クリーンガス証書第一号による2025年日本国際博覧会のカーボンニュートラル化への貢献
~鹿児島市南部清掃工場のバイオガスの環境価値を提供~
日本ガスは、鹿児島市南部清掃工場内*2で製造され、都市ガス原料として受け入れている精製バイオガス(バイオメタン)の環境価値をクリーンガス証書化しました。今回の証書は、第三者機関による製造設備認定*3を経て2024年10月17日に発行されたものであり、今年4月より運用が開始されたクリーンガス証書制度*4では第一号となります。
大阪ガスは、「2025年日本国際博覧会会場で使用するカーボンニュートラルガス調達業務」の落札者に決定されており、2024年9月より2025年12月の期間において環境価値を付与した都市ガスを供給*5します。
これに向け、ゼロエミッションであるバイオガスの環境価値を証書として取得しました。今後も国内の複数のe-methane(以下「e-メタン」)、バイオメタンを製造する他事業者のプロジェクトなどからクリーンガス証書を取得し、大阪・関西万博会場に供給する都市ガスに適用することで、カーボンニュートラル化に貢献する予定です。
日本ガスは、脱炭素・循環型社会の実現に向け、今後も地域のお客さまとともに、環境課題の解決・ゼロカーボンに資する取組みを推進してまいります。
Daigasグループは、2021年1月に発表した「カーボンニュートラルビジョン」や2023年3月に発表した「エネルギートランジション2030」のもと、脱炭素社会に貢献する技術・サービスの開発に取り組み、気候変動をはじめとする社会課題の解決に努め、暮らしとビジネスの"さらなる進化"のお役に立つ企業グループを目指してまいります。
*1:e-メタンやバイオガスといった「クリーンガス」が有する、燃焼しても大気中の二酸化炭素が増えないとみなすことのできる環境価値を「証書化」したもの。この証書により、クリーンガスの環境価値を移転することが可能
*2:鹿児島市南部清掃工場の概要
所在地 | 鹿児島県鹿児島市谷山港三丁目3番地3 |
ごみ焼却施設の処理能力 | 日量220トン(日量110トン×2炉)、ストーカ式(全連続燃焼式焼却炉) |
バイオガス施設の処理能力 | 日量60トン(日量30トン×2基)、乾式メタン発酵 |
日本ガスとの契約期間 | 2022年1月~2042年3月 |
*3:日本ガスプレスリリース(クリーンガス証書制度における 製造設備認定の取得について https://www.nihongas.co.jp/news/2024/06/post-375.html)
*4:本制度の詳細(クリーンガス証書評価委員会ホームページ https://clean-gas-certificate.com/)
*5:大阪ガスプレスリリース(2025年日本国際博覧会会場へのカーボンニュートラルガスの供給について https://www.osakagas.co.jp/company/press/pr2024/1779744_56470.html)
<会社概要>
■日本ガス
■大阪ガス
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