認定NPO法人キッズドアの、ACジャパン支援キャンペーン広告が「第62回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール 」で入賞
「第62回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」において、公益社団法人ACジャパンの広告『スタートライン』(認定NPO法人キッズドアの支援キャンペーン作品)が、OOH広告部門のメダリスト(トップ10)に選出されました。
ACジャパン支援キャンペーンとは、ACジャパンが広告を通じて、公共福祉に取り組む非営利活動団体に対し、その活動の支援を行うものです。
今回入賞の『スタートライン』は、9人に1人が貧困家庭に生まれていると言われる現在の日本で、貧困は、明らかな教育格差を生み、子ども本人の努力だけでは解決することができない理不尽な状況を作り出していることを伝えています。
その様子を陸上競技のスタートラインになぞらえることで表現しました。
「生まれながらにスタートラインが他の子どもたちと異なり、周り以上に努力を強いられている」というリアルな現状をお伝えし、子どもたちに寄り添うキッズドアの活動への理解を深められればと企画された作品です。
同広告賞は、公益社団法人日本アドバタイザーズ協会が主催するもので、審査員に広告の関係者を含まず、広告の受け手である消費者が生活者の観点から審査を行う世界でも類を見ない大きな特徴を持つ総合広告賞です。
今年度は、プリント、オーディオ、OOH、フィルム(短編の部、中編の部、⾧編の部)の 6 部門合わせて 965 点の応募があり、「好感、共感、親近感がもてる広告であるか(感性)」「わかりやすく、納得できる広告であるか(理性)」「オリジナリティが感じられる広 告であるか(創造性)」の審査基準のもと、114 名の一般消費者審査員による選考によって、全69作品が入賞しました。
■入賞作品概要
・入賞部門 :OOH広告部門 メダリスト
・作品名 :『スタートライン』(中づりワイド)
―2024年度ACジャパン支援キャンペーン 認定NPO法人キッズドア支援作品
・企画 :株式会社読売広告社
※ACジャパンサイトでの紹介 https://www.ad-c.or.jp/campaign/support/support_08.html
※広告制作スタッフインタビュー https://kidsdoor.net/column/interview/202401001.html
【認定NPO法⼈キッズドアについて】
2009 年設⽴以来、⽇本の⼦どもの貧困課題の解決に取り組んでいます。困窮家庭の⼩学⽣〜⾼校⽣・⾼校中退した若者を対象に無料学習会や、勉強とともに⾷事等の⽣活⽀援も⾏う居場所型学習会を、東京とその近郊、及び宮城で展開しています。
コロナ禍で困窮する⼦育て家庭が急増した2020 年からは「ファミリーサポート」というシステムを作り、ご登録いただいた全国の⼦育て家庭を対象に情報⽀援や⾷料・⽂房具⽀援などを⾏っています。
理事⻑渡辺由美⼦は、内閣府こども家庭庁こども家庭審議会こどもの貧困対策・ひとり親家庭⽀援部会
臨時委員、厚⽣労働省 社会保障審議会・⽣活困窮者⾃⽴⽀援及び⽣活保護部会委員など政府委員も務め
ています。
【公益社団法人ACジャパンについて】
1971年に関西公共広告機構として設立。1974年に社団法人公共広告機構となり、2009年にACジャパンと名称変更しました。「公共マナー」や「環境問題」など、社会にとって有益と思われるメッセージを、さまざまな広告の形で発信することにより、社会と公共の福祉に貢献することを目標として活動する民間の組織で、活動は約1000社の会員社や個人会員からの会費を基に運営されています。
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