbox Technologiesグループは、人材雇用・労務管理を一体とした人材マネジメントのデジタル化により、人や組織の課題解決を目指していきます。
以上
熊本県天草地域雇用創出協議会について
「天草地域雇用創出協議会」は、平成29年に熊本県天草地域の2市1町(天草市、上天草市、苓北町)と、各市町の観光協会、商工団体等によって設立された組織で、これまでに厚生労働省の「実践型地域雇用創造事業(H29~R1)」、「地域雇用促進活性化事業(R2~R4)」を受託し、天草地域における起業の誘発や雇用の創出等に取組んできました。
今年度再び「地域雇用活性化推進事業(R5~R7)」の採択を受け、地域の主要産業である観光関連産業やIT・デジタルコンテンツ産業を中心に、雇用の創出や人手不足の解消に取組んでいます。
「matchbox(マッチボックス)」について
「matchbox」は自社独自の人材プールを構築することで、人材の採用にかかる時間やコストを大幅に削減することができるセルフソーシング®︎サービスです。導入企業は現役従業員をはじめ、OBOG(退職者)、登録制アルバイトを中心とした自社独自の人材プールの構築が可能です。アプリケーションを通じて、人材プールに対するシフトの共有から採用までを簡単に行うことができます。勤務が確定した場合は人材に合わせ雇用手続き、給与計算、支払い、全て自動化で対応。企業と働き手の信頼関係をベースとしたコミュニティを実現します。現役従業員と外部人材を同時にマネジメントできる唯一無二のアプリケーションであり人々の働き方を前進させる革新的なサービスです。現在関連特許を国内外に10件以上出願しており、うち7件が取得済みです。
・matchboxのマッチングまでの流れ:
① 募集の3時間前までに、事業所が求人する日時・人数・時給・条件等を登録
② 求職者が、条件に合う事業所を選択し応募
③ 応募者の中から、事業所が勤務者を選定
④ 当該事業所で勤務
「Matchbox Technologiesグループ」について
Matchbox Technologiesグループは、「matchbox」を提供する株式会社Matchbox Technologies、ローソンの店舗経営を中心とした株式会社Fuzion’z、ローソンとの合弁会社で、ローソン店舗向けの人財教育・人財派遣などを行うローソンスタッフ株式会社によって構成されています。2004年にFusion‘zを創業しローソン国内最大級の加盟店に成長し、その後、人不足対策のためローソンスタッフを設立し派遣事業を全国で展開しました。さらなる柔軟性を求め、当社を設立し「matchbox」事業を開始しました。株式会社Matchbox Technologiesは、製品開発、マーケティング、広告事業の意思決定者にアメリカやベトナムなど様々な国籍の人材を起用しており、ベンチャーでありながらグローバルに受け入れられるような製品展開をしています。2022年7月からは人材課題を解決する自治体公式のプラットフォームの開設・運用をサポートしています。これまでに新潟県や大阪府の7自治体でギグワーク・セルフソーシングプラットフォームを受託した実績があります。
企業ページ:https://mxbx.jp/company
<会社概要>
社名 株式会社Matchbox Technologies (マッチボックス テクノロジーズ)
設立 2015年7月1日
代表取締役社長 佐藤 洋彰
本社所在地 〒950-0945 新潟市中央区女池上山3-14-10
東京本部 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-4-2 藤和神田錦町ビル3F
代表電話 025-384-4457
資本金 1億7100万円(資本準備金含む)
お問い合わせ先
matchboxご相談窓口
TEL: 0120-425-362
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