【ママたちの本音調査】防災月間に子育て世帯の備えを調査!ママたちの6割が準備中も子ども用備え不足や不安の声も浮き彫りに
調査結果から見えてくるママたちの子供たちへの思いと備えに対しての不安な思いとは?
災害への備えが求められる中、子育て世帯は「子どもを連れて避難できるか」という不安を強く抱えています。株式会社エンファム.は、防災月に合わせ「リトル・ママフェスタ」参加者を対象に意識調査を実施しました。その結果、“しっかり”または“少し”準備している家庭は全体の約6割超と一定の備えが進む一方、「子ども用の特別な準備をしていない」家庭が約3割にのぼることが判明。更に、災害時に最も心配なことは「食べ物・飲み物不足」や「乳幼児用品不足」で、子どもに必要な備えが十分でない現状が浮き彫りになりました。一方でママたちからは「子どもを守りたい」「できることから備えたい」という前向きな声も多く寄せられ、準備したいが何を準備したらいいかわからず準備できずにいる家庭も多くある現状が見えてきました。

【調査概要】
-
調査名:防災に関する意識調査
-
調査期間:2025年8月
-
調査対象:リトル・ママフェスタご参加者(女性544件、男性74件、その他2件)
-
調査方法:自社アンケート(オンライン)
-
有効回答数:620名 ※各設問は任意回答のため、有効回答数は異なります。
-
実施元:株式会社エンファム.
【調査結果ハイライト】
-
防災の備えをしている家庭は約6割超
-
家庭での備えは「水・食料・懐中電灯」が中心、未準備層も約3割
-
子ども用の特別準備を「何もしていない」家庭は約3割
-
災害時の最大の不安は「食べ物・飲み物不足」「乳幼児用品不足」
-
避難所は“知っているが行ったことがない”家庭が多数
-
防災について知りたいことは「必要なものリスト」「年齢別の対策」「費用をかけずにできる準備」
-
子育て中の防災で一番大変なのは「小さな子どもを連れて避難できるか」
【調査結果(一部抜粋)】
Q. 防災の備えや対策をしたことはありますか?
▶︎ 防災の備えをしている家庭は約6割超いるものの、未準備の家庭も3割程度に
しっかりと準備している:55件
少し準備している:336件
気になっているがまだ何もしていない:201件
特に考えたことがない:24件
回答なし:4件

Q. 現在、家に備えているものはありますか?(複数選択可)
▶︎ 備えの中心は「水・食料・懐中電灯」電池や救急用品なども備えて準備する人たちも見られます
-
水(ペットボトルなど):477件
-
懐中電灯:421件
-
食べ物(缶詰・レトルトなど):403件
-
電池:353件
-
救急用品(絆創膏・薬など):350件
-
現金:257件
-
何も備えていない:46件
Q. 実際に災害に合われた経験のある方に伺った家に備えているもの
▶︎ 実際に被災を経験された方からは、「水・食料・電気・トイレ」が最も必要だった備えがあげられ、実際の経験から“命をつなぐ基本物資”の重要性が示されました。他にも、実際の経験から必要だった防災の備えについても教えていただきました

Q.災害が起きたとき、子どもを守るために最も心配なことは何ですか?
▶︎ 災害時に最も心配なのは「食事と乳幼児用品」があげられました。
-
食べ物・飲み物が足りなくなること:227件
-
おむつ・ミルクなど赤ちゃん用品が足りなくなること:166件
-
安全な場所に避難できるか分からないこと:105件
-
家族と離ればなれになること:69件
-
病気やケガをしたときの対処:36件
-
子どもが怖がって泣いてしまうこと:6件
Q. 子ども用に特別に準備しているものはありますか?(複数選択可)
▶︎ 子どものお世話に必要なものが上位に入るも、約3割の人が何も準備していないと回答
-
おむつ・おしりふき:334件
-
粉ミルク・離乳食:191件
-
着替え:178件
-
抱っこ紐:141件
-
おもちゃ・絵本:87件
-
子ども用の薬:79件
-
何も準備していない:190件

Q. 子育て中の防災で一番大変だと思うことは何ですか?
▶︎子育て家庭にとっての大きな壁は「小さな子どもを連れての避難」
-
子どもが小さくて避難が心配:289件
-
子どもの分まで準備するのが大変:127件
-
何から始めればよいか分からない:84件
-
お金と時間がかかる:45件
-
保管場所がない:29件
-
子どもが理解してくれない:13件
-
特に大変だと思わない:26件

Q. 災害が起きたとき、どこに避難するか知っていますか?
▶︎ 避難所は知っているが「行ったことがない」家庭が多数
避難場所を知っており、実際に行ったことがある:166件
避難場所は知っているが行ったことはない:203件
なんとなく知っている程度:174件
全く知らない:72件
Q. 防災について知りたいことは何ですか?(複数選択可)
▶︎知りたいのは「子どもの年齢別対策」と「必要なものリスト」があげられており、子育て世帯に向けた防災に関する情報が不足している現状が見えてきました。
-
子どもの年齢別の対策:379件
-
最低限必要なものリスト:367件
-
費用をかけずにできる準備:281件
-
災害時の子どもへの接し方:212件
-
在宅非難の方法:193件
-
マンション・アパートでの対策:159件
-
避難場所への行き方:116件
-
特に知りたいことはない:17件

<自由回答から見える、ママたちのリアルな声を一部ご紹介>
“子どもを守りたい”という強い思いと、“何から始めればよいか分からない”現実的な悩みが共存していることが浮き彫りになりました。
-
「自分よりも子どもたちが災害時になるべくストレスが少なく過ごせるように、無事でいてほしい」
-
「子どもが生まれてからまだ準備ができていない。オムツなどすぐサイズが変わるので備えが難しい」
-
「子どものこともぬかりなく準備したいが、毎日に追われてなかなか難しいなと思う」
【調査レポート】
回答者属性を含む調査結果をより詳しくご覧になりたい方は、調査レポートをご覧ください。(全設問17問回答掲載)
調査レポート:https://marketing.enfam.jp/bousai
【調査から見えてきたこと】~ママたちの声から見えること~
今回の調査からは、子育て世帯の防災は「一定数の家庭が準備を進めている一方で、未準備が3割超」「特に子ども用物資が不足」「避難所体験が不足」といった課題が浮き彫りになりました。一方で実際に被災を経験した家庭の声からは、“水・食料・電気・トイレが命を守る基本” という実感が寄せられています。
「何を準備すれば良いのか分からない」という声に応えて、子ども連れ避難のあり方や、家庭ごとの現実的な備え方を社会全体で共有していく必要があることも示されました。そして、ママたちが抱える「子どもを守れるだろうか」という心配は、裏を返せば“必ず子どもを守りたい”という強い思いでもあります。その思いを原動力に、各家庭が現実的な備えを進めるとともに、社会全体で非常時も安心して乗り越えられる体制づくりをしていくことが求められています。
エンファム.よりコメント
「リトル・ママフェスタ」などのイベントを通じ、ママたちの声を“可視化”し、社会に届ける活動を続けていきます。今後も企業・行政との橋渡し役として貢献してまいります。
リトル・ママフェスタとは
「リトル・ママフェスタ」は、“ママたちが集まる場所をつくる”をコンセプトに、プレママや子育て中のママたちの「出会う」「学ぶ」「遊ぶ」がぎゅっと詰まった、日本最大級の親子フェスタです。
北海道から沖縄まで全国の主要都市で開催されており、年間65回を超える開催数は、親子フェスタとして日本一の規模(自社調べ)。年間30万人以上のママ・パパが来場しています。
キッズレースや撮影会、ステージ企画に加え、企業ブースでは気になる商品を実際に見て・試せる体験型コンテンツも充実。「こんなイベントが欲しかった!」と思える、親子で笑顔になれるひとときを過ごせる場として、多くの支持を集めています。
株式会社エンファム.について
世界中の子どもたちを笑顔にするエンタメディア企業として、子育て世帯を中心にメディア事業を展開。国内最大級子育てイベント「リトル・ママフェスタ」、世界展開中の「Kawaiimama Festival」、人生100年時代をテーマにしたバブル世代向けの「bjbコレクション」など多彩なイベントを企画・運営し、年間のイベント開催数は70回を超えています。また、SNS運用代行を中心としたファンマーケティング事業や、子育てをキャリアに変える「リトル・ママビジネススクール」の運営をしています。
株式会社エンファム.
代表取締役:森 光太郎
東京本社:〒105-0014 東京都港区芝2-30-6 ファインラック芝2F
福岡本社:〒810-0042 福岡県福岡市中央区赤坂3-6-23 エンファム.ビル
大阪オフィス:〒541-0052 大阪市中央区安土町2-5-5 本町明大ビル506
札幌オフィス:〒060-0061 札幌市中央区南1条西4丁目13番地 日之出ビル9階
設立:2001年12月25日
【報道関係者様のお問い合わせ・取材申込み】
株式会社エンファム.広報担当:marketing@l-ma.co.jp
※現地イベントの写真素材提供、オンライン取材も受付中
すべての画像