「第10回全国梅酒品評会2025」入賞梅酒が決定!85社141品の「梅酒」の中から48品が選出されました。
日本全国の酒蔵が造る「梅酒」を食と酒のスペシャリストが審査する唯一の審査会「全国梅酒品評会」(主催:一般社団法人梅酒研究会)にて2025年度の入賞梅酒が選出されました。

『全国梅酒品評会』は、梅酒の普及と振興、そして品質向上を目的として2015年より年に一度開催されています。
第10回となる2025年度は、日本全国から85社・141品の梅酒が出品されました。また、昨年より新設された「プレミア梅酒」部門を含め、全9カテゴリーに分類し、それぞれの審査を実施。審査は、日本を代表する食と酒のスペシャリスト15名により、厳正に行われました。
◆審査員紹介◆
【審査委員長】敬称略
明星 智洋:一般社団法人梅酒研究会代表理事
【審査員】※順不同、敬称略
阿部 誠:日本ソムリエ協会副会長
渡辺 ひと美:SSI顧問
あおい 有紀:酒サムライ、フリーアナウンサー
藤森 真:ワインスクール・シャルパンテ・カレッジ学長、シニアソムリエ、唎酒師
入江 瑛起:麺劇場玄瑛オーナーシェフ
森田 隼人:クロッサムモリタオーナーシェフ
中山 洋平:エクラデジュールパティスリーオーナーシェフ
福田 貴之:紀尾井町福田家4代目社長
峯岸 暁:ザ・リビングオーナー
愛華 みれ:女優
倉田 真由美:漫画家
吉永 智征:株式会社Mizkan社長
野口 良介:atelier sanmiオーナー
五十嵐 隆:株式会社成城石井 執行役員コミュニケーション本部本部長

【審査員】※順不同、敬称略





◆第10回全国梅酒品評会2025 入賞梅酒一覧◆ ※都道府県順
【ホワイトリカー梅酒】部門
東京都 合同酒精 株式会社 「鴬宿梅 香りうらら」
石川県 株式会社 小堀酒造店 「萬歳楽 加賀梅酒」
和歌山県 株式会社 マルリョウナガオカ 「梅干屋のおすそわけ梅酒」
和歌山県 株式会社 東農園 「五代庵 原酒梅酒」
和歌山県 株式会社 梅一番井口 「本格梅酒 原酒 紀州絵巻」
大分県 株式会社 おおやま夢工房 「3年熟成 熟成梅酒 ゆめひびき」
【本格焼酎梅酒】部門
福岡県 株式会社 紅乙女酒造 「紅乙女梅酒」
福岡県 株式会社 喜多屋 「尽空梅酒 恋空」
福岡県 西吉田酒造 株式会社 「つくし梅酒 17度」
福岡県 大賀酒造 株式会社 「太宰府梅酒 東風の梅」
大分県 株式会社 久家本店 「いやんばい梅酒」
【日本酒梅酒】部門
山形県 出羽桜酒造 株式会社 「出羽桜 本格梅酒 すっぱい辛口」
山形県 出羽桜酒造 株式会社 「出羽桜 本格梅酒 はなやぐ完熟」
福島県 千駒酒造 株式会社 「千駒 日本酒でつくった梅酒」
埼玉県 権田酒造 株式会社 「はちみつ梅酒 玉津留」
新潟県 弥彦酒造 株式会社 「弥彦浪漫 梅酒」
福井県 株式会社 越の磯 「越前梅酒 純米酒仕込み」
愛知県 東春酒造 株式会社 「東龍 梅酒」
滋賀県 美冨久酒造 株式会社 「美冨久 日本酒仕込 梅酒」
兵庫県 沢の鶴 株式会社 「沢の鶴 古酒仕込み梅酒」
熊本県 通潤酒造 株式会社 「山の都に咲く梅酒」
【ベース混合梅酒】部門
千葉県 亀田酒造 株式会社 「寿萬亀 蔵元の大吟醸仕込み うめ酒」
新潟県 玉川酒造 株式会社 「越後武士 梅酒」
兵庫県 株式会社 小山本家酒造 灘浜福鶴藏「絲 ito PREMIUM UMESYU」
福岡県 寒北斗酒造 株式会社 「ヴァリスイート 貴醸梅酒」
大分県 老松酒造 株式会社 「天空の月」
鹿児島県 天星酒造 株式会社 「菱田蒸溜所梅酒 バーボンカスクフィニッシュ」
【ブランデーブレンド梅酒】部門
秋田県 秋田県醗酵工業 株式会社 「デラックス 梅の実しずく」
茨城県 明利酒類 株式会社 「百年梅酒 プレミアムエディション」
東京都 合同酒精 株式会社 「本格梅酒 鴬宿梅 極上」
和歌山県 株式会社 東農園 「ブランデー梅酒 庄屋善八」
【柑橘系ブレンド梅酒】部門
和歌山県 中野BC 株式会社 「紀州の梅酒とシークワーサー」
大分県 株式会社 久家本店 「かぼすと梅酒のものがたり」
大分県 老松酒造 株式会社 「天空の月 ゆず梅酒」
大分県 老松酒造 株式会社 「天空の月 かぼす梅酒」
【ブレンド梅酒】部門
東京都 合同酒精 株式会社 「TAN TAKA TAN SHISO梅酒」
愛知県 中埜酒造 株式会社 「國盛 紅茶梅酒」
佐賀県 天吹酒造 合資会社 「tete アロマティクス ジャパンボタニカルズ」
沖縄県 請福酒造 有限会社 「梅ラム樽仕込み」
【にごり梅酒】部門
茨城県 根本酒造 株式会社 「華世」
新潟県 株式会社 八海山 「八海山の焼酎で仕込んだ梅酒 にごり」
愛知県 中埜酒造 株式会社 「國盛 にごり梅酒 知多」
佐賀県 合資会社 光武酒造場 「光武 癒しの梅酒」
【プレミア梅酒】部門
石川県 株式会社 小堀酒造店 「萬歳楽 加賀梅酒 五年熟成」
和歌山県 株式会社 東農園 「古酒梅酒 庄屋善八 the Time」
佐賀県 宗政酒造 株式会社 「宗政 大吟醸仕込梅酒「煌珠」Premium」
佐賀県 天吹酒造 合資会社 「天吹梅酒 龍王 大吟醸仕込」
大分県 株式会社 おおやま夢工房 「5年樽熟成 樽仕込高級梅酒 ゆめひびき」
◆第10回全国梅酒品評会2025について◆







<全国梅酒品評会2025出品要項>
審査日:2025年10月18日(土)
会 場:東京都文京区湯島3丁目29-5 湯島天満宮「梅香殿」
開 催:一般社団法人梅酒研究会
【ご挨拶】
皆様、大変お世話になっております。
平素は一般社団法人梅酒研究会の活動にご協力をいただき、誠にありがとうございます。
梅酒単体で評価される専門的な品評会がないという状況に端を発し、「全国梅酒品評会」が初めて開催されてより、今年で十年目の節目を迎えることとなりました。今、「とうとう、ここまで」という思いと「まだまだ、ここから」という思いの両方が胸に去来しております。
近年、全国の製造企業様の弛まぬ努力により、これまでにない格の高さを表現した贅沢な梅酒が見られるようになり、また、数々の新しい試みがなされ、梅本来の味わいの価値とは何かを問われる段階になりつつあることから、昨年の審査より、高額梅酒を審査する「プレミア梅酒」部門を設け、さらに、評価基準の「外観」を廃止し、新たに「梅らしさ」の基準を以て、評価を行うことといたしました。
おかげさまで、新たに設けた「プレミア梅酒」部門にも多数ご出品をいただき、それぞれの製造企業様のこだわりが存分に発揮された非常にレベルの高い品質の梅酒に、審査員一同、改めて目を見張るものがございました。「梅らしさ」の評価軸は、それぞれの部門でこれまでやや曖昧となっていた梅酒としての美味しさの基準を改めて見直すことにつながり、ディスカッションの中で説得力のある意見を交換することに大きく寄与したと感じております。
梅酒文化はいよいよ海を越えて、世界中に発信される時代になっております。私共の掲げるスローガン『梅酒を國酒に』は、海外からの目で見れば、限りなく実現に近づいていると、最近は、特に強く実感するようになってきております。その中で、梅酒が何を以て美味しいのか、優れているのかの指標を示すことは、梅酒のみを扱うこの品評会にしかできない大切な使命だと肝に銘じ、常に梅酒文化発展の未来を見つめて開催に当たります。ここまでの十年の歩みを、時勢に合わせ、製造企業様の多大なるご協力の元、次の十年へと、さらなる力強さを以て前進させてまいります。
一般社団法人 梅酒研究会
代表理事 明星 智洋
<開催概要>
【目的】
・梅酒の普及と振興、梅酒の品質向上を図る。
・マスコミへのニュース提供により露出を高め、広く一般消費者にPRすることで、販売増加を図る。
・梅酒を日本を代表する「國酒」として政府機関から認定されるよう働きかける。
【審査対象】
・日本で製造販売されていて、商品名やラベルに「梅酒」の文言が入っている全てのアルコール飲料
・「全国梅酒まつり」などの梅酒イベントでの販売を許可できないものは除く
・「全国梅酒品評会」にて過去「殿堂入り」(金賞を三度受賞)したものは除く
・「梅ワイン」=梅実を原料にアルコール発酵させた醸造酒(ワイン)のみで造られたもの除く
【審査方法】
エントリーされた梅酒を下記が示す9種類のカテゴリーに分類する。
1ホワイトリカー梅酒 2本格焼酎梅酒 3日本酒梅酒 4ベース混合梅酒 5ブランデーブレンド梅酒
6柑橘系ブレンド梅酒 7ブレンド梅酒 8にごり梅酒 9プレミア梅酒
・審査はブラインド方式で行う。審査員にはメーカー名・ブランド名を伏せ、梅酒は番号のみで識別する。
・梅酒製造に関わる審査員は、自社(それに準ずる)の梅酒が出品されてるカテゴリーの審査を行わない。
・審査員は各カテゴリー3~5名とし、それぞれチームリーダーを選出する。各自が審査用シートを使用してテイスティングした後、同じカテゴリーを審査する審査員同士でディスカッションを行う。
・審査員は、香り・味・バランス・梅らしさについて評価し、ディスカッションを基にした総合的な評価をチームリーダーがまとめ、金銀銅賞を裁決する。
【各賞の基準】
金 賞:各カテゴリーにおいて、香り・味・バランス・梅らしさが日本一級のレベルに達している梅酒
銀 賞:各カテゴリーにおいて、香り・味・バランス・梅らしさが卓越した梅酒
銅 賞:各カテゴリーにおいて、香り・味・バランス・梅らしさが優れている梅酒
・各チームリーダーは、金銀銅賞の梅酒の番号を記入し、封筒に入れて密封する。
・この結果は、審査委員長に手渡され、発表まで厳重に管理される。
※過去の「全国梅酒品評会」と合わせ、金賞を三度受賞した梅酒は「殿堂入り」と認める。
「梅酒カテゴライズ定義」について
近年、梅酒の人気が拡大し、多くの企業様から多様な梅酒が生産され、販売されるようになってきました。
2014 年までに各地で行われた梅酒審査でも、様々なベースアルコールを用いた梅酒や、梅以外の原料でフレーバーを加えられたブレンド梅酒などが数多く出品されており、今後、この傾向は続き、拡大していくことが予想されます。
そういったなかで、梅酒を一般消費者にも分かりやすく、なじみ深いものとするために「全国梅酒品評会」においては梅酒を9種類のカテゴリーに分類し、それぞれのカテゴリーで審査を行っていくことにいたしました。
【蒸留梅酒(じょうりゅううめしゅ)】
蒸留酒のみをベースとして、梅の実、糖もしくは甘味料、酸味料、香料、着色料のみを原料に造られた梅酒。蒸留酒とは、ホワイトリカー・本格焼酎・ウイスキー・ウォッカ・ラム・ジン・テキーラ・・・などの蒸留酒をさし、ブランデーは除外する。ブランデーを使用した梅酒はブレンド梅酒に分類される。 糖もしくは甘味料、酸味料、香料、着色料は必ず使用しなければならないものではない。
1. ホワイトリカー梅酒
ホワイトリカーとは、甲類焼酎(連続式蒸留しょうちゅう)をさす。ホワイトリカーのみをベースとして、梅の実、糖もしくは甘味料、酸味料、香料、着色料のみを原料に造られた梅酒。
2. 本格焼酎梅酒本格焼酎とは、乙類焼酎(単式蒸留しょうちゅう)をさす。本格焼酎のみをベースとして、梅の実、糖もしくは甘味料、酸味料、香料、着色料のみを原料に造られた梅酒。
【醸造梅酒(じょうぞううめしゅ)】
醸造酒のみをベースとして、梅の実、糖もしくは甘味料、酸味料、香料、着色料のみを原料に造られた梅酒。醸造酒とは、日本酒(清酒)・ワイン・・・などの醸造酒をさす。 糖もしくは甘味料、酸味料、香料、着色料は必ず使用しなければならないものではない。
3. 日本酒梅酒日本酒のみをベースとして、梅の実、糖もしくは甘味料、酸味料、香料、着色料のみを原料に造られた梅酒。
【ベース混合梅酒(べーすこんごううめしゅ)】
蒸留酒もしくは醸造酒を主とした分類の異なる複数の酒類をベースとして、梅の実、糖もしくは甘味料、酸 味料、香料、着色料のみを原料に造られた梅酒。 蒸留酒とは、ホワイトリカー・本格焼酎・ウイスキー・ウォッカ・ラム・ジン・テキーラ・・・などの蒸留酒をさし、ブランデーは除外する。ブランデーを使用した梅酒はブレンド梅酒に分類される。
醸造酒とは、日本酒(清酒)・ワイン・・・などの醸造酒をさす。 糖もしくは甘味料、酸味料、香料、着色料は必ず使用しなければならないものではない。
4. ベース混合梅酒
蒸留酒もしくは醸造酒を主とした分類の異なる複数の酒類をベースとして、梅の実、糖もしくは甘味料、酸味料、香料、着色料のみを原料に造られた梅酒。
【ブレンド梅酒(ぶれんどうめしゅ)】
特定の風味を与える酒類もしくは果実・果汁、香辛料などを加えて造られた梅酒、または蒸留梅酒と醸造梅 酒とベース混合梅酒で定めた原料以外を加えて造られた梅酒。
5. ブランデーブレンド梅酒
蒸留梅酒と醸造梅酒とベース混合梅酒で定めた原料に加えて、ブランデーを用いて造られた梅酒。
6. 柑橘系ブレンド梅酒
蒸留梅酒と醸造梅酒とベース混合梅酒で定めた原料に加えて、柑橘類の果実・果汁を用いて造られた梅酒。
7. ブレンド梅酒
ブランデーブレンド梅酒・柑橘系ブレンド梅酒を除くブレンド梅酒。
【にごり梅酒(にごりうめしゅ) 】
原料に梅実の果肉もしくはその他の果実の果肉などの風味を出すための固形分を用いて濁らせた梅酒。
8. にごり梅酒
原料に梅実の果肉及びその他の果実の果肉などの風味を出すための固形分を用いて濁らせた梅酒。
【プレミア梅酒(ぷれみあうめしゅ)】
希望小売価格(参考小売価格)が720mlあたり5,000円(税抜)以上となる梅酒。
9.プレミア梅酒
希望小売価格(参考小売価格)が720mlあたり5,000円(税抜)以上となる梅酒。
※ 糖もしくは甘味料とは、砂糖(氷砂糖・双目糖・上白糖・液糖・和三盆・甜菜糖・黒砂糖など)・果糖・オリゴ糖・蜂蜜・ステビアなどをさす。
※ 分類を同じくする複数の酒類をベースとした梅酒は、ベース混合梅酒とされない。(複数の本格焼酎をベース とした梅酒=本格焼酎梅酒、複数の日本酒をベースとした梅酒=日本酒梅酒)
◆日本全国48品の梅酒から「金賞」「銀賞」「銅賞」を発表◆
9部門のカテゴリーごとに「金賞」「銀賞」「銅賞」を決定。表彰式を開催し発表いたします。表彰式では受賞蔵に賞状とメダルが授与されます。
【第10回全国梅酒品評会2025 表彰式】
開催日:2025年11月21日(金)
場 所:京都府京都市 北野天満宮「紅梅殿」
全国の梅酒ファンの皆様、発表までどうぞ楽しみにお待ちくださいませ。また報道関係各位におかれましてはぜひその瞬間にお立合いください。

主 催:全国梅酒品評会実行委員会
事務局:一般社団法人梅酒研究会
お問合せ:電話 03-6228-1183/メール info@umeshu-sg.jp
一般社団法人梅酒研究会オフィシャルサイト
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