横浜国立大学とのデータサイエンス・インターンシップ・プログラムを実施
アイネットは2019年12月に横浜国立大学と「包括連携協定」を締結し、以降共同研究や人材の交流など、多面的な連携関係を構築してきました。また2022年度よりデータサイエンス・インターンシップとして、横浜国立大学経営学部のData Science Education Program(DSEP:ディーセップ、以下「DSEP」)に属する学生を受け入れ、人材育成面においても協力しています。
2回目となる2023年度もデータサイエンス・インターンシップを実施し、さらなる包括連携の関係を深めていきます。
1.インターンシップ概要
(1)実習期間:90時間以上(2023年度)
(2)実習テーマ:
① データセンター事業におけるAI活用プロジェクト
データセンター事業における「AIを活用したデータセンター無人化の研究」のうち、
「データセンターの障害データ分析に基づく予兆管理」に関するプロジェクトの以下業務に参画。
・データ収集計画の策定
・障害分析アルゴリズムの実証検討
② 広域ネットワークによるインフラモニタリングに関する検証
LPWAによるデバイスネットワークの構築やAIによるスコアリングと予想
【アイネットの中核ビジネス・データセンター事業の拠点、第1データセンター、第2データセンター】
2.横浜国立大学 経営学部 DSEPの概要
横浜国立大学 経営学部 DSEPは、国公立大学の経営・商学部では日本初となるデータサイエンス教育プログラムです(2021年4月開設)。DSEPは、データ分析テクノロジーを課題解決や事業創造に活かすビジネス・リーダーの育成を目指しています。カリキュラムは実践に重きを置いたビジネス・リーダー育成教育に特徴があり、①入学直後の1年次春から始まる2名の指導教員によるデータ分析を活用したプロジェクトベースの少人数ゼミナール、②データサイエンスに携わる企業との連携講義、③企業の協力を得たデータサイエンス・インターンシップなどを実施しています。
当インターンシップは、入学から1年半に及ぶ少人数ゼミナールを修了したDSEP生に、学修したデータサイエンスのスキルを実践する場を提供することを企図したプログラムです。今回は、アイネットのデータセンター事業におけるAI活用プロジェクトへのDSEP生の参画により、学んだスキルの実践を通じて、それらを高めると共に、大学に戻ってから更に修得すべき知識・スキルを発見してもらうことを目指しています。
3.横浜国立大学との包括連携協定 https://www.inet.co.jp/news/docs/20191211.pdf
アイネットのIT企業としての技術やインフラ、人材、および横浜市、神奈川県内などに多数のお客様との接点を持つ強みと、横浜国立大学の21世紀グローバル新時代に活躍する人材の育成力を融合し、社会貢献を推進するために締結いたしました。本協定の連携・協力事項は以下の通りです。
(1) 社会や産業が求める価値・課題の検討、研究開発テーマの選定
(2) 共同開発、事業化、実装に向けた各種検討
(3) 本連携に資する人材交流や意見交換会の実施
(4) 情報セキュリティマネージメント体制構築に関する協力
<横浜国立大学について> https://www.ynu.ac.jp/
横浜国立大学は、4つの旧制学校を母体に1949年に新制大学として設立された総合大学で、横浜市保土ケ谷区常盤台のワンキャンパスに5学部・6大学院を有しています。
「実践性」「先進性」「開放性」「国際性」を建学からの歴史の中で培われた精神として掲げ、世界の学術研究と教育に重要な地歩を築くべく、努力を重ねることを憲章として宣言しています。
<アイネットについて> https://www.inet.co.jp
アイネットは、1971年に煩雑なガソリンスタンドの事務処理の合理化やクレジット処理を代行する会社として設立されました。以来、その取り扱いを拡大する中でデータセンター運用のノウハウを蓄積、お客様からも大きな信頼を寄せていただいています。
現在は、データセンターを軸に、SS(サービスステーション)事業向け受託計算サービス始め、クラウドサービスや運用・BPO、Fintech、セキュリティ、システム開発、宇宙開発などを展開しています。システムの企画・開発から運用・監視までワンストップで提供できる他、お客様のお困りごとを解決するサービスを提供しています。
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