【株式会社類設計室 類農園】奈良県宇陀市で整備中の「農業と学びの共創拠点」施設の上棟式を7月5日(土)に執り行います

宮大工大都流の古式にのっとった上棟の儀をご覧いただける大変貴重な機会です

株式会社 類設計室

有機農業と都市型直売所を経営する株式会社類設計室(本社:大阪市淀川区、社長:阿部紘)の農園事業部 類農園は昨年8月から、奈良県宇陀市の施設を「農業と学びの共創拠点」とすべくリニューアル整備を進めています。その中核となる会議棟(広間120㎡)の上棟式を7月5日(土)10時30分から執り行います。
農業と学びの共創拠点の象徴となる同棟は、兵庫県姫路市の宮大工大都流、株式会社西嶋工務店(西嶋靖尚代表取締役、宮大工大都流 第三十二代当主)とともに、伝統工法による設計・工事を行っています。国宝姫路城(白鷺城)や出石城など数多くの文化建築に携わる宮大工技術を生かした空間建築です。

当日の式は、宮大工大都流の古式にのっとった上棟の儀を執り行います。匠長による破魔弓作法などを含めて儀式全体が伝統的、記録的価値のあるものになるでしょう。

建設中の写真

式次第(仮)※時間は10時30分~12時を予定しています。

1. 入場

2. 開式の辞

3. 総礼(全員)

4. 鳴弦作法(副匠長)→広間の真ん中で実施

5. 献花、献灯

6. 表白(施主代表)

7. 法被授受

8. 三器奉奠

9. 棟札納め

10. 上棟の儀     

  柱固め作法/破魔弓作法/棟木引き上げ作法/桁棟追い打ち作法

  →ステージを作り外で実施

11. 来賓挨拶(金剛一智宇陀市長)

12. 謝辞(施主代表)

13. 閉式の辞

 (記念撮影実施/(祝辞紹介)/鏡開き/餅撒き)

資料写真・破魔弓作法(上左)、同(上中)、桁棟追い打ち作法(上右)、柱固め作法(下左)、棟木引き上げ作法(下右)

建設中の写真

施設について

農園事業25周年を迎えた農園事業部は2024年8月、奈良県宇陀市にある施設のリニューアルを開始。オフィス、生産施設、流通施設、宿泊施設を複合した「農業と学びの共創拠点」を建設し、2025年11月にプレオープンします(完全竣工は2026年3月予定)。全国初のオーガニックビレッジ宣言を行った奈良県宇陀市とも協働し、農業や教育を通じて、地域の活性化や担い手づくりにも取り組みます。

施設概要

所在地 : 奈良県宇陀市榛原下井足79―1

建物概要: 木造・地上1階(一部2階)/延床面積約2,200㎡

工 期 : 2024年8月着工、2025年11月一部竣工プレオープン/2026年3月完全竣工

建築設計: 株式会社 類設計室、株式会社 西嶋工務店

整備内容について

施設整備のコンセプトには、「類農園はじまるテラス~歴史がつながる、みんながつながる、自然がつながる、共振・共鳴の場~」をかかげています。

地域から大阪の直売所へ農作物を配送する流通の拠点として、作業所と出荷場をリニューアルします。生産者のみなさまがより使いやすく、オフィスとも近接した構成で、地域との一体感を一層高めます。さらに、社員が働きやすい環境整備により、高能率・高品質な生産環境を整備します。

宿泊施設として、75名程度の宿泊機能を備え、小中高生の団体利用を主な対象として、農業体験や地域の歴史体験ができる環境を整備します。類設計室教育事業部とも連携して、「宿泊型の教育旅行」に対応するほか、「中期滞在型の農業カリキュラム」や起業家精神を育成する「こども起業塾」など、子どもたちが社会に触れる“学び”の機会を提供します。

共創拠点の象徴として設ける120㎡の広間は、兵庫県姫路市の宮大工大都流、株式会社西嶋工務店と共に伝統工法による設計・工事を行います。国宝姫路城(白鷺城)や出石城など、文化財建築350棟に携わっている宮大工の技術を活かした空間整備を行います。

全体を通じて、先人の思いを大切にして日本の歴史や暮らし、素材を体感できる施設として整備し、次世代に向けて、子どもから大人まで様々な方と共創・協働がはじまる場を目指します。

配置図
外観イメージ
事務所
キッチン回り

・施設の外観は切妻屋根が連続する周囲の山並みと連続するデザイン、屋内は用途の異なる各建物を土間仕上げの通り庭でゆるやかに繋いだ空間としています。

・また、芳野川沿いには、類農園が目指す二十四節気七十二候に合わせた樹木を植樹予定です。

・メインとなるオフィス、宿泊施設の構造材や仕上材、家具の一部には、地元林業家と協働することで実現した、自社で所有する自明地域の山の木材を活用します。

・屋内は構造用合板の素地仕上げとし、施設完成後に弊社教育事業部のこども建築塾や地域のみなさまと一緒に手を加えていける「みんなでつくる」施設を目指します。

・エネルギーの観点では、宇陀の豊かな水資源を活用して、飲用水以外に地下水を活用。加えて年間通して温度が安定している地下水の特性を活かした井水熱空調システムを導入します。

・さらに、地域の生産者の皆さんの出荷物を保管する保冷庫の電源を賄い、災害時は社員や地域のみなさまの安心安全を守る、太陽光発電システムの導入を予定しています。

株式会社類設計室について】

建築設計事務所を祖業として1972年設立。1975年には教育事業「類塾(現在は「類塾プラス」に名称変更)」、1999年には農園事業「類農園」を立ち上げ、宇陀の地で農業を始める。2013年より大阪で直売所を経営。

さらに地域社会とのネットワークを創りあげるために、地域共創事業「類宅配」と営繕事業が加わり、5事業態の協働と共創経営を成長の活力としています。2023年「経営基盤整備3ヵ年計画」を策定し、その実現を推し進めています。

本社URL:https://www.rui.ne.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社 類設計室

4フォロワー

RSS
URL
https://www.rui.ne.jp/
業種
建設業
本社所在地
大阪府大阪市淀川区西中島4-3-2 類ビル
電話番号
06-6305-2222
代表者名
阿部 紘
上場
未上場
資本金
9900万円
設立
1972年09月