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株式会社モンスターラボホールディングス
会社概要

モンスターラボ、パレスチナ・ガザ地区でエンジニアチームのオペレーションを開始

JICAのSDGsパイロットプロジェクトから事業化へ

Monstarlab

世界18カ国30都市のタレント(人材)を活用し、デジタルコンサルティング事業・プロダクト事業を展開する株式会社モンスターラボホールディングス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:鮄川 宏樹(いながわ ひろき)、以下「モンスターラボ」)は、2018年に採択された独立行政法人国際協力機構(JICA)の「難民等の雇用・人材育成を通じた経済的自立のためのソフトウェア開発ビジネス(SDGsビジネス)調査(2018年6月~2022年6月)」(概要:ヨルダンのシリア難民及びパレスチナ自治区ガザ地区の若年層を対象に、ソフトウェア開発人材の雇用・ 育成を通じて、日本及び中東地域向けのIT製品開発業務を行い、経済的自立を目指すもの)が最終段階を迎え、パートナー団体とともにパレスチナ・ガザ地区にてエンジニアチームを組成し、オペレーションを開始したことをお知らせいたします。
パレスチナ・ガザ地区では、2006年頃から継続する輸出入の制限・封鎖と度重なる軍事衝突により、経済発展が阻害され、高い失業率(若年層の失業率は60%超)が課題となっています。今回のパレスチナ・ガザ地区におけるオペレーションの開始は現地の若年層エンジニアを育成し、採用することで、ガザ地区における若者の経済的自立を促進することを目的とするものです。
モンスターラボは「多様性を活かし、テクノロジーで世界を変える」という経営理念を掲げ、世界中の人々に活躍する機会を提供することを実践しており、ガザ地区のオペレーションがSDGsの目標8「働きがいも経済成長も」、目標9「産業と技術革新基盤をつくろう」、目標10「人や国の不平等をなくそう」の達成に貢献できると考えています。
 


■就業機会の提供スキームについて
モンスターラボはパレスチナ・ガザ地区の情勢や環境を鑑み、就業機会の創出にあたっては通常の雇用形態を取らず、パレスチナ・ガザ地区のテックコミュニティの形成を推進する組織Gaza Sky Geeksを運営する米国のNGO団体Mercy Corpsとともにガザ地区のエンジニアの育成を行い、就業機会の提供を実現するスキームを組みました。具体的には、Gaza Sky Geeksとガザ地区のエンジニアは業務委託契約を結び、業務委託契約をしたエンジニアはモンスターラボの子会社であるモンスターラボバングラデシュの仕事に従事します。モンスターラボバングラデシュは当該エンジニアの人材育成や管理を行い、日本、ドバイ、サウジアラビアのプロジェクトを中心に業務を配分する予定です。モンスターラボバングラデシュはバングラデシュ・ダッカに拠点を置くモンスターラボグループの戦略的な開発拠点で、現在は日本および中東地域のDX(デジタルトランスフォーメーション)案件の開発に力を入れており、ガザ地区の人材は中東地域の案件の開発において貴重な人材となります。

■SDGsパイロットプロジェクトの経過と背景
モンスターラボではSDGsへの取り組みに際し、自社が展開するデジタル関連事業が場所に縛られずに多様な地域でチーム組成ができることから、ビジネスとして成立しながら社会に良いインパクトを与えられる地域を探してきました。その過程で、2018年6月にJICAの「第一回途上国の課題解決型ビジネス(SDGsビジネス)調査」に採択され、ヨルダンおよびパレスチナ・ガザでの調査を開始しました。調査の結果、より政治的にも物理的にも困難な状況にあり、失業率が世界最悪レベルであるというチャレンジングな環境であるガザ地区において、モンスターラボのビジネスモデルであれば特殊なスキームによりチームを組成することで課題の解決の一つになれると考えました。
一方で、モンスターラボグループ内では2019年にドバイ、2021年にサウジアラビアに拠点を新設したことでアラビア語ができるエンジニアの採用は急務となっていました。これらの状況から本プロジェクトの最終フェーズにおいて、米国のNGOの協力のもとガザ地区のエンジニアチームを組成し、ビジネスを開始するに至りました。
 

2019年、モンスターラボ、JICAがGaza Sky Geeksへ訪問時に撮影2019年、モンスターラボ、JICAがGaza Sky Geeksへ訪問時に撮影


■コメント

独立行政法人国際協力機構(JICA)パレスチナ事務所 所長 阿部俊哉氏
ガザという大変難しい環境のなかで、ITの力を使って、若い人々に活躍の場と希望を届けようとご尽力されているモンスターラボホールディングス社の皆様に心より敬意を表します。御社とは2018年からこのプロジェクトに一緒に取り組んできましたが、この度遂にオペレーションを開始されることとなりました。ガザの復興と経済社会の開発はJICAにとっても重要な使命です。特に未来を担う若い人々に雇用と活躍の場を提供することが求められています。是非、一緒にこの難しい課題に取り組んでいきましょう。御社の益々の活躍に期待しています。

モンスターラボホールディングス 代表取締役兼CEO 鮄川 宏樹
2018年からJICAと進めてきたプロジェクトがついに形となり、パレスチナ・ガザ地区におけるプロダクト開発のオペレーションを開始することができました。プログラミングなどのデジタル領域は、人の移動や物理的な制約なく、パソコンとインターネットがあればどこからでもできる仕事です。その特徴を活かし、世界最悪レベルの失業率、および外部への移動に著しい制限のあるガザ地区においても、若者が活躍できる場所を創れると信じ、本プロジェクトをスタートさせました。私自身、この間に数回にわたって現地視察を行い、大学や組織を訪問し、多くの若者に出会う中で現地の若者の持つ可能性を感じています。1人でも多くのガザ地区の若者が世界の中で活躍できる場所を創り、世界からその実力を認められるようなチームを創り、将来的には、現地の人々の生活の向上に貢献する起業家や技術者が巣立っていくような土壌をモンスターラボで創りたいと考えています。

モンスターラボホールディングス SDGsプロジェクト プロジェクトリーダー  中山和樹
JICAをはじめ、多くのパートナー団体/ 企業から多大なるサポートをいただき、4年がかりでスタートラインに立つことができたことを嬉しく思います。ご協力いただいたJICA担当者の皆様、パートナー団体、Kiitos Technologiesとそのタレント・アクセラレーション・プログラム、並びにプロジェクトを推進してくれたチームメンバーに感謝を申し上げます。今回のオペレーションの開始がガザ地区にもたらすポジティブな影響に加えて、エンジニアがモンスターラボバングラデシュ拠点のメンバーとともにアラビア語圏のマーケットを中心に仕事をすることで中東地域での事業拡大の機会を得られることを大変楽しみにしています。


■株式会社モンスターラボ ホールディングス グループ会社概要
グループ約1,200名、世界18ヵ国30都市のタレント(人材)を活用し、デジタルコンサルティング事業・プロダクト事業(RPAツール、店舗向けオーダーシステム等)を展開しています。

所在地:東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエアタワー4F
設 立:2006年2月
資本金:4億552万円(2021年12月末時点)
代表者: 代表取締役社長 鮄川 宏樹(いながわ ひろき)
U R L : https://monstar-lab.com/
 

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会社概要

株式会社モンスターラボホールディングス

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URL
https://monstar-lab.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエアタワー4階
電話番号
03-4455-7243
代表者名
鮄川宏樹
上場
東証プライム
資本金
19億3790万円
設立
2006年02月
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