優良農業者が回答、日本の農業の成長に必要な規制改革 1位「農地法改正」、2位「農産物の機能性表示」、3位「TPP参加」。農協改革には8割が賛成

~優良農業者向けイベント「N‐1サミット2015」において調査~

農協改革やTPP(環太平洋経済連携協定)の議論と共に、日本を支える産業としての「農業の未来」が注目されているなか、N‐1サミット実行委員会(実行委員長:高島宏平)は、「日本の農業の未来提言」と題し、優良農業者が集うイベント「N‐1サミット2015」に参加した農業者に向け、日本の農業に対する意識調査を行いました。

その結果、農協改革には77%が賛成、どちらでもないが16%、反対が7%となり、8割近くが賛成となりました。
また、農協改革以外で、日本の農業の成長のために必要な規制改革については、1位が「農地法の改正」(33%)、2位「農産物の機能性表示」(23%)、3位「TPP参加」(19%)、4位「JA全農の株式会社化」(18%)となりました。
今年の4月から導入される「機能性表示食品」制度では、生鮮食品も効能(健康増進や維持の範囲)表示が可能となるため、農業の分野でも期待されていることが明らかになりました。
「N‐1サミット2015」当日、ゲスト参加をした林農林水産大臣に向けても本アンケート結果を発表しました。
■(図1)農協改革の賛否は? 

 


■(図2)日本の農業の成長に重要な規制改革は?
(現在の農協改革を除く)

 

<調査結果サマリー>
●農協改革には、8割近くが賛成と回答し、競争力ある農業を目指す政策への期待が伺える
●「農地法の改正」が、日本の農業の成長に重要な規制改革と考える農業者が最も多かった(農協改革を除く)
…次いで「農産物の機能性表示」となり、新しい制度へ高い関心が垣間見える
●日本農業の成長には「農業従事者の確保や育成」が重要と44%が回答し、人材への問題意識は大変高い
…次いで、「農産物の輸出促進」(19%)、「ICT活用」(16%)、「六次化」(11%)
●農産物の輸出は、15%が取組みをしており、準備中も含めると3割以上が輸出に取り組んでいる
…「輸出している」(15%)、「輸出に向け準備中」(21%)、「輸出していたがやめた」(9%)、「やる予定はない」(55%)
●日本の農業が明るいと思う農業者は55%となった
…「とても明るいと思う」(19%)、「明るいと思う」(36%)、「どちらでもない」(29%)、「思わない」(16%)


【N‐1サミット「日本の農業の未来提言」調査結果】
■(図3)日本の農業の成長には何が重要だと思うか?

■(図4)農産物の輸出に取り組んでいるか? 
 

 

■(図5)日本の農業は明るいと思うか?

<調査概要>
調査方法: アンケート調査(会場調査) / 調査日: 2015 年3月4日
調査対象: N‐1サミット2015に参加した農家、農業従事者
有効回答数:126 / 調査元:N‐1サミット事務局(オイシックス株式会社内)


■ 優良農業者が集う「N‐1サミット」とは?

 

「N‐1サミット」は、将来の農業界を背負って立つ、自信と気概を持って農業に取り組む人たちが集い、学び、考え、交流し、称えあう場として、農業界の活性化を目指すイベントです。2010年からスタートし、今年で6回目の開催となりました。今年は全国の優良農業者を中心に約300名が参加し、農林水産省後援のもと、林芳正農林水産大臣も参加し、スピーチを行いました。

今回は、日本の“農”を明るい未来へと導くため、関心の高いテーマをとりあげ、農業者を中心に“農”の分野において第一線で活躍するキーパーソンを集め、パネルディスカッションを実施いたしました。メインとなるパネルディスカッションでは「日本の農業の未来」というテーマを、分科会ではそれぞれ、【人材の確保・育成】【有機・自然農法】【輸出と海外生産】という現代の農業をとりまくテーマを個別に設け、熱いディスカッションが行われました。


<N‐1サミット2015 開催概要>
・開催日時:2015年3 月4 日(水) 13:00~17:00
・場所:品川区立総合区民会館「きゅりあん」(東京都品川区東大井5-18-1)
・主催:N‐1サミット2015実行委員会
・後援:農林水産省
・N‐1サミットwebサイト: http://www.oisix.com/sc/n12015

 
<参考>
パネルディスカッション テーマ:「日本の農業の未来」
・登壇者:
 ・農事組合法人和郷園 代表理事/株式会社和郷 代表取締役 木内博一氏
 ・特定非営利活動法人日本プロ農業総合支援機構 理事長 髙木勇樹氏
 ・前佐賀県武雄市長/樋渡社中 Founder & CEO 樋渡啓祐氏
  -(モデレーター):N‐1サミット実行委員長 高島宏平

分科会パネルディスカッション
分科会テーマ①:「次世代を担う農業人材の確保・育成」
 ・静岡県 経済産業部 みかん園芸課 主査 大場聖司氏
 ・NPO法人農スクール 代表理事/株式会社えと菜園 代表取締役 小島希世子氏
 ・有限会社セイフティ 代表取締役社長 重松隆氏
  -(モデレーター)株式会社マルタ 代表取締役社長/佐伯農園 代表 佐伯昌彦氏

分科会テーマ②:「有機・自然農法とその共感マーケティング」
 ・株式会社金沢大地/金沢農業/アジア農業株式会社 代表 井村辰二郎氏
 ・久津間農園 園主 久津間紀道氏
 ・一般社団法人MOA自然農法文化事業団 業務執行理事 工藤彰治氏
  -(モデレーター)有限会社三扇商事 代表 佐藤泉氏

分科会テーマ③:「今後の農産品輸出と海外生産の可能性」
 ・有限会社アイアンドアイ フルーツ グロワーズ 専務取締役 伊東厚氏
 ・有限会社信州ファーム荻原 専務取締役 荻原昌真氏
 ・有限会社 アグリクリエイト 代表取締役会長 齊藤公雄氏
  -(モデレーター)株式会社農業技術通信社 代表取締役 昆吉則氏
 

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