【調査レポート】英会話学習者の9割に挫折経験あり。その理由から考察する「これからの英会話」とは

英会話学習挫折の三大原因は「オンラインへの気疲れ」「講師の質のばらつき」「予約の面倒さ」。これらの解決策とは?

株式会社スピークバディ

AI英会話アプリ「スピークバディ」の開発・運営を行う株式会社スピークバディ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:立石剛史、以下「当社」)は、英会話学習経験のある男女554名に英会話学習に関する調査(以下「本調査」)を実施しました。

英会話学習者の課題や学習ツールの変化を確認する目的で行った本調査では、過去に英会話サービスに課金したことのある人の9割以上が途中で挫折・中断してしまっていたことが判明。その理由を明らかにするとともに、近年多様化している様々な会話学習ツールに対する認知・意向を聞きました。

  • 調査結果サマリー

 ・過去に英会話学習サービスに課金した人の92%が中断・挫折している。
 ・その理由の上位には「オンラインへの気疲れ」「講師の質のばらつき」「予約の面倒さ」が挙げられた。
  理由の傾向は、経験したことのある学習方法により異なった。
 ・近年、英会話学習ツールの多様化が進んでいるが、「AIで英会話学習できるサービス」があることを「知っている」もしくは「使っている」学習者は3分の1程度にとどまり、まだ浸透しているとは言い難い結果となった。
 ・しかし、英会話上級者では約半数が「知っている」もしくは「使ったことがある」と回答した。
 ・今後の英会話学習相手として「ネイティブ発音のAI」は「ネイティブ講師」に次いで2位となり、「日本人講師」「非ネイティブの講師」を上回った。
  

  • 実施概要

 調査タイトル :英会話学習者の課題や学習ツールに関する意識調査
 調査対象   :過去に有料の英会話学習*を経験したことのある方
 年代     :25歳〜54歳
 実施期間   :2022年11月29日〜12月1日
 調査方法   :インターネット調査
 有効回答数  :554名
 
 * 有料の英会話学習として、オンライン英会話・教室型の英会話・コーチング・有料の英会話スマホアプリ、短期の語学留学などを例示。書籍での自主学習やYouTubeなどの無料動画閲覧のみは対象外とした。
 
 ※調査結果を使用する場合、「出典:スピークバディ」と記載してご利用ください。
 ※Webに掲載する場合、弊社広報担当(pr@speakbuddy.jp)までご連絡いただき、出典元として、下記リンクを掲載ください。
  URL:https://www.speakbuddy.jp/
  

  • 主な調査結果

【1】これまでの英会話学習の内容と挫折有無
 -1  取り組んだことのある英会話で最多は「対面式のグループ英会話」
 -2  有料の英会話学習に取り組んだ人の92%が中断・挫折経験あり 


 【2】3人に1人が、挫折・中断理由(*2)として「先生による質のばらつき」をあげ最多
 *2 理由を聞く質問は、経験したことのある英会話学習方法として「対面式のグループ英会話」「対面式のマンツーマン英会話」「オンライン英会話」を経験したことのある回答者のみに提示した
 
 -1  挫折・中断理由:全体結果
 回答はややばらつきあり。「先生によって質のばらつきがある」「費用が高いと感じた」「希望の先生の予約が取りづらい・面倒」「通うのが難しくなった・面倒になった」「先生との会話に気を遣う・気疲れする」など

-2 挫折・中断理由:経験したことのある学習方法別
 1)オンライン英会話経験者の3人に1人「先生との会話に気を遣う・気疲れする 

2)対面式のマンツーマン英会話経験者の4割以上「先生によって質のばらつきがある」

​3)対面式のグループ英会話経験者の約半数「通うのがむずかしくなった・面倒になった」


【3】新たな学習ツールへの関心・認知
 -1 「AIで英会話学習できるサービス」利用経験は、上級者ほど高い
 全体で見ると「使ったことがある・使っている」学習者は10%程度にとどまるが、会話レベルを「ビジネスレベル」に絞ると、1/3以上に利用経験がある。 

 -2 英会話学習の相手としての意向を問うと、「ネイティブ発音のAI」は「ネイティブ講師」に次いで2番目に高く、「日本人講師」「非ネイティブの講師」を上回った。 

    

  • 考察

【従来の学習方法と「気を遣う」日本人とのアンマッチ】
 従来の学習方法についての挫折理由を聞くと、講師の質のばらつき・対話による気疲れなど、講師を相手とする以上避けられない項目が上位に挙げられた。また、回答者の75%と多数が自身を「気を遣う性格」だと回答していること、オンライン英会話経験者の挫折理由の1位が「先生との会話に気を遣う・気疲れするから」だったことから、日本人において一般的といえる「気を遣う」性質に対して、普及している学習ツールではミスマッチが生じていると考えられるのではないか。
 
 【解決策としてのAI英会話の可能性】
 1990年代のグループ・マンツーマンでの英会話教室に続き、2000年代後半からインターネットの浸透に伴い普及したオンライン英会話へと、英会話学習の利便性は年々高まっている。この流れに続いて2010年代後半からデジタル技術の進歩にともなって、AIとの英会話学習を提供するサービスが登場しており、今回の調査ではその認知や経験有無を確認した。
 まだ全体における「AI英会話」の経験・認知割合は低いものの、英会話上級者に回答を絞ると全体の1/3が経験しているという結果が出た。上級者であるほど、従来の学習方法に囚われず常により有効な手段を検討していると考えられ、今後のAI英会話に対する学習者の注目に期待しながら、継続して確認していきたい。
  

  • ​​会社概要

 【会社名】  株式会社スピークバディ
 【英語表記】 SpeakBUDDY Ltd.
 【所在地】  東京都中央区日本橋1-4-1日本橋一丁目三井ビルディング5F
 【代表者】  代表取締役 立石剛史
 【設立年月日】2013年5月
 【事業内容】
 ・AI英会話「スピークバディ」の開発・運営
 ・オンライン英語コーチング「スピークバディ パーソナルコーチング」の運営
 ・英語学習者の悩みにプロの英語コーチが回答するQ&Aサイト「スピークバディ 英語学習Q&A」の運営
 【URL】   https://www.speakbuddy.jp/

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会社概要

株式会社スピークバディ

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URL
https://speakbuddy.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋1-4-1 コレド日本橋5F
電話番号
-
代表者名
立石剛史
上場
未上場
資本金
-
設立
2013年05月