タイプによって働き方への悩みや不安はどう違う?採用するなら知っておきたいパート主婦の4タイプ

「anレポート」が主婦の働き方に関する調査結果を発表

総合人材サービス、パーソルグループの株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:
峯尾太郎)が運営するアルバイト求人情報サービス「an」< http://weban.jp/ >は、人事・採用担当者のための情報サイト「anレポート」にて、パートに従事する主婦を対象に働き方に関する調査を実施いたしました。

▼「anレポート」:パートに従事する主婦に関する調査結果
http://weban.jp/contents/an_report/repo_cont/trend/20161212.html
 女性の一層の社会進出が推進されている今、アルバイト・パート採用においても主婦に熱い注目が集まっています。人手不足において貴重な戦力となってくれる主婦を採用し、長期にわたり雇用をするためには、主婦の志向性をしっかりと理解しなければいけません。そこで今回のanレポートでは、現在パートに従事する主婦を「子供の有無」と「本人年齢」を踏まえた以下の4タイプに分け、それぞれの特徴を詳しく見ていきます。パート主婦を理解するためにぜひお役立てください。

【パート主婦の4タイプ】
1.小3以下の子供がいる主婦
2.小4以上~独立前の子供がいる主婦
3.子供を持たない20~30代主婦
4.子供が独立している主婦、または子供を持たない40~50代主婦

■アルバイト・パートの属性割合と、パート主婦のタイプ別割合
 アルバイト・パートの属性割合で、最も割合が高いのは『主婦』43%です。次いで『フリーター』24%、『シニア』23%と続きます。『学生』は9%と最も少ない状況です。(図1)
 続いて、パート主婦のタイプ別割合は、『1.小3以下の子供がいる主婦』、『2.小4以上~独立前の子供がいる主婦』、『4.子供が独立している主婦、または子供を持たない40~50代主婦』がそれぞれ約30%前後と多く、『3.子供を持たない20~30代主婦』は最も少ない状況です。(図2)

(図1)アルバイト・パートの属性割合       (図2)パート主婦のタイプ別割合

 

 

 

 

 


■パート主婦のタイプによって、就業するにあたり不安なポイントは違ってくる。

(図3)就業するにあたり不安なこと


番号はそれぞれ以下のタイプ
 1.小3以下の子供がいる主婦
 2.小4以上~独立前の子供がいる主婦
 3.子供を持たない20~30代主婦
 4.子供が独立している主婦、または子供を持たない40~50代主婦


 『1.小3以下の子供がいる主婦』と『2.小4以上~独立前の子供がいる主婦』は、「子供の病気の時、行事の時に休めるか」「家事・育児と両立できるか」といった独立前の子供がいるからこその共通の不安を持っている人が多いことが分かりました。
 『1.小3以下の子供がいる主婦』は、子供から手が離せない人が多く、他の主婦に比べて働ける時間が短いことや、子供が熱を出した際に仕事を休めるか、ということを重視する人が多いのが特徴です。このタイプの主婦に対しては、子育てしながら働くことへの理解ができるかどうかがポイントになってきます。(図3-①)
 『2.小4以上~独立前の子供がいる主婦』も、『1.小3以下の子供がいる主婦』と同様の家事・子育てに関する不安を持っています。さらにこのタイプは、「同僚と馴染めるか」「体力はもつのか」「仕事のブランクで勘が鈍っていないか」という仕事に関する不安も高い数字が出ています。(図3-②) 中でも、「仕事のブランクで勘が鈍っていないか」は他のタイプより数字が高いのが特徴です。フリーコメントでは、年齢や仕事のブランクの壁に直面し、不安や自信のなさを感じている人も見受けられました。このタイプの主婦に対しては、ブランクや年齢による不安を払拭させられるようなフォロー体制がポイントになるでしょう。

 一方、『3.子供を持たない20~30代主婦』と『4.子供が独立している主婦、または子供を持たない40~50代主婦』は、「同僚と馴染めるか」「体力はもつのか」といった仕事に関する不安を持っている人が多いこと分かりました。
 『3.子供を持たない20~30代主婦』は、採用側からすると多めにシフトに入れると思いがちですが、妊娠活動や家事との両立のために、正社員ではなくパートを選ぶ人や夫の扶養内での働き方を望む人もいます。他のタイプの主婦と比べて多く稼働できるわけではなく、むしろ希望シフト数は若干少な目の「3~4日」となっています。また、働き方に不安を持ちつつも、「労働条件・制度にウソはないか」という不安も他のタイプの主婦より高めとなっており(図3-③)、求人原稿内容についても細かくチェックする人が多いのではないかと推察されます。他の求職者に対しても言えることですが、このタイプの主婦に対しては特に、求人原稿の情報を充実させること、自社(自店)ならではの魅力をアピールすることがポイントになりそうです。
 『4.子供が独立している主婦、または子供を持たない40~50代主婦』は、比較的時間に余裕があるためか、他の主婦に比べて「時間の融通」をそれほど重視していません。また、今回の4つのタイプの中では本人の平均年齢が最も高い(50歳)ためか、「体力はもつのか」という不安が他のタイプの主婦に比べて高くなっています。(図3‐④) 年齢による体力の衰えを感じ始めている人も多いようで、「収入を考えるともっと働いた方が良いが、体力的に難しい」といったコメントも見られ、無理せずコツコツ長く働きたい志向性があるようです。このタイプの主婦に対しては、無理せず自分のペースで働ける点や、他のスタッフと和気あいあいと働ける点をアピールすると良いでしょう。

その他、「anレポート」サイトでは、4タイプに分類した主婦について詳細な調査結果を掲載しています。詳しくは下記をご確認ください。
▼「anレポート」:パートに従事する主婦に関する調査結果
http://weban.jp/contents/an_report/repo_cont/trend/20161212.html

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■「PERSOL(パーソル)」について
 2016年7月に誕生した、国内外80社を超える「テンプグループ」の新たなグループブランドです。ブランド名の由来は「PERSON=人の成長を通じて」と「SOLUTION=社会の課題を解決する」。「人は仕事を通じて成長し、社会の課題を解決していく。だからこそ、はたらく人の成長を支援し、輝く未来を目指したい」という想いを込めています。当グループは今後「PERSOL(パーソル)グループ」として、グループビジョン「人と組織の成長創造インフラへ」を実現すべく、グループ一体となって労働・雇用の課題の解決に全力で取り組んでまいります。

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東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F・28F
電話番号
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代表者名
峯尾太郎
上場
未上場
資本金
-
設立
1989年06月