化粧品OEMメーカー:シーエスラボの林雅俊代表取締役が、今後の方向性について語った

新世代のオリジナル化粧品受託製造のあり方を考える上で示唆にとんだ 内容だ。

化粧品OEMの可能性を押し広げてきたシーエスラボはいま、
どのような未来像を描いているのか。
代表取締役の林雅俊が、化粧品コンサルタントのインタビューに答えた。

お客様目線を持った、自社主導での研究とモノづくりを強化すること。

 

1.整ってきた工場の棲み分け

 インタビュアーA(以下 A):  
   2015年はシーエスラボの設立から11年目にあたります。
   この間、顧客の数も受注件数も着実に推移しておられますよね。
   製造設備についてはどのように強化をはかってきたのでしょうか?

林 :  OEMにとって化粧品製造体制は命とも言える機能。確実に充実させてきました。
   現在、製造拠点は群馬県館林市の館林工場と、群馬県邑楽郡にある千代田工場の
   2箇所にあり、館林工場は低コストで化粧品を量産できる拠点として、一方、
   千代田工場は多品種少量の化粧品の製造をこなせる拠点として稼働させています。

A :   2つの工場に異なる役割や機能を持たせているのはなぜですか?

林:   顧客のご要望に応え、化粧品製造をスムーズに運んでいくためです。
   まず、最初にお声がけいただいたお客様には千代田工場で対応し、軌道に乗った
   時点で館林工場で量産化に乗せる。
   これが化粧品ビジネスのエントリーとしては一番の望ましい形です。
   この形を実現し、スムーズに進めていくために、シーエスラボはこれからも
   2つの工場の役割を際立たせ、それぞれに機器や設備の充実化を図り、
   お客様のご期待に応えていく考えです。

2.エントリーの段階から処方を提案

 



A :  化粧品のブランドを立ち上げたい、化粧品の製造を依頼したいという
   お客様から問い合わせが入ることは多いと思います。初めて化粧品
   ビジネスに着手するという方も多いのではない
   でしょうか。そうした場合にはどのように対応されていますか?

林:   まず営業部隊が足を運び、ヒアリングを行った後、サンプルを
   提案し、やりとりを繰り返しながら完成にこぎつける、というのが
   化粧品OEMの一般的な流れです。
   弊社ではいま、この流れをもっと迅速化すべく、社内改革を進めています。

A :  改革の中身について教えてください。

林 :   現状は、問い合わせをいただいてから化粧品の完成までに最短でも3ヶ月
   はかかります。内容によってはもっとかかるケースもありますね。
   しかし、これでは、市場の動きや消費者の志向などを敏感に反映することは
   難しい。そこで、時間的なロスを削減するため、エントリーの段階でお客様の
   ご要望に沿ったサンプルを数点お持ちし、そこから完成へと導くプロセスを
   実現させたいと考えています。
   そのために、いま社内の仕組みを見なおしている最中です。

A :  クイックレスポンスの実現ですね?

林 :  ええ。それを実現するには、処方のライブラリー化が欠かせません。お客様が
   求める化粧品に近いモノを過去の製品の中から速やかに抽出できるように、
   化粧品を特徴や機能ごとに体系的にマッピングし、ライブラリー化する
   取り組みです。

A :  実際にモノがそこにあるのとないのとではお客様の反応はまったく違うのでは
   ないでしょうか?変更の要望も「ここをこんな風に」と具体的に出せますよね。

林 :  おっしゃるとおりです。お客様と最初にお会いした段階で、ご要望にできるだけ
   近い化粧品を数点お持ちすれば、お客様も具体的な要望を出しやすくなる。
   ゴールがそれだけ近づきます。
   どんな化粧品を目指すのか。指標となる化粧品があれば、その方向性を探り出し
   やすくなるんですね。時間短縮にも有効です。
   しかし、そのためにはお客様から問い合わせがあったときに、要望の中身を
   しっかりと拾い出すヒアリングのプロセスが不可欠です。精度の高い化粧品の
   マッピングと、最初の接点でのヒアリングを強化し、お客様目線での社内改革を
   進めていきます。

3. 攻めの姿勢で傾向値をフル活用

 



 A :  シーエスラボが処方のライブラリー化に取り掛かれるのは、
   設立以来、多くのお客様とのやりとりを通じて、要望の多い
   カテゴリーや機能など、求められる化粧品の傾向値を社内に
   豊富に蓄積してきたからではないでしょうか?

林 :  ええ。それらは、シーエスラボが誇る貴重な「資源」にほかなり
   ません。蓄積してきた傾向値を活かせば、お客様に
   「こうした化粧品も考えられますよ」といったアプローチも
   できます。つまりは逆提案が可能になるんですね。

A :  要望に沿って製品化するだけの「待ちの姿勢」ではなく、社内資源を
   フル活用して、「攻めの姿勢」で化粧品を提案し、お客様満足を高めて
   いかれるわけですね。

林 :  これからのOEMには営業のみならず、研究者にもマーケティングの視線が
   求められるようになると思います。営業と情報を共有しながら、
   できるだけ研究者の工程を減らし、お客様目線に立ちながらクイックに
   化粧品を作り提供していくOEMを目指していきたいですね。

A :  設備や機器といったハード面と、処方のライブラリー化やヒアリング力といった
   ソフト面の強化を推し進めて、さらにパワーアップするシーエスラボの今後が
   楽しみです。  ありがとうございました。

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