Hyundai ポニークーペコンセプトを復元 50年の時を経て、故郷イタリアでお披露目

Hyundai Mobility Japan 株式会社

・1974年のトリノモーターショーでの初公開から約50年、
 コモ湖で「ポニークーペコンセプト」を再現。
・オリジナルデザイナー、ジウジアーロが手掛けた「ポニークーペコンセプト」は、
 仕様と素材にこだわり、徹底的に再現された。
・「ポニークーペコンセプト」は、現在のフラッグシップコンセプトであるN Vision 74に影響を与え、
 5月20日のコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステでイタリアデビューを果たす。
・「ポニークーペコンセプト」は、レトロフューチャーなクラシックカーとして広く知られており、
 最近のHyundaiのモデルにもデザインのインスピレーションを与え、
 ブランドの誇れる遺産の重要な部分を占めている。
・オリジナルと同様、幾何学的なラインと飾りのない表面を特徴とする折り紙のような
 エクステリアデザイン、ミニマルなインテリアはドライバーにフォーカスした
 フローティングアーキテクチャによって区別されています。

 コモ湖/ソウル, May 19, 2023–Hyundai Motor Companyは本日、イタリア・コモ湖にてワールドプレミアを開催し、「ポニークーペコンセプト」(Pony Coupe Concept)を発表しました。1974年のトリノモーターショーで発表された「ポニークーペコンセプト」は、Hyundaiの歴史とデザインを語る上で重要な一台です。


  Hyundai Motorは、Hyundai Motorの過去と未来の方向性を考えるヘリテージ・ブランド・プラットフォーム「Hyundai Reunion」の初回開催において、復元した「ポニークーペコンセプト(Pony Coupe Concept)」を発表しました。このイベントには、ジョルジェット・ジウジアーロとその息子で長年デザイナーとして活躍したファブリツィオ・ジウジアーロが出席し、ファブリツィオとジョルジェットのクリエイティブなノウハウを生かしたGFGスタイルによって、韓国初の独自開発量産モデルであるポニーの誕生につながったこの車の修復の発表(※)をしていました。
  ※https://onl.tw/DrbgnPf
 
  Hyundai Motorは、「ポニークーペコンセプト」復元プロジェクトのもと、1974年のトリノモーターショーで公開したオリジナルの「ポニークーペコンセプト」を現代に蘇らせました。この復元プロジェクトは、ポニークーペコンセプトを筆頭とするグローバルブランドを創造するために、Hyundai Motorの社員と幹部が持っていた精神、大胆な情熱、大志を示すものであります。
 
  「1970年代の貧弱な産業環境にもかかわらず、私の祖父でありHyundaiの創業者である鄭周永(チョン・ジュヨン)会長は、悲惨な朝鮮戦争の後、韓国経済の再建と国民生活の改善に精魂込めて取り組んできました。祖父は、韓国が自国の自動車を完璧に開発できる国になるというビジョンをついに実現させました。ポニーの成功に重要な役割を果たしたイタリアと韓国両国の皆様に心から感謝を申し上げます。」と Hyundai Motor Group 鄭義宣(チョン・ウィソン)会長は述べました。
 
  ポニークーペコンセプトは、そのユニークな美意識から、当時としては画期的なモデルでした。しかし、1970年代後半の世界的な経済不況により、Hyundai Motor初のセンセーショナルなスポーツカーは市販に至らず、歴史にその名を残すことはできませんでした。しかし、このコンセプトは、自動車会社として長期的なリーダーシップを発揮するために、スポーツカー分野に参入するというHyundai Motorの大胆な決意を象徴しています。この精神は、電動化と高性能水素技術におけるHyundai Motorのリーダーシップに今でも受け継がれています。
 
  この車は現在、水素ハイブリッド電気自動車「Rolling Lab」の開発車両「Nビジョン74」や、all-electric「IONIQ 5」に直接影響を与えたEVコンセプトカー「45」など、最近のHyundai Motorのモデルのデザインインスピレーションとなっているレトロフューチャーな名車とされています。
 
  電動化の時代において、Hyundai Motor Companyが未来のモビリティのリーダーになるための重要な条件は、私たちが受け継いだ揺るぎない価値観をいかに誠実に守り続けることができるか、にかかっているでしょう。今後、Hyundai Reunionやその他のヘリテージ・コミュニケーション・イニシアチブを通じて、私たちの過去を未来のイノベーションのためのユニークな指標として活用し続けていきます。」とHyundai Motor Company 社長兼最高経営責任者である張在勲(チャン・ジェフン)は述べました。
 
  ポニークーペコンセプトは、流れるような幾何学的なライン、なめらかなルーフライン、無駄な装飾のない純粋な表面、ダイナミックなプロポーション、ユニークな形のBピラーなど、折り紙のようなエクステリアを備えています。バンパーはボディカラーで塗装され、非常にグラフィカルな表面処理を誇っています。ウェッジシェイプのスナウトと円形のヘッドランプは、1974年当時もまた現在も非常にスタイリッシュな印象を与えています。コーダ・トロンカ(カットオフ・テール)には、車体後部にアクセスするためのスリムなハッチが設けられています。
 
  ミニマルなインテリアは、モノコックデザインとドライバー中心のフローティングアーキテクチャを強調して、象徴的な感覚を表現しています。シングルスポークのステアリングホイールとツートンカラーのスリムなバケットシートは、1970年代当時の未来的な美意識を強調しています。
 
  ジョルジェット・ジウジアーロは、50年前の1973年、ポニーコンセプトの開発のために初めてHyundaiとやり取りをしたことについてこう述べています。「Hyundaiは、経験もない私たちに、あるモデルのフルモデルチェンジの話を持ちかけてきました。当時はHyundaiをなにも知らなかったので、最初は半信半疑でした。しかし、Hyundaiのエンジニアたちの情熱と献身的な姿勢に、私たち全員が感銘を受けました。彼らは鋭く、好奇心が強く、オープンで、学ぶことに非常に熱心だった。彼らは、初めての作業方法をすぐに受け入れました。彼らは、会社やパートナーのために、自分を犠牲にしてでも良い印象を与えようとしました。私は、私たちが初めて会ったときから、この会社がどのように進化してきたかを目の当たりにし、誇りに思います。」
 
  また、 Hyundai Motor Groupチーフクリエイティブオフィサーのルク・ドンカーヴォルケはこう加えました。「このユニークな車両の復元は、Hyundaiの歴史の中でマイルストーンとなるものです。それは、私たちの始まりと未来へのコミットメントを表しています。この車は、今後何世代にも渡って受け継がれる遺産となります。過去から会社の未来へと渡すリレーバトンのようなものです。」
  Hyundaiグローバルデザインセンターのデザイン担当副社長のイ・サンヨプはこのように述べました。「ポニークーペコンセプトは、1974年当時、Hyundaiの人々が抱いていたチャレンジ精神に対する会社の感謝と献身的な姿勢を表しています。ポニークーペコンセプトの再生は、私たちの始まりだけでなく、新しい夢を持って未来に向かうことを意味するため、Hyundaiの歴史において意味のあるマイルストーンとなります。」
  Hyundai Motorのグロバールチーフマーケティングオフィサーであるジ・ソンウォン専務はこう言いました。「創業期の重要人物が、未来に向けて会社をリードする人物と出会うことは、非常に特別なことです。また、この日はHyundaiのヘリテージを紹介するプラットフォーム、Hyundai Reunionの立ち上げの記念すべき日でもあります。ここでは、過去の成功体験が、今日の私たちの大胆な姿勢の基礎となっていることを見ることができます。この革新の精神は、この二つのモデルはもちろん、それを可能にした人々の姿から見ることができます。」
 
  グローバル・ヘリテージ・プロジェクトの一環として、Hyundaiは、ブランドのビジョンと方向性をさらに広めるために、新しいブランド・プラットフォーム「Hyundai Reunion」を展開します。
 
 復元されたHyundaiのポニークーペコンセプトのディメンション:
 項目       :復元されたHyundaiポニークーペコンセプト
 全長       :4080mm
 全幅       :1560mm
 全高       :1210mm
 ホイールベース  :2340m
 エンジン排気量  :1238cc、4インライン、82馬力/6000rpm
 エンジンレイアウト:前方縦置き, RWD (後輪駆動)
  

  • Hyundai(ヒョンデ)について

 1967年に設立されたHyundai Motor Companyは、世界200ヵ国以上で事業を展開し、12万人以上の従業員を雇用しており、世界中のモビリティに関する現実的な課題に取り組んでいます。ブランドビジョンである「Progress for Humanity」に基づき、Hyundai Motorはスマートモビリティ・ソリューション・プロバイダーへの転換を加速しています。Hyundaiは、革新的なモビリティソリューションを実現するために、ロボティクスやAdvanced Air Mobility(AAM)などの先進技術に投資し、未来のモビリティサービスを導入するためのオープンイノベーションを追求しています。世界の持続可能な未来のために、Hyundai Motorは業界をリードする水素燃料電池と電気自動車技術を搭載したゼロエミッション車を導入するための努力を続けていきます。
 Hyundai Motor Companyとその製品に関するより詳しい情報は、以下をご覧ください。
 http://worldwide.hyundai.com または http://globalpr.hyundai.com

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会社概要

Hyundai Mobility Japan 株式会社

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URL
https://www.hyundai.com/jp/
業種
製造業
本社所在地
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-6-1 みなとみらいセンタービル16F
電話番号
-
代表者名
趙 源祥
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2000年01月