医薬品、医療機器、農薬、香粧品、化学品、食品の各業界における動物実験代替の活用の動向や,各種動物実験代替法の開発・応用事例についてまとめた書籍が発売!!

書籍『動物実験代替法とNew Approach Methodologiesの開発・利用動向』(監修:国立医薬品食品衛生研究所;(一財)食品薬品安全センター/小島肇夫)が9月29日に発売。

株式会社シーエムシー出版

バイオテクノロジー・化学などの技術・市場動向レポート発行やセミナー開催を行う、株式会社シーエムシー出版(本社:東京都千代田区、代表:辻賢司)は、書籍『動物実験代替法とNew Approach Methodologiesの開発・利用動向』(監修:国立医薬品食品衛生研究所;(一財)食品薬品安全センター/小島肇夫)を2023年9月29日に発刊いたします。
定価は税込78,100円(本体価格71,000円+税)で、当社ECサイトおよび全国の書店でご注文を受け付けております。
目次などの詳細については以下の当社サイトをご覧ください。
https://www.cmcbooks.co.jp/products/detail.php?product_id=9250

監修:小島肇夫(国立医薬品食品衛生研究所;(一財)食品薬品安全センター)

発行日:2023年9月29日

体裁:B5判、296ページ

ISBNコード:978-4-7813-1747-2

価格(税込):78,100円



  • 刊行にあたって


 動物実験を用いない試験法「動物実験代替法」を推奨する動きが欧米を中心として国際的に広がり,我が国においても認知が進んでいる。昨今は,動物実験代替法という用語だけでなく,新規アプローチ法(New Approach Methodologies:NAMs)という用語も使われ,化粧品のみならず,医薬品,医療機器,化学品,農薬および食品の分野まで新しい試験法やその利用が広がりつつある。

 

 一方,動物実験代替法の技術的な課題や,旧来的な考えに基づく体制的な問題などから,動物実験代替法の普及はまだまだ不十分な状況にある。そのような状況下,各分野の専門家のご協力を受け,各業界における動物実験代替法の活用の動向や,各種動物実験代替法の開発・応用事例についてまとめて頂いた。本書は,これらの最新情報をもとに動物実験代替法の利用普及の一助をして頂ける書籍になっていると考えている。

 (本書「巻頭所感」より一部抜粋)



  • 著者


小島肇夫  国立医薬品食品衛生研究所;(一財)食品薬品安全センター 
山田隆志  国立医薬品食品衛生研究所 
鈴木 睦  日本製薬工業協会 
曽根秀子  横浜薬科大学 
林 洋平  (国研)理化学研究所 
福島友太朗 熊本大学 
首藤 剛  熊本大学 
高間香織  アステラス製薬㈱ 
手塚和宏  アステラス製薬㈱ 
森 大輔  ㈱バイオコム・システムズ 
引間知広  九州工業大学 
杉本昌弘  慶應義塾大学 
山田 弘  (国研)医薬基盤・健康・栄養研究所 
金澤由基子 (独)医薬品医療機器総合機構 
加藤玲子  国立医薬品食品衛生研究所                      
ほか 計53名 



  • 目次

【第Ⅰ編 総論】
第1章 動物実験代替法に関わる国際機関の動向
第2章 Next Generation Risk Assessmentの現状と行政利用へ向けた課題

【第Ⅱ編 医薬品業界】
第1章 医薬品業界における動物試験代替の動向
第2章 幹細胞を用いた毒性評価
第3章 疾患iPS細胞を用いた創薬開発
第4章 線虫C. elegansを用いて健康寿命・安全性を評価する自動測定システム
第5章 Microphysiological systems(MPS)の開発・利用動向
第6章 経皮吸収型製剤のin vitro/in silico 評価法
第7章 数理モデルによる仮想人体構築
第8章 医薬品毒性予測/診断のための安全性バイオマーカー開発

【第Ⅲ編 医療機器業界】
第1章 医療機器業界における動物実験代替の動向
第2章 再構築ヒト表皮モデルを用いた刺激性評価
第3章 代替法を用いた皮膚感作性評価
第4章 医療機器の生物学的安全性評価における細胞毒性試験

【第Ⅳ編 農薬業界】
第1章 農薬業界における動物実験代替の動向
第2章 代替法による農薬の感作性評価
第3章 OECDにおける生態影響試験
第4章 発達神経毒性評価

【第Ⅴ編 香粧品業界】
第1章 香粧品業界における動物実験代替の動向
第2章 ヒト3次元培養モデル(表皮,角膜)の紹介
第3章 〈皮膚感作性試験〉Amino acid Derivative Reactivity Assay (ADRA)
第4章 皮膚感作性in silico予測モデル

【第Ⅵ編 化学品業界】
第1章 化学品業界における動物実験代替の動向
第2章 内分泌かく乱物質スクリーニング
第3章 ウズラ受精卵を用いた環境汚染物質の生殖発生毒性評価法の開発
第4章 ヒト免疫反応をin vitroで再現する細胞培養系の開発
第5章 有害性評価支援システム統合プラットフォーム(HESS)
第6章 毒性発現メカニズムに基づく化学物質の毒性予測システムAI-SHIPS

【第Ⅶ編 食品業界】
第1章 食品分野における動物実験代替の動向
第2章 In vitroヒト大腸-腸内細菌叢培養モデル
第3章 カイコを用いた,ブロッコリー中性多糖類の自然免疫促進活性の評価
第4章 ゼブラフィッシュを用いた食品成分の機能性評価
第5章 高機能化腸オルガノイドの動物実験代替法への応用性


★詳細カタログはコチラ★

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田錦町1-17-1 神田高木ビル2F
電話番号
03-3293-7051
代表者名
金森洋平
上場
未上場
資本金
3200万円
設立
1961年10月