【大阪・関西万博「いのちの遊び場 クラゲ館」】閉幕直前までまだまだ開催!多様なみんなと作るインクルーシブなワークショップも多数

障害や病気、特性、性別、国籍や人種などの違いや分断を乗り越えて協奏未来に向けて世界を「かき混ぜる」クラゲ館ならではのワークショップ多数開催!

株式会社steAm

大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」(プロデューサー:中島さち子、テーマ:「いのちを高める」)は2025年9月26日(金)、同パビリオンにて「クラゲマドラー(※)」として同パビリオンの設計段階から関わってきたアーティスト2名によるインクルーシブ(社会的包括)ワークショップを午前と午後にそれぞれ開催します。また、9月20日(土)には、聴こえない人も見えない人もどんな特性の方にとっても楽しめる”音楽”を模索するホワイトハンドコーラスがワークショップを開催し、素晴らしい全身で表現される”歌”が会場を包み込みました。

中島さち子プロデューサーが担当するテーマ事業「いのちを高める」では、万博という機会を活用して、さまざまな「学び」「遊び」「創る」「生きる」「働く」の大変革を仕掛け、世界中をかき混ぜ、つないでいくことをコンセプトに掲げ、万博会期前から多岐に渡るプロジェクトを展開して参りました。障害がある方だけでなく、誰もが唯一無二のマイノリティであり、分断を協奏へと変えることでこそ素敵ないのち輝く未来社会があります。そのような想いから「インクルーシブ(社会的包括・共生)」を前面に打ち出し、多くの取り組みにおいてその要素を大切に取り入れてきました。

この度、これまでのクラゲ館のインクルーシブな取り組みを具現化する企画の一つとしてクラゲマドラーとして活動されてきたアーティストの早川ひかるさんと山口慧眞(えま)さんが、それぞれのオリジナルワークショップ「ふわふわポコポコ~さわれるアート・ことば~」(早川ひかるさん)および「お太子さんはどこに向かった!?~GO!GO!その先へspecialライブ&ワークショップ」(山口慧眞さん)を開催する運びとなりました。障害の有無に関わらず、どなたでも楽しんでいただける工夫を散りばめたこれらのワークショップに、どうぞご期待ください。

※クラゲマドラーについて

クラゲ館では分断を打ち破るために社会を積極的にかき混ぜる役割として「クラゲマドラー(「かき混ぜる」の意)」を考案。クラゲマドラーには、病気や障害がある方や障害者福祉に関わる方なども含まれ、当事者として同パビリオンの設計や展示、体験設計の初期段階からチームの会議に加わり、誰もが一緒に多様に楽しめるインクルーシブな環境作りのためにさまざまなアイデアを出し合う場を設けてきました。クラゲマドラーの方々には万博開幕後、会場内でもワークショップなどの場面において大活躍していただきました。

「ふわふわポコポコ ~さわれるアート・ことば~」概要

クラゲマドラーアーティストの早川ひかるさん(ノーサイド)が考案した、触れるアート・書道のアイデア。ボンドとシェービングフォームと絵の具を混ぜて描くと絵が立体化し、ふわふわポコポコした面白い触感が楽しめ、視覚障害のある方も触って楽しめるアートワークショップです。

開催日:2025年9月26日(金)

開催時間:10:30~12:30

開催場所:クラゲ館 いのちのゆらぎ場

参加アーティスト:早川ひかる(クラゲマドラー)

参加方法:予約不要(先着順)

関連URL:https://expo2025-kuragepj.com/events/896/

※状況により変更、中止となる可能性があります。

早川ひかるさんについて

総合福祉施設ノーサイド所属のアーティスト。

電動車椅子に乗りながらアート活動に積極的に参加し、大阪・関西万博ではクラゲマドラーの一人として会期前からその活動に定期的に参加。大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」から生まれた、多様な文化と音が響きあうバンド「KURAGE Band」の第一弾アルバム「わたしを奏でる」ではジャケットアートを担当。


「『お太子さんはどこに向かった!?~GO!GO!その先へspecialライブ&ワークショップ』〜踊って笑ってごちゃまざろう GO!GO!盆踊り!!〜」概要

雅楽の伝統音楽と世界の郷土芸能やジャズ、そして難病を抱えるアーティスト・山口慧眞(クラゲマドラー、第0回および第1回学びの協奏コンテスト受賞者)と大阪教育大学附属特別支援学校の生徒たちが制作した手作りパーランクーキットを用いた、一般来場者参加型の盆踊りライブです。会場では、来場者自身も「観客」ではなく「仲間」として参加可能。楽器を手作りし、一緒に踊り、音を重ねていくことで、世代も障害も国籍も立場も性別も、すべての垣根を飛び越えます。

開催日:2025年9月26日(金)

開催時間:13:10~14:30

開催場所:クラゲ館 いのちのゆらぎ場

参加アーティスト:山口慧眞(えま)(クラゲマドラー)、雅楽ユニット「夜多羅(やたら)」 、KURAGE Band(クラゲバンド)

特別出演:大阪教育大学附属特別支援学校の生徒

参加方法:予約不要(先着順)

関連URL:https://expo2025-kuragepj.com/events/910/

※状況により変更、中止となる可能性があります。

山口慧眞さんについて

難病を抱えるアーティスト。

「未来の地球学校を拡張・展開し、国内外の学び(ラーニング)と遊びの大変革を起こしていく」を理念とする一般社団法人steAm BANDが主催する「学びの協奏コンテスト」第0回および第1回の受賞者。また大阪・関西万博ではクラゲマドラーの一人として会期前からその活動に定期的に参加。

クラゲ館におけるこれまでの「インクルーシブ」ワークショップの実施について

前述の通り、中島さち子プロデューサーが担当するテーマ事業「いのちを高める」では、「つくる喜びを全ての人に!〜創造性の民主化〜」というメッセージを打ち出し、「インクルーシブな社会実現」を主軸の一つとして、さまざまな取り組みに力を注いできました。

クラゲ館では今回の2つのワークショップの他に、これまでもさまざまなインクルーシブを前面に打ち出したワークショップを実施し、多くの参加者のみなさまに多様性のある未来社会に向けた協奏を体験していただきました。小学生からシニアまで、色々な国や人種の方々や日本全国のものづくり中小企業にも関わっていただき、本当に珠玉のワークショップが多数開催されました。

ここでは、そのうち、特に障害や病気がある方々が中心になり、そうした分断を協奏に変えた、幾つかの素晴らしいワークショップをご紹介させていただきます。

「手と声でうたおう! ホワイトハンドコーラスNIPPON 京都 合唱ワークショップ」

聴覚・視覚に障害がある子や、車いす、自閉症、発声に困難を抱えるなど、社会的マイノリティの子どもが多くを占める合唱団「ホワイトハンドコーラスNIPPON京都」によるコンサート。同合唱団の「手歌(手や身体、表情で歌の世界を表現すること)」を参加者も体験しました。素晴らしい歌と、手歌による身体的・音楽的表現に会場が包まれ、本当にクラゲ館が素敵な”音楽”に包まれました。当日、重度な心身障害があるクラゲ仲間もボランティアに駆けつけており、KURAGE Band の一員として、コラボレーションもさせていただきました。

開催日:2025年9月20日(土)

出演者:ホワイトハンドコーラスNIPPON京都(+KURAGE Band)

関連URL:https://expo2025-kuragepj.com/events/882/

タイルと木材・粘土で工作!

森が健全な木林に育つよう、森林の成長に応じて樹木の一部を伐採し、過密となった林内密度が調整(間伐)されます。この木材の「いのち」を活かして、タイルや、粘土と一緒に工作しました。キッズアートプロジェクトは病院で過ごす子供たちが主役のプロジェクトです。本ワークショップでは万博会場と日本全国の病院小児病棟や療育施設、その他医療施設、介護施設をオンラインでつなぎ、万博会場に来られない子供たちも一緒に「いのちを高める」体験を実施しました。

同様のワークショップを7月18日には、特に大阪を中心にした病院・福祉施設を繋ぎ、クラゲ館ツアーと共に開催(テーマウィークイベント)。8月8日にはシグネチャーイベント「世界遊び・学びサミット」内でも開催し、本企画がすでに発展的な広がりを見せ、万博夢洲を越えて、世界中を繋いでいます!

開催日:2025年6月21日(土)

出演者:キッズアートプロジェクト(+多くの仲間たち!)

関連URL:https://expo2025-kuragepj.com/events/578/

「ふわふわポコポコ ~さわれるアート・ことば~」

先述の通り、クラゲマドラーアーティストの早川ひかるさん(ノーサイド)が考案した、触れるアート・書道のアイデアは、5月21日にも開催しました。多くの方が訪れ、ふわふわポコポコする面白い感触の作品が多様に誕生。みんなで五感で盛り上がりました。

開催日:2025年5月21日(水)

出演者:クラゲマドラー早川ひかる 他

関連URL:https://expo2025-kuragepj.com/events/705/

「ヘレン・ケラーもびっくり!? 新じゃんけん大発明!」

クラゲマドラーでネクストビジョンの、視覚障害者和田浩一(ワキチ)さんによる、インクルーシブなじゃんけん発明ワークショップ!

見えない、聞こえない──そんな制約を超えて、視覚や聴覚に障害のある方も含め、すべての人が対等に遊べるじゃんけんの新しいカタチを模索。

目も耳も使わず、手のひらを伝って合図を送り合う「盲ろうじゃんけん(わきちじゃん)」に、みんな夢中に!

開催日:2025年6月7日(土)

出演者:クラゲマドラー和田浩一 他

関連URL:https://x.com/expo2025_kurage/status/1959027816026317168


いずれの時間においても、子どもから大人まで、障害の有無をこえて、

みんなが「遊び」を通して自然に関わり合う場が生まれていました。

クラゲ館・クラゲチームは、これからも、多様ないのちが自分らしくイキイキ輝く未来社会を模索して、さまざまな取り組みを(万博会期後も)模索していきます。

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会社概要

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URL
https://steam21.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都豊島区高田1丁目14番6号 UNOビル
電話番号
-
代表者名
中島さち子
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年09月