1件500円で実施できる「ワンコイン信用チェック」の提供開始 AI収集のネット情報や信用情報を分析し取引リスクを瞬時判定
~信用不安を回避し企業や金融機関の取引増に。連鎖倒産防止にも貢献~
◆背景
長期化するコロナ禍で業績が悪化した中小企業の資金繰りを支えた、ゼロゼロ融資の返済が2023年に本格化します。一方で、各業界の借入金月商倍率は上昇しており借入金の返済余力が落ちている企業の増加が懸念されます。ゼロゼロ融資をはじめとした融資を受け過剰債務に陥っている企業の返済負担が経営の大きな重荷となっていることから、これらの企業が息切れ倒産するリスクが高まっています※1。また、一社の倒産が引き金となり、他の会社の倒産が立て続けに発生する連鎖倒産が起こった場合、経済全体に信用不安が生じ、景気の悪化につながる可能性があります。
これらの状況から、企業は新規取引先の開拓など積極的な事業推進を行うこと、金融機関は融資の未回収リスクを回避しながらも積極的な融資を行うことを求められるという困難な状況にあります。このため、企業と金融機関には精度の高い与信管理(信用リスク審査)が必要となります。一方で、与信管理は情報収集や信用判断のノウハウが必要なことから複数の部門を巻き込んだ体制を社内に構築しなければならず、高いコストや業務負担が生じます。また、金融サービスはオンライン融資、ファクタリング、BNPLなど多様化していることから、金融機関においてはよりスピーディーな与信判断を行える体制の構築が求められます。
これらを踏まえ、当社は、企業や金融機関が低コストで負担なく精度の高い与信管理体制を構築できる「ワンコイン信用チェック」をAI与信管理クラウドサービス「アラームボックス」内で提供することとなりました。
ワンコイン信用チェックは、1件500円で企業の信用リスクを瞬時に判定する新サービスです。企業や金融機関の利用を促進し、企業の取引先開拓の不振や金融機関等の貸し渋りを減らし、息切れ倒産や連鎖倒産の防止につなげ、経済全体の信用不安解消に貢献します。
※1:中小企業庁「2022年版 中小企業白書・小規模企業白書」
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/index.html
◆新サービス「ワンコイン信用チェック」について
ワンコインで対象企業の信用リスクを瞬時に判定し回答するウェブサービスです。クラウド上で企業名を入力するだけで、平均1秒未満に対象企業との取引リスクを3段階で判定します。これにより、どの企業も簡単に素早く企業の与信審査を行うことが可能となり、安心して取引を進めることが可能となります。すでに金融サービス業をはじめとした先行導入企業の与信審査の現場で、与信精度・与信スピードの向上を目的に試験的に利用されています。
- 提供開始日:2023年3月1日
- 料金: 1件500円 ※CSV、API連携による一括審査も可能
- 申込方法:「アラームボックス パワーサーチ」に申込後、マイページの企業検索からすぐに利用可能です。
- URL:https://alarmbox.jp/powersearch
◆「ワンコイン信用チェック」の特徴
①ワンコインで、大量データに基づいた高精度な信用リスク審査が可能
AIが収集したネット情報や、独自に入手した支払関連情報、提携調査会社より得た不芳情報など30万件以上のネガティブ情報を分析し構築した審査アルゴリズムで、対象企業の信用リスクを判定します。与信管理クラウドサービスや保証サービスを提供する当社による高精度な与信判断を1件500円から取得できるため、与信審査の精度とスピードを向上させることができます。
②クラウド上で信用リスクをリアルタイム回答
アラームボックスのマイページ上で企業名を入力後、ボタンを押すだけで瞬時に信用リスクを判定できます。アラームボックスはクラウドサービスの為、時間や場所を選ばず、信用リスクの判定結果を得ることができます。
③企業名だけで審査完了。情報収集や与信判断を自動化し業務負担を大幅に軽減。
企業名の照会のみで審査が完了するため、情報収集など企業調査業務に掛かっていた労力や時間、および、それらの分析など与信判断業務に掛かっていた業務負担を劇的に削減します。
また、CSVのアップロードによる一括審査や、API連携にも対応しており、金融サービスの即時審査や、クラウドサービスの入会審査など、日々多くの与信審査が必要な企業でも、信用リスク判定を自動化することで与信管理業務を効率化させることができます。
◆今後の展開について
これまで当社は、すべての企業取引が安心して実現できる社会を目指して、アラームボックスを提供してきました。今後もあらゆる企業が社内に高精度かつ低負荷な与信管理ができる体制を構築できるように、さらなる機能の拡充を図り、与信管理のDX化を推進します。そして、企業取引に関わる人々がリスクや不安から解放され、前向きに楽しく事業に取り組めるような環境を構築し、連鎖倒産の防止や経済全体の信用不安解消に貢献します。
◆与信管理における調査と審査の違いについて
与信管理において、企業の信用情報を収集することを調査(信用調査)といいます。情報の収集を目的としており、それらの情報を基にリスクを取ることはありません。一方、それらの情報を踏まえて信用力を判断することを審査(与信審査)といいます。取引の際に与信限度額を決めたり、融資や保証の可否について決めたりする際に行われ、必ず一定のリスクが生じます。
本サービスは、調査と審査が一括で完了するサービスとなっており、信用調査サービスと保証サービスのどちらも提供する当社だからこそ構築できた審査アルゴリズムによって、提供できるものとなっております。
◆AI与信管理「アラームボックス」とは
「アラームボックス」( https://alarmbox.jp )は、スマートフォンやPCから取引先を登録しておくだけで、取引先のリスクや状況変化を自動で知らせてくれるクラウドサービスです。インターネット上の情報を活用した「高精度」な与信管理を、「カンタン」に、「低価格」で導入できます。それにより、取引先の情報収集に関わる業務負荷を大幅に削減し、信用状況の変化をいち早くキャッチして、リスクに迅速に対応できます。
◆アラームボックス株式会社について
本社:東京都新宿市谷本村町 3-22 ナカバビル 8F
代表者:代表取締役社長 武田 浩和
設立:2016 年 6 月
資本金:3.36 億円
事業内容:インターネットによるリスク管理サービス、保証サービス
企業サイト: https://alarmbox.co.jp
サービスサイト: https://alarmbox.jp
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