親子で読みたい!「こども」にまつわるエッセイ・アンソロジー/『65人のこどものはなし』7月25日(金)発売!
小・中・高等学校向けの教科書を発行する光村図書出版株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:吉田直樹)は、書籍『65人のこどものはなし』を7月25日に発売しました。
児童文学雑誌「飛ぶ教室」に掲載した37篇の「こども」にまつわるエッセイと、「{こども・大人}辞典」(28名)を集めた一冊です。三浦しをん、辻村深月、朝比奈あすか、斉藤壮馬ほか、多彩な書き手たちが、こどもにまつわる“特別な記憶”をつづってくれました。
かつて「こども」だった大人にも、今まさに「こども」真っ最中の人にも、共感できたりハッとさせられたりするエピソードが、たっぷりと詰まっています。子育て中の方にも、これから思春期を迎えるお子さんにも楽しく読んでいただけます。
一つの随筆は4~5ページほどと読みやすいので、忙しい夏の読書におすすめ。
また、小~中学生のお子さんが、随筆文を読む入り口としても最適です。

■『65人のこどものはなし』の内容構成
●37篇の「こども」にまつわるエッセイ
色とりどりの随筆の中から、内容を一部ご紹介!
村田沙耶香「尾上先生コンプレックス」
小学三、四年生のときに担任だった「尾上先生」のおかげで、無邪気なこども時代を過ごせた筆者。成長してからも、尾上先生を忘れられなかった理由とは。
川上和人「進化生物学的よかったさがし」
こどものころ、学校の授業で当てられると真っ赤になっていた筆者が、生物学者になった今、そんな赤面症の「いいところさがし」をする。
町田康「親に似る」
飼い犬を連れて、友人の家に遊びに行った筆者。友人の小学生の娘が、犬と過ごす様子を見ていて感じたこと。
●28名による「{こども・大人}辞典」
「こども」と「大人」の違いを、作家たちがユニークに定義づけてくれました。人はいつまで、こども? いつまでも、こどもでいられるもの? 今のあなたは「こども」でしょうか、「大人」でしょうか。
■収録作品
◆「こども」にまつわるエッセイ◆
わたしがこどもだったころ
朝比奈あすか「まこっちゃん」
辻村深月「マムシの記憶」
天野健太郎「子どもの商売」
村田沙耶香「尾上先生コンプレックス」
大沼紀子「私が坊っちゃんだった頃」
中川正子「パカポコの話」
緒方修一「歓声の片隅で」
高山なおみ「私はブタ」
堀川理万子「雨の日の十五時二十分~十六時三十分」
真珠まりこ「子どもだった頃」
名久井直子「暇な子ども」
上條さなえ「十歳の日の私の学校」
小沢真理「北国の子供だった私の」
菱木晃子「『おしめさまのししき』です」
柴崎友香「ある光景」
せきしろ「二人の友達」
マライ・メントライン「世界が変わった日」
こどもと大人のあいだで
彩瀬まる「ちいさな友達」
斉藤壮馬「幻想、喫茶、列車について」
川上和人「進化生物学的よかったさがし」
寺地はるな「それはそれとして」
幅允孝「幅少年のかえりみち」
マーサ・ナカムラ「『天気を祈る』という遊び」
荻原規子「神話を読む子どもの目」
神野紗希「『海』を耕す」
大阿久佳乃「闇とキンモクセイ」
ふくだももこ「憧れ」
中沢けい「子ども時代はいつ終わるのか」
坂川栄治「小さな子ども」
こどもを見つめて
飛鳥井千砂「闘いのはじまり」
山田ルイ53世「もーちゃんの横目」
那須田淳「幼稚園の卒園旅行」
斎藤真理子「成仏できない親心」
矢萩多聞「たくましき子どもたち」
こだま「欠けた箸」
町田康「親に似る」
三浦しをん「熱烈な別れ」
◆{こども・大人}辞典◆
安東みきえ/いしいしんじ/石川直樹/いとうみく/岩瀬成子/岡田淳/岡野大嗣/おくはらゆめ/
如月かずさ/クサナギシンペイ/くどうれいん/小林エリカ/小森香折/斉藤倫/新沢としひこ/
田口ランディ/二宮由紀子/ 蜂飼耳/東直子/昼田弥子/深緑野分/町屋良平/松田奈那子/
ミロコマチコ/もとしたいづみ/椰月美智子/山下澄人/吉田篤弘
<書籍概要>
タイトル:65人のこどものはなし
著 者:朝比奈あすか、辻村深月ほか
ISBN:978-4-8138-0676-9
定価:1,760円(税込)
仕様:四六判(188mm×128mm)/ 192ページ
発行:光村図書出版
発売日:2025年7月25日
公式サイト:https:/ / www.mitsumura-tosho.co.jp/ shoseki/ tobunohon/ book-th015
■編集担当者より
誰にも、大切な「こども時代」があります。まっすぐに毎日を生きて、心と体で世界にぶつかって、何かに夢中になったり、時にさびしかったり――。そんな“宝物の日々”を、さまざまな分野の書き手たちがつづったエッセイ集です。
色とりどりのエピソードには、「私もこうだったな」と懐かしくなるものや、胸の奥の記憶が呼び起こされるものがあるはずです。ぜひ本書をめくって、「こどもの自分」に、もう一度会いにきてください。
(編集部・久津野)
<会社概要>
[商 号 ] 光村図書出版株式会社 Mitsumura Tosho Publishing Co., Ltd.
[代 表 者 ] 代表取締役社長 吉田直樹
[創 立 ] 1949(昭和24)年2月26日
[資 本 金 ] 3,000万円
[年 商 ] 173億6,460万円(2024年10月期)
[従 業 員 数 ] 239名(2025年4月現在)
[所在地/TEL] 東京都品川区上大崎 2-19-9 / 03-3493-2111(代表)
[U R L] https://www.mitsumura-tosho.co.jp/
[事 業 内 容 ] 小・中・高等学校用の検定教科書ならびに付帯する出版物の編集・発行
一般書籍・教育書等の編集・発行 学習用ソフトウェアの企画・制作
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