ヘラルボニーが日本全国の障害のあるアーティストの作品を披露する「HERALBONY GALLERY」を4月25日(日)岩手にオープン。新たな「アートローカルハブ」として障害のイメージ変容に挑む。
どこよりも異彩を放ち、成長し続けるギャラリーを目指して。4月16日(金)より応援購入サービス「Makuake」にてプロジェクトに挑戦!
株式会社ヘラルボニー(本社:岩手県盛岡市 代表取締役社長:松田崇弥、代表取締役副社長:松田文登、以下ヘラルボニー)は、4月25日(日)当社創設の原点である岩手県盛岡市に、日本全国の障害のあるアーティストの作品を披露する「HERALBONY GALLERY(ヘラルボニー ギャラリー)」をオープンいたします。当ギャラリーの特色として、アーティスト「個人」にフォーカスした企画展示を周期開催し、その場で展示する原画作品を購入いただけます。地方都市である岩手県盛岡市から作家の強烈な個性を「異彩」として世に放つことで、「障害」のイメージ変容を体現する場となることを目指します。4月16日(金)には、ギャラリーの立ち上げに共鳴し、盛り上げてくださるサポーターを募るため、応援購入サービス「Makuake」にてプロジェクトをスタート。世界に通じる実力を持った日本全国の作家を、岩手から発信していく。地元に根差しながら、遠くの射程を構える「HERALBONY GALLERY」の幕開けを、是非目撃ください。
- HERALBONY GALLERY(ヘラルボニー ギャラリー)
ヘラルボニーは、岩手県出身の双子松田崇弥・文登に、自閉症の兄がいたことから誕生しました。私たちと同じように当たり前に毎日を過ごしている彼らが「可哀想」と言われるのは絶対におかしい。そう信じて、知的障害のある作家のアート作品との出会いを皮切りに「障害」という言葉に付着した「欠落」のイメージを変革するための挑戦を始めました。以来、東京と岩手、そして今年から名古屋が加わり、3つの地域で事業を展開しています。ヘラルボニーがギャラリーをオープンすることによって社会に証明したいのは、これは株式会社ヘラルボニーが、岩手や盛岡を起点に福祉領域を拡張し、あたらしい文化を創出していくというメッセージでもあります。
- スタートを彩るのは、日本の代表8人に選出された 木村全彦の企画展示
作家紹介
アーティスト:木村 全彦(きむら まさひこ)
所属:アトリエやっほぅ!!(京都)
強い筆圧でぐいぐい。「キュニキュニ」と呼ばれる独特の楔型模様を編み出した。そのため、絵には奥行、立体感が生まれる。絵の題材は動物から静物画まで様々だが、どの作品も彼独特の画風で異彩を放っている。作品は国内外で評価されるが、本人は外界の雑音には無頓着。
企画展概要
会期:2021年4月25日(日)〜 6月13日(日)予定
開館時間:12:00-19:00(平日)11:00-19:00(土日祝)
休館日:水曜日、木曜日
会場:HERALBONY GALLERY(岩手県盛岡市開運橋通2-38 @HOMEDELUXビル 4F)
主催:株式会社ヘラルボニー
協力:アトリエやっほぅ!!
- 5月16日(日)まで、「Makuake」にてギャラリーのサポーターを募るプロジェクトに挑戦中
ヘラルボニーの新たな挑戦の「幕開け」と共に、ギャラリーのはじまりを一緒に盛り上げてくださるサポーターを募るため、応援購入サービス「Makuake」にてプロジェクトをスタートしております。今回応援いただいた金額は、ギャラリーの設備投資と運営費用に充てる予定です。
ヘラルボニーがここまで来ることができたのは、ヘラルボニーの挑戦に共感し日々ご協力頂いている作家さん達とその周囲にいるご家族、福祉施設のみなさま、そして、ヘラルボニーのミッションに共感し、共創して頂いている皆様のおかげです。その方々と一丸となって、ギャラリーを育ていくためのプロジェクトを発足しました。
HERALBONY GALLERYでは、「日々応援してくださる皆様と共に育てていくギャラリー」目指していくため、年間サポーター会員制度(「 HERALBONY SUPPORTERS」 )を導入します。
「HERALBONY SUPPORTERS」年間特典
①会員限定オリジナルプロダクト1点
今回は、岩手県出身の作家である小林覚が描いた作品「夏の魔物」をデザインに落とし込んだ、ギャラリー限定(非売品)のエコバッグをお届けします。
②アーティストからのメーセージカードやムービーをお届けします。
③ヘラルボニーオリジナルルックブックをお届けします。
④HERALBONY GALLERYの年間報告書をお届けします。
※詳細はMakuakeの専用ページをご覧下さい。
- プロジェクトページはこちら
URL:https://www.makuake.com/project/heralbony/
- 株式会社ヘラルボニー|創設者からのご挨拶
株式会社ヘラルボニー代表 松田崇弥(写真左)より
このギャラリーで販売するのは「障害者が描いたアート」ではありません。
私たちが販売するのは「障害は欠落ではないという思想」なのです。
誰かを責めるわけでなく、偏見が根強く残り続ける社会やその仕組みそのものに問題があることについて、あたらしい思想を提案できないか。
私たちは「障害者」という言葉や括りに潜む、誤った偏見や先入観を正しくアップデートする。
支援でも貢献でもなくビジネスとして、福祉領域から新しい文化を生み出したい。
みなさま応援よろしくお願いいたします。
株式会社ヘラルボニー副代表 松田文登(写真右)より
「障害者だって同じ人間なんだ」という作文を小学4年生の僕は書いた。
自閉症のある兄が知的障害があるが故に偏見や差別の対象になることが悔しかったし、障害ではなく兄という人間の凄さや面白さを知ってもらいたかった。
「HERALBONY GALLERY」は障害のあるアーティストの人生を紐解き、彼らの人間性や生き方やこだわりまでも伝わっていく場所。
「障害」を知るのではなく「人間」を知る。“障害“への先入観を「福祉 × アート」で超えていく、大好きな岩手から発信するヘラルボニーの始まりの場所です。
プロジェクトのスケジュール
2021年4月16日:プロジェクト公開
2021年4月24日:プレオープンイベント(リアルイベント)開催
2021年4月25日:HERALBONY ART GALLERY オープン
2021年4月下旬:木村全彦(アトリエやっほぅ!!)企画展開催
2021年5月16日:プロジェクト終了
2021年5月下旬〜:リターンのお届け
■株式会社ヘラルボニー|会社概要
「異彩を、 放て。」をミッションに掲げ、 福祉を起点に新たな文化を創ることを目指す福祉実験ユニット。日本全国の障害のある作家とアートライセンス契約を結び、2,000点以上のアートデータを軸とする事業を展開する。障害のある作家が描くアート作品をプロダクト化するアートライフブランド「HERALBONY」、建設現場の仮囲いに障害のある作家が描くアート作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた社会実験に奔走中。世界を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」受賞。
社号|株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
設立|2018年7月24日
所在地|岩手県盛岡市開運橋通2番38号
役員|代表取締役社長 松田崇弥、代表取締役副社長 松田文登
HP|http://www.heralbony.jp (コーポレートサイト)
https://www.heralbony.com(ブランドサイト)
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像