Eco-Pork、JETROとClimate-KICのクライメートテック海外展開支援プログラム「J-StarX Global Growth for Climate Tech in Europe」に採択
日本発の養豚DXで、欧州クライメートテック市場に挑戦
データ活用による養豚DXソリューションの提供を通じて、畜産業の持続可能化を目指す株式会社Eco-Pork(本社:東京都、代表取締役:神林 隆、以下「当社」)は、このたび、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)と、欧州最大級のクライメートイノベーション機関Climate-KICが共同で実施する「J-StarX Global Growth for Climate Tech in Europe」(以下「J-StarX」)に採択されたことをお知らせいたします。

■ J-StarXについて
経済産業省が主導する起業家育成・海外展開支援プログラムで、世界に挑戦する日本発スタートアップを対象に、グローバル成長を後押しすることを目的としています。
今回実施される「Global Growth for Climate Tech in Europe」は、欧州の主要クライメートテック市場を舞台に、現地の投資家・企業・研究機関などとのネットワーク構築を支援し、その後の事業展開を目指すプログラムです。選抜された5社は、Climate-KICによる最大66.5時間の個別メンタリングを受けながら、現地の気候テック・スタートアップエコシステムに参加します。
また、本プログラムでは、ヘルシンキで開催される「Slush」やバルセロナの「Cleantech Forum」など、世界有数のクライメートテック関連イベントへの参加を通じて、欧州市場におけるプレゼンス向上と事業連携の機会を創出します。
■ Eco-Porkについて
豚の頭数カウントや体重推計を自動で行うAIカメラ「PigDataStation」やクラウド型養豚経営支援システム「Porker」など、データに基づく養豚DXソリューションを提供し、生産性向上と環境負荷低減の両立を目指しています。これらの技術を活用することで、飼料効率の改善や出荷の最適化、そして温室効果ガス排出量の削減を可視化し、畜産業における持続可能な成長モデルの構築に取り組んでいます。
■ J-StarXの活用
今回のJ-StarX採択は、当社が日本国内およびウクライナで進めている「データ駆動型の畜産カーボンマネジメント」の取り組みを、欧州クライメートテック市場へ拡張する重要なステップとなります。
欧州では、アニマルウェルフェアや温室効果ガス削減など、畜産分野における環境対応の高度化が進む中、当社は、AIとデータを活用した養豚DXソリューションとカーボンマネジメントの両立により、環境と生産性を両立する新たな畜産モデルを提案します。
これらの技術を通じて、養豚業の持続可能化と循環型社会の形成に貢献してまいります。
■ 代表コメント(Eco-Pork代表取締役 神林 隆)
JETROからこのような機会をいただいたことを、大変光栄に思います。
畜産の持続可能化は、世界の食と環境の未来を左右する重要なテーマです。
私たちは、ヨーロッパの多様な食肉文化を次世代につなぐために、これまで培ってきた技術とノウハウを最大限に活用していきます。
すでに取り組んでいるアメリカやウクライナをはじめ、養豚はアジア、南米、アフリカにも広く根付いています。
今回のプログラム採択を、世界各地で持続可能な畜産モデルを実現していくための重要な一歩としたいと考えています。
▼J-StarX Global Growth for Climate Tech in Europe 公式HP
https://www.jetro.go.jp/ext_images/services/jstarx/pdf/2025ClimateTech_Europe_boshu.pdf
株式会社Eco-Pork https://eco-pork.com/
”次世代に食肉文化をつなぐ”を企業理念に掲げ、世界40兆円市場である養豚の、データによる持続可能化を目指しています。養豚の全てをデータで可視化する養豚経営支援システム 「Porker」および、関連するIoT機器を開発・販売しています。
経済産業省「グローバル・スタートアップ・エコシステム強化事業(2021年度)」、「J-Startup Impact(2023年度)」、農林水産省「令和2年度・令和3年度/令和4年度・令和5年度 スマート農業実証プロジェクト」、「中小企業イノベーション創出推進事業(フェーズ3基金)第1回公募」、「NEDOディープテック支援基金/ディープテック支援事業」などにも選定・採択されています。
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