三菱UFJ銀行がWOVN.ioを導入、インターネットバンキングの多言語対応を推進
〜増加する外国人顧客のさらなる利便性向上を目指す〜
■導入の背景
日本における在留外国人数は、2018年末時点で約273万人と前年末に比べ6.6%増加し、過去最高となりました(※参考)。
在留外国人が日本で生活をする上での課題として金融サービス利用時の不便性があげられています。日本語での会話に支障がない場合であっても、読み書きに自信のない外国人にとって、金融サービスを利用することは非常に困難でした。
三菱UFJ銀行においても、サービスの利用は日本語でのコミュニケーションが可能であることを前提としており、従来は日本語のみでサービス展開を行っていました。一方で、増加する外国人顧客に対応するため、基本的な手続機能をインターネットバンキングで提供する上で、日本語以外の言語の必要性を感じ、多言語対応に踏み切りました。
今回、既存システムの多言語化を容易にする「WOVN.io」を、インターネットバンキング「三菱UFJダイレクト」に導入することで、膨大な開発リソースやコストをかけることなく、スピーディーな多言語化を実現しました。今後は、外国人顧客が言語のストレスを感じることなく、三菱UFJダイレクトを利用しての金融に関する手続・取引を簡単に行うことが可能となります。
※参考:平成31年3月22日法務省発表『平成30年末現在における在留外国人数について』
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri04_00081.html
■導入サイトについて(https://www.bk.mufg.jp/index.html、https://direct.bk.mufg.jp/)
現在、三菱UFJ銀行ホームページと三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング)取引ページの一部について英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、ベトナム語の5言語で公開しています。
(多言語化されたワンタイムパスワードご利用説明画面)
■今後の展望
三菱UFJ銀行は今回の導入により、外国人顧客のサービス満足度の更なる向上を目指します。
WOVN.ioは「世界中の人が、全てのデータに、母国語でアクセスできるようにする」をミッションに掲げています。今後増加の一途をたどるであろう在留外国人とのより良い多文化共生社会を実現すべく、金融機関へ本サービスを展開し多言語化を推進してまいります。
■三菱UFJダイレクトについて(https://direct.bk.mufg.jp/)
三菱UFJダイレクトは、銀行やATMに行かなくても自身のパソコンやスマートフォンから振込や預金などの取引を24時間365日行うことを可能にしたインターネットバンキングサービスです。現在は国内で約520万人にご利用されており、残高照会やお振り込み以外にも、税金・各種料金払い込み(Pay-easy:ペイジー)、Eco通帳(インターネット通帳)や住所変更など、多くの取引内容を取り扱いが可能な、利便性の高いサービスです。
■WOVN.ioとは(https://wovn.io/ja/)
「世界中の人が、全てのデータに、母国語でアクセスできるようにする」をミッションに、Webサイト・アプリを最大40言語に多言語化し、海外戦略を成功に導く多言語化ソリューションです。大手企業をはじめ15,000サイト以上へ導入されています。既存のWebサイト・アプリに後付けすることができ、多言語化に必要なシステム開発・サイト運用、翻訳にかかる不要なコストと人的リソースを削減します。
企業情報
会社名 :Wovn Technologies株式会社
所在地 :東京都港区三田4-1-27 FBR 三田ビル8階
代表 :代表取締役 林 鷹治
設立 :2014年3月
資本金 :17億5,081万円(資本準備金含む)※2019年12月末時点
事業内容:Web多言語化ソリューション「WOVN.io」「WOVN.app」の運営
URL :https://wovn.io/ja/
本件に対するお問い合わせ
Wovn Technologies株式会社 広報 大森
pr@wovn.io
03-4405-9509
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