ABCash Technologies、お金のトレーニングスタジオ「ABCash」の受講者に「お金に関する意識調査2024」を実施

「新NISA」が始まったことなどもあり、志向は貯蓄から『投資』へお金の勉強は『将来の不安への備え』として取り組む受講者が増加

株式会社ABCash Technologies

 お金のトレーニングスタジオ「ABCash」を運営する株式会社ABCash Technologies(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:辻侑吾、以下「当社」)は、当社の金融教育を受けた受講者を対象に、昨年も実施した「お金に関する意識調査」を今年も実施しました。

 この結果、「新NISA(少額投資非課税制度)」が始まるなど、昨年に比べて「お金」に関する意識が全体的に高まったことがわかりました。


  • 総括

 当社が提供するお金のトレーニングスタジオ「ABCash」は、2024年2月で累計受講者数5万人を突破するなど、飛躍的にその受講者数を伸ばしています。これは2024年から新NISAなどが始まったことはもちろん、不安定な社会情勢や個人の経済状況などを鑑み、個人の「お金」に関する関心が高まった結果だと考えられます。


 本調査において特に特長的なのが、2023年の調査実施に比べて、より多くの受講者が「もっと早くから金融教育を学んでいたら、今より生活は豊かだったと思う」と感じていることです。
これはお金の勉強をすることで、給与が大きく上がることがなくても、日々の支出管理を無理なく行えるようになり、貯蓄が可能になり、その一部を運用することで資産が増えることを実感する受講者が多いためだと考えられます。
 他にも、収入をあげるためにキャリアアップを検討したり、お金にまつわるトラブルを回避するための知識を学べるため、それまで身近ではなかった「お金の勉強」をすることは、金銭面だけでなく人生を豊かにするきっかけとなっています。


  • 年齢区分


  • 調査結果トピックス


 1.お金は「貯められる限り貯めたい」が、全体の61.1%を占めた。

  「人生100年計画」等もあり、お金の価値を認識したことにより長寿への備えと不安を感じている人が

   増加。


 2.「1,000万円以上貯めたい」が71.6%。

   自身の金融リテラシーの高まりにより、将来への危機感がさらに強くなってきている。


 3.投資金融教育を学び、投資の大切さに気付いたことで貯金を投資に使うと回答した人が増加。

   貯蓄は「投資に使う」と回答した人の割合が、2023年に比べて51.0%から64.6%と13.6ポイント上昇。


 4.昨今の社会情勢の不安から「お金について考える人」が増加。


 5.2024年は金融教育を受けた人が増加したものの、営業活動を含む金融教育の割合も増加。

   金融商品の斡旋、販売をしない中立的な金融教育が必要に。


 6.実際に金融教育を受けた経験者の95.6%が「金融教育の早期化の必要性」を実感。

   金融教育の義務化が進む中、金融教育を受講した社会人も早期の金融教育の重要性を感じる。


 7.金融教育を受けた受講者は、将来のお金の不安が解消され、転職や人生をより豊かにするため

   新しい人生の選択肢を検討することもある。

   特に20代では実際に行動に移した人が2023年に調査を実施したときに比べて9.2%から16.0%と

   6.9ポイント増加。



  • お金は何歳まで貯めたいですか?

 昨年実施した「お金に関する意識調査2023」では、「1,000万円以上貯めたい」と回答したのが全体の48.0%だったのに対して、今年の調査では61.1%と13.1ポイント改善しました。


 自身の金融リテラシーが高まることで、貯蓄すべき金額や運用に必要な期間がより具体的になりやすくなります。特に20代、30代の将来への危機感は、より長い期間を見据える必要があるため、お金を貯めたいという防衛認識が強まる傾向があります。

 年代別の比較では、2023年調べでは20代が60.9%、30代が62.3%だったものが、2024年調べでは20代が66.7%、30代が74.2%となっています。


 他にも、金融教育を受けたことで、社会の変化や経済状況が自分自身に与える影響があることを認識することでお金の価値観も変わり、漠然とお金を貯めるのではなく、計画的に貯蓄する必要があることを感じるようです。


  • お金はいくらまで貯めたいですか?

 「お金はいくらまで貯めたいか?」という問いに対して「1,000万円以上貯めたい」と回答した割合が、昨年に比べて7.0ポイント高まる71.6%となりました。


 必要な貯蓄額は、個々人によって異なりますが、人生を豊かに、そして安心して暮らすための金額は少なくありません。

 自信を持って「1,000万円以上貯めたい」と回答できるようになるには、1,000万円という金額を正しく認識する必要があり、金融リテラシーが高まったことでその価値や貯めることの難しさなどを実感できるようになります。


  • お金は何に使うために貯金していますか?

 「お金は何に使うために貯金していますか?」という質問では、「投資に使う」以外の項目は2023年と大きくは変わらない結果となりました。

 一方で、貯金を「投資に使う」と回答した人の割合は、2023年に比べて51.0%から64.6%と13.6ポイント上昇しています。


 金融リテラシーが向上したことにより投資に対する理解が深まり、将来のリタイアメントプラン(老後資金計画)を考える上で、貯金だけではなく投資も有益であることに気付いた人が増加しました。これにより、資産の成長を促進するために投資を活用しようとする傾向が表れています。


  • お金(金融)に対して何歳で興味を持ちましたか?

 「お金(金融)」に対する興味は、それぞれの年齢の方がそれぞれの年齢において持ったと回答しました。


 日々の支払いなどでお金は日常的に使っているからこそ、学びの機会などがなければ意識は向きません。収入や支出を意識し始める20代、将来への不安を覚える30代・40代は、お金・金融に関心を持たざるを得ません。
「ABCash」を受講することは、その関心を実行に移した結果のようです。


  • ABCash以外で、金融教育を受けたことがありますか?

 「 ABCash以外で金融教育を受けたことがある」と回答した人は、「受けたことがある(24.0%)」と「受けたことがあるが営業(金融商品の斡旋・販売)だった」(13.5%)を合わせて30.8%まで増加しており、金融リテラシーを高める金融教育の必要性が高まっています。

 また、本年4月に立ち上がると発表された金融経済教育を進めるための官民組織「金融経済教育推進機構」は、「金融経済教育を受けた」と認識する人の割合を2028年度末をめどに現状の7%台から20%に高める方針を掲げており、今後は高い品質の金融教育がより広く提供されることが求められています。


 当社が行っている本調査では、既に「ABCash」の受講した方を対象としているため、金融教育への意識が高く、積極的に金融リテラシーを高めている方たちが対象のため、「ABCash」以外の金融教育も受けた方が高めに出ています。

 しかし、現状は7%台となっている金融経済教育の受講割合を「ABCash」をはじめとするさまざまな金融教育を受けて頂くことで高めるのと同時に、営業(金融商品の斡旋・販売)を伴わない金融リテラシーそのものを高める教育が求められます。


  • 自分が学生の時に授業で「金融教育」を学べていたら、今の生活はもっと豊かになっていると思いますか?

 実際に当社が提供するお金のトレーニングスタジオ「ABCash」の受講者のうち、95.6%が
「より早い段階で金融教育を受講することで今の生活が豊かになっていた」と回答。


  早期の金融教育については、2022年度から文部科学省学習指導要領が改訂され高校で金融教育が必修化されました。
 金融や経済に関する正しい知識や判断力を学生の時から学ぶことで、現在 直面するお金に関する課題が解消できたこともあることを、実際に金融教育を受けたからこそ実感することができます。「金融教育が必要か」という問いに、実際に金融教育を受けたABCashの受講者は一つの答えを示しているのではないでしょうか。


  • 金融リテラシーが高まってから、新しい人生の選択肢を検討しましたか?

 昨年実施した「お金に関する意識調査2023」の結果と比べてみても、金融リテラシーが高まったことにより将来のお金に対する不安が解消され、新しい人生の選択肢を検討した人は増加しています。


 特に20代は実際に行動に移した人が9.2%から16.0%と6.9ポイント増加。これは、金融リテラシーが個人のライフプランやキャリアに対する影響をポジティブにもたらしていると考えられます。

 このように、金融リテラシーを高めることで自身が取れるリスクを把握できるようになり、新しい挑戦や変化にも前向きになれるようです。


【ご参考】

▽2023年の「お金に関する意識調査2023」はこちら

https://company.abcash.co.jp/posts/r5eLBcKj


  • 報道関係者さまへのお願い

本リリース内容の転載にあたりましては、「株式会社ABCash Technologies 調べ https://company.abcash.co.jp/ 」と表記いただきますよう、お願い申し上げます。



  • 調査概要

◆調査タイトル:お金に関する意識調査 2024
◆調査対象  :お金のトレーニングスタジオ「ABCash」卒業生、
        または、現在受講されている全国の20代~60代の受講生
◆調査期間  :2023年12月12日~2024年1月5日
◆調査方法  :インターネット調査
◆調査地域  :全国
◆有効回答数 :229 件
 ※ 回答率(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しています。
   このため、合計数値は必ずしも100%とはならない場合があります。


  • 株式会社ABCash Technologies 会社概要

お金のトレーニングスタジオ「ABCash」を運営するフィンテックベンチャー。2018年の創業以来、20~40代を中心に5万人以上にお金のトレーニングを提供。

「お金の学習データ」をベースに、パーソナル講師が1人1人に合わせてトレーニングメニューを提案し、家計管理から資産形成に必要な金融リテラシー習得をマンツーマンで伴走サポートいたします。


社名       株式会社ABCash Technologies

設立       2018年2月2日

代表取締役社長  辻 侑吾

本社       東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティウエスト 15F

URL        https://company.abcash.co.jp/

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会社概要

株式会社ABCash Technologies

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URL
https://www.abcash.co.jp/company/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区道玄坂1丁目12番1号 渋谷マークシティウエスト15F
電話番号
03-6822-6768
代表者名
辻 侑吾
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2018年02月