かまどと羽釜でご飯を炊き、炊きたてをおなかいっぱい食べる体験型催事「君津の朝めし」。秋季開催の予約が始まりました。
2024年春より始まった君津の朝めし、猛暑を避けた夏季休業期間を経て、いよいよ秋季開催が始まります。9月15日より予約受付を開始、君津の朝めしウェブサイトよりお申込みいただけます。
◆君津の朝めしとは
君津の朝めしは、青空の下、参加者自らが薪を割り、かまどに火をくべ、羽釜でご飯を炊き上げる屋外体験型の催事です。梅雨や夏の猛暑、冬の寒さを避け、気候のよい春季と秋季の日曜日の朝、千葉県君津市の清和地区で開催されています。
薪割り体験、ご飯を羽釜で炊く体験、石臼で挽くきな粉作り体験ほか、日常ではできない体験が楽しめます。
炊飯用具、食材、食器ほか、体験に必要なものはすべて用意されているので、手ぶらでご参加いただけます。羽釜炊きが初めての方には、地元に住むベテラン羽釜炊き名人たちが炊事をサポートしますので、小さなお子様連れでも安心してご参加いただけます。
◆君津市とは
千葉県君津市は千葉県の中央部東京湾側、東京湾アクアラインの千葉の入口木更津市の南側にあります。
君津市には南房総国定公園に指定されている自然豊かな鹿野山があり、この鹿野山のふもとの清和地区で君津の朝めしを開催しています。
◆羽釜炊き名人
清和地区は豊かな自然が残っている「むら」のような地域で、田舎や故郷という言葉がぴったりな地域です。
ここは高齢化率の高い地域ですが、「小さい頃は毎朝羽釜でご飯を炊いていた」という地元の高齢者がたくさん住んでいます。そのような方々が君津の朝めしの羽釜炊き名人として、初めて羽釜炊きを体験する参加者へかまどの火加減などの「コツ」を指南してくれます。
◆春季開催では
今年2024年の4月から6月までの毎週日曜朝に開催されました。おかげさまで開催日の全日満員御礼、大盛況で、多くのメディアにもとりあげていただきました。
ご家族、友人同士でのご参加がほとんどで、県内はもとよりアクアラインを渡って対岸の神奈川や東京からもお越しいただいきました。すでにリピーターもいらっしゃり、開催日累計200名を超える参加者にお楽しみいただきました。
◆秋季開催は
10月から11月いっぱいまでの日曜朝に開催を予定しています(詳細は予約ページをご確認ください)。
なお、開催日が悪天候予報の場合は休催となります。
ただ、現在お米の売価が高騰している関係で、お米の料金を若干(1合当たり数十円ほど)値上げする場合もありますのであらかじめご了承ください。他の料金は値上げの予定はありません。
◆君津の朝めしのマーク
よく聞かれる君津の朝めしのマークのことを少し。
君津の朝めしのマークは大きい丸に囲まれた小さい丸がふたつ描かれています。大きなどんぶりの丸に黄身を2個乗せたものをイメージ化したものです。
君津の朝めしでは君津市名産の新鮮「たまご」がひとり当たり基本2個付きます。たまごが2個で黄身が2つ、黄身2、きみ2、きみツー、きみつ、君津という語呂合わせから取り入れたもので、マークの由来になっています。
当初、たまご2個では食べきれないかなと予想していましたが、おいしく炊けた羽釜ご飯は食が進むようで追加注文をされる方も少なくありません。
各自、たまごかけご飯や目玉焼き、雑炊にするなど、春季開催ではたまご2個を上手に使ってお召し上がりいただいていました。
◆申し込みは事前予約制
君津の朝めしは新鮮なたまごだけを提供をしており、その関係でたまごの仕入れは直前になっています。
開催当日、過不足のないよう参加人数は事前に把握する必要があり、事前予約制とさせていただいています。
君津の朝めしウェブサイトより参加申込の予約ができるようになっています。
料金は当日現金払いとなっていますので、悪天候等による開催中止の場合の手続きは不要です。
なお、中止の場合は前日までに予約された方へ連絡が届くようになっています。
◆開催場所
君津の朝めしは、今年改修されたばかりの清和地域拠点複合施設(愛称おらがわ)のグラウンドで開催しています。
公式の住所は「君津市西粟倉36」となっていますが、マップアプリによっては「君津市西粟倉35」で表示されますのでご注意ください。
館山自動車道の君津インターチェンジからお車で約20分、道路沿いではなく少し奥まった場所にあります。
施設には、無料駐車場、トイレ、手洗い場、飲料自動販売機等が完備され、遊具等はありませんが開催時間中はグラウンドで遊ぶこともできます。
◆実施団体
実施団体:君津の朝めし(千葉県君津市西粟倉36)
君津市「市民が主役のまちづくり事業支援制度(令和5年度、6年度)」採択事業
協力:君津市、株式会社千葉日報デジタル
<お問い合わせ>
永井 kimitsu@asameshi.club
すべての画像