起業した理由ベスト3、1位 やりたい事、2位 働き方、3位 経験・資格|創業手帳が独自調査
起業したいと考える人は毎年一定数存在しており、法人登記も毎月10,000社ほどされています。
なぜ「起業」という選択肢を選んでいるのでしょうか。
そこで今回、起業家・経営者を支援する創業手帳では2024年3月6日から3月10日の5日間、起業家アンケート調査を行い「起業の理由」や「起業の良いところ・悪いところ」について独自アンケートを実施しました。
【調査概要】
アンケートの目的:「起業の理由」に関する実態調査
実施者:創業手帳(起業家・経営者の支援事業)
対象者:会員114,170件
方法:メールからアンケート回答フォームに誘導。実名必須
回答数:237件
実施時期:2024年3月
起業の理由のベスト3は「やりたいことを実現したい」「働き方を変えたい」「経験・資格を活かしたい」
経営者に「起業する(起業を考える)に至った理由はなんですか?」とお伺いしたところ「やりたいことがある(149名)」が半数を超えて最も多い回答となりました。
続いて「自分に合った働き方がしたい(89名)」「経験・資格などを活かしたい(58名)」の回答者数が多いことから、職場で実現できない働き方がしたいが起業理由となっています。
「やむを得ない事由」と回答している方は少数という結果となりました。つまり、多くの経営者がやりたいことを叶えるために起業しています。
「誰かの役に立ちたいという想い」が多数を占める
「やりたいことがある」と回答した経営者は、具体的には以下のような理由で起業をしています。
▪地元の活性化につながる事業を展開したい
▪社会福祉事業で世の中の人のためになりたい
▪得意分野を活かして多くの人を笑顔にしたい
共通点は「日本を元気にしたい」「多くの人を笑顔にしたい」など、誰かの役に立ちたいという想いのようです。
他にも、「働く時間や場所を自分で決めて仕事とプライベートの両立をするため」や「中小企業診断士や行政書士など難関資格を活かすために起業したい」などの具体的な起業理由も見受けられました。
起業をした人が思う「良かった点」とは?
アンケート調査の結果、「自分のアイデアを仕事に反映できて楽しい」と感じている起業家が多く見受けられました。また、「これまで培ってきた知識や経験、人脈を活用して仕事を行うことで、多くの人に支えられている」と感じられているようです。
自分自身の力でお客様や社会の役に立ち、感謝の言葉をもらえたときは大きな達成感を感じられることが起業家の良かった点となっています。少数派ですが、「職場の人間関係に気を使わないで済む」という回答もありました。
起業をした人が思う「困っている点」とは?
起業すると「資金調達」「事業計画」「販路拡大」「人材採用」を全て行わなければいけません。幅広い業務を行わなければいけないため、知識不足だと痛感させられることがあるようです。具体的には以下のような回答がありました。
▪自社サービスの周知方法がわからなくて集客が難しい
▪経理の経験がないから会計が不安
▪さまざまな業務を行わなければいけないため時間に追われる
起業の自由度や自己実現などは魅力的ですが、資金調達や会計、人材採用など幅広い業務を行わなければいけず、壁にぶち当たることも珍しいことではありません。起業を目指す方は「事前の準備」や「ネットワークを活用」するなど、起業の壁をぜひ乗り超えてほしいです。
▼今回の独自調査についての詳細は下記ページで公開しています。
https://sogyotecho.jp/kigyou-reason-questionnaire/
上記のアンケート結果からもわかるように、起業に対して「事前の準備」や「知識」が大切になります。これから創業したいと考えている方は、創業時に役立つ情報が掲載されている無料の『創業手帳』をぜひご活用ください。
また、創業手帳では内閣府の起業家アンケートなどにも協力し官邸ホームページや新聞社にも取り上げられており、起業家を網羅している件数と信頼性が評価されています。今回のアンケートにおいても起業家の声を届けるためのプラスになれば幸いです。
【会社概要】
会社名 :創業手帳株式会社
所在地 :東京都中央区京橋3-3-10 第1下村ビル6階
代表者 :代表取締役 大久保 幸世
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
創業手帳株式会社 広報担当:岩田
メールアドレス:editor@sogyotecho.jp
【マスコミ・記者の方へ】
起業の傾向について、創業手帳は創業を支援・啓蒙する立場から、マスコミや官公庁に積極的に起業関連の情報提供しており、内閣府や新聞などでデータやコメントが取り上げられている他、起業家の紹介などもしています。
創業、スタートアップは起業家や扱うテーマがユニークなものが多い他、ますます関心の高まっているトレンドです。会社設立直後に創業手帳を登録した起業家の中には、その後社会的にユニークな取組や、メディア掲載、大型資金調達や上場した会社も多くあります。そうした日本の成長点であり、ホットな人達である創業者・起業家が日本で最も多く集まっているのが創業手帳です。
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