国境を越えた相互支援。中国からマスクなどお返し

新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマスクや防護服などの不足が続くなか、ARROWSが支援を行った中国から、4月13日お返しとしてサージカルマスクとサージカルガウンが届けられました。

認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン（PWJ、本部=広島県神石高原町、代表理事=大西健丞）が運営する「空飛ぶ捜索医療団ARROWS（アローズ）」は、今年1月から2月かけて、新型コロナウイルスの感染が中国で拡大した際に、マスクや防護服など計約1トンの物資を現地に贈っています。その後日本でも感染が拡大し、マスク不足などが深刻化していることから、今度は中国の小売り大手物美グループ様、株式会社陸川様、山東省恩恵医療器械有限公司様などから支援の申し出があり、柔らか三層マスク48,000枚、サージカルマスク12,000枚、アイソレーションガウン2,000枚着が日本に到着しました。

「日本頑張れ！」と書かれたメッセージ

柔らか三層マスクは、東京都内274の介護・福祉施設に届けられました。また、アイソレーションガウン2,000枚は東京都医師会へ、サージカルマスクは購入分と合わせ計11万4千枚が東京都医師会を通じ都内の診療所に届けられる予定です。

 

ARROWS は、1月末からこれまで医療機関や福祉施設などに備蓄マスクや防護服、トリアージ用のレスキューテントなどを届けています。また、今回の事業経費などについては、村上財団がマッチング寄付を提供しているYahoo!募金へのご寄付などから負担されます。

◆「Yahoo!ネット募金」募金ページ：https://donation.yahoo.co.jp/detail/925039/
◆ 新型コロナウイルスと闘う、日本の医療を守る！：https://peace-winds.org/support/covid-19

支援活動にあたっては、ARROWS医師の指導のもと、感染予防および衛生管理を徹底して行っています。
新型コロナウイルス感染症の影響を少しでも減らすため、あらゆる力を結集し、一人でも多くの命を救う取り組みが求められています。報道機関の皆様におかれましては、ぜひご関心をお寄せいただきますようお願い申し上げます。

特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン：https://peace-winds.org/